Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ヘラクレス戦反省会 トップ下をやらせてあげて・・・

日曜日に行われたエールディヴィジ第3節、アルメロヘラクレスと対戦したフェイエノールト。ルク・カスタイニョスがスタメン起用されるもAAヘント戦の疲れを引きずり、精彩のないプレーで1-1で引き分けた。ゴールを決めたのはジョルジニオ・ワィナルドゥム。

金曜日に「ローテーションはしない」とか言っていたマリオ・ベーンだが、金曜土曜のトレーニングで好調だったカスタイニョスをスタメンのスピッツで起用。ただその他はAAヘント戦と変わらず、ブルーノ・マルティンス・インディもスタメンCBでエールディヴィジ初出場を果たした。

ヘラクレスがやや主導権を取りつつ始まった前半。

マルティンス・インディへのファールでプレットにイエローカード。クアンサーが後ろからカスタイニョスの左足首にタックルでイエローカード

15分にヘラクレスのCK。ニアでなぜかフリーのロームスに頭であわせられて先制を許す。ヘラクレスベンチで無反応のペーター・ボス・・・。

フェイエノールトもある程度ポゼッションできるものの、ヘラクレスのプレッシャーの前にロングボールが多くなりなかなかシュートまでもっていけない。この日もデ・クレルのCKが精度を欠いた。

41分ワィナルドゥムが中央で素晴らしい動きを見せ、浮き球を上手くコントロールしてのシュートはバー直撃。

前半相手との接触で臀部を痛めたカリムに替わりリッキー・ファン・ハーレンを投入して後半開始。

後半最初のCK。ようやくデ・クレルが良いボールを蹴るとニアでマルティンス・インディが頭でファーに流したが、カスタイニョスは惜しくも触れず。さらに右サイドでのスローイングからワィナルドゥムのクロスがゴール前のスハーケンに届くが。ヘディングはヒットせず。

後半出だしに立て続けにチャンスを創ったフェイエノールトだが、その後再びヘラクレスに圧倒され、逆にプレット、エバートン、ダグラスらに危ない場面を創られる。フェイエノールト守備陣も集中力を欠いたプレーが見られたが、幸運にもこの時間帯の失点は無し。

ブラインスを下げてカブラルを投入。左サイドでgdgdやっていたワィナルドゥムがトップ下に入って急に活き活きとし出す。それでもなかなか流れを変えられなかったフェイエノールトだが、デ・クレルのパスを受けたワィナルドゥムがミドルシュートを突き刺してようやく同点。

75分 カスタイニョスを下げてスモロフを投入。

86分エリア内でフリーのプレットに決定的シュートを浴びるがムルデルが弾いたボールはバー直撃で命拾い。

87分フラールのフィードで抜け出したスモロフだがループで狙ったシュートは失敗。

フレデールスを倒してデ・フライにイエローカード

終盤何度かヘラクレスゴールに勢いを持って迫ったフェイエノールトだが、精度も工夫もなくロスタイムにも決勝ゴールを決めることはできず1-1で終了。

Heracles Almelo – Feyenoord 1-1

Scoreverloop:

15’ 1-0 Looms

71’ 1-1 Wijnaldum

Scheidsrechter: Van Boekel

Geel: Plet en Quansah (beiden Heracles Almelo) en De Vrij (Feyenoord)

Opstellingen:

Heracles Almelo: Pasveer; Breukers, Maertens, Van der Linden, Looms; Quansah, Overtoom, Vejinovic (68’ Armenteros); Douglas (63’ Fledderus), Plet en Everton (85’ Houtkoop).

Opstelling Feyenoord: Mulder; De Vrij, Vlaar, Martins Indi, De Cler; El Ahmadi (46’ Van Haaren), Bruins (62’ Cabral), Fer; Schaken, Castaignos (75’ Smolov) en Wijnaldum.

マリオ・ベーン

「前半は多分疲れがあったんだろう。だが選手たちは常にベストを尽くしてくれた。後半我々は勝利を目指して戦い、同点にした後は十分勝てる無いようだったが、残念ながらボールがゴールの中に入らなかった。一つくらいは決めるべきだっただろう。ヘラクレスのゴール前で3対4,5人の状況が何度かあったのに、率直に言って我々のプレーが良くなかった。だがとにかく、後半の我々は多くのチャンスを創ったから勝つことはできただろう」

ジョルジニオ・ワィナルドゥム

「後半の内容からしたら僕らは勝てたはず」

ブラインスが下がった後は10番の位置に。

「ユースでは他のポジションはやったことがない。僕は中盤の真ん中でプレーしたいけれど、トップチームでは普通右か左のウィンガー。決めるのは監督だし、僕はいつも使ってもらって喜んでいるよ。でもできたら10番でプレーできるところを見せたい。今日は良い動きで良いゴールを決められた。シャドウスピッツとしてもっと監督の候補に入ると思う」

マリオ・ベーン

「だが10番でプレーしたい選手はたくさんいる。いつもバランスを取らなければならない。私は毎試合そうしている。だがジーノの10番が選択肢の一つなのは間違いない。時にはフットボール日和見主義にならなければならないこともあるだろう」

攻撃のgdgd感は今日も変わらず。前線には多少目をつぶるとしても、中盤はもっとやってもらわないと困ります・・・。現状、フラール、フェル、カリムの3人は代えが利かないのが悩みどころですね。

スモロフは短い時間ながら多少スピッツとしてマシになったような気がしないでもないですし、カスタイニョスは気長に育てるとして・・・

いま一番シュートまで持って行ける選手は明らかにワィナルドゥム。いい加減「やはりブラインスは諦めて良いんじゃないか」という雰囲気です。FKはそれなりに良いボール蹴ってる時があるんですけどねぇ。ワィナルドゥムのクオリティを考えると、いまは彼の力をゴール前で最大限に引き出させた方が良いのは間違いないんじゃないかと。

週明けのAAヘント戦でマリオが決断するかどうか。というか、ウィンガー諦めてルクとスモロフの下にワィナルドゥム置いた4-4-2というオプションがあっても良いような。