Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

デ・クラシケルで敗戦。デ・カイプで今季初黒星

日曜日に行われたエールディヴィジ第6節、フェイエノールトはデ・カイプでアヤックスとのデ・クラシケルに臨んだが1-2で敗れた。両チーム低調な内容の前半最後にデ・ヨングに不運な先制点を許すと後半立ち上がりにエル・ハムダウイに決められて2失点。フェイエノールトは80分にCKからバイーアが押し込んだが追い上げはならず。前半終盤にロン・フラールステケレンブルフと衝突してハムストリングを痛め交代した。

フェイエノールトはスハーケンを外してスモロフとカスタイニョスの2スピッツ。カスタイニョスが中央に構え、ワィナルドゥムが左サイドやや低めに開く一方で、右サイドとカスタイニョスの近くをウロチョロするスモロフ。右サイドでボールを受けてもアニタのマークをかわせず、逆にスモロフがポジションを離れた時のアニタのマーク役がハッキリせずにかき回されるフェイエノールト。それでもゴール前でDF陣が踏ん張りながらの前半。

カウンターからデ・クレルのクロスにスモロフがネットを揺らしたがオフサイドでノーゴール。デ・クレルにパスが出た時点でスモロフはまったくオフサイドラインに注意せず。

それでもこのカウンターでアヤックスに警戒心を与えられたか、しばらく良い流れでボールを持てたフェイエノールトだがDF陣が速いテンポでボールを回すことができず、テンポの上がらないプレーでアヤックスゴールにはまったく近づけず。

再びスアレス、エル・ハムダウイにゴールを脅かされるとアヤックスのFKをデ・フライがクリアできずファーサイドに流れたところをデ・ヨングに詰められて失点。マーク役のフェルが離してしまう。

フェイエノールトもFKから同点ゴールを狙ったがフラールステケレンブルフと衝突し右足を負傷し交代。ベンチにCBのいないフェイエノールトはカリムを入れてデ・フライをCBに、レールダムを右バックに回してHT。

スモロフを下げてスハーケン投入で4-3-3に戻して後半開始。

出だしからアヤックスの激しいプレスを受けて圧倒されるフェイエノールト。5分間でエル・ハムダウイに2回の決定的、スアレスにも危険なシュートを喰らうが2回のポスト直撃。しかしデ・フライがエル・ハムダウイにオフサイド・ラインを破られてついに2失点目。

後半もなかなかボールを早く動かせないフェイエノールトだが、デ・クレルのオーバーラップとエル・アマーディのクオリティでチャンスメイク。エル・アマーディがゴールライン際までドリブル突破してのクロスにスハーケンがあわせるビッグチャンスもDFのブロックにあい決められず。

次第にアヤックスの時間稼ぎに荒れてくるクラシケル。ボールがサイドラインを割ったフェイエノールトスローインの際にVdヴィールがワィナルドゥムを邪魔してチーム全員絡み合うが、ここではカード無し。

カスタイニョスが豪快にゴールを決めたかと思われたが、わずかにオフサイドでノーゴール。

しかし80分、エル・アマーディが得たCKからバイーアが頭で決めてようやく1-2とするとそれまで静かだった試合がようやく白熱。カブラルを投入し勝負を賭けるマリオ・ベーン。

アヤックススレイマニを下げるが、あからさまにゆっくりと歩いて出ようとするスレイマニバイーアが急かし揉め合いになり、ブロムが両者にイエローカード

ロスタイム4分も含めて終盤力強いプレーを見せたフェイエノールトだが、フェルにゴール前でのこぼれ球でシュートチャンスも枠に飛ばず。エル・アマーディの得たFKもペナルティ・エリア横の難しい位置でブラインスがファーに合わせられず、あまりに反撃が遅すぎた。

Feyenoord – Ajax 1-2

Scoreverloop:

40’ 0-1 De Jong

56’ 0-2 El Hamdaoui

80’ 1-2 Bahia

Scheidsrechter: Blom

Geel: De Cler, El Ahmadi Bahia (Feyenoord), Van der Wiel, Sulejmani, Lindgren (Ajax)

Opstellingen:

Feyenoord: Van Dijk; De Vrij, Vlaar, Bahia, De Cler (80’ Cabral); Leerdam, Bruins, Fer, Wijnaldum; Smolov (46’ Schaken) en Castaignos.

Ajax: Stekelenburg; Van der Wiel, Alderweireld, Vertonghen, Anita; Enoh, De Jong, Lindgren; Suarez, El Hamdaoui en Sulejmani (84’ Emanuelson).

マリオ・ベーン

「圧倒された後半序盤がいまのフェイエノールトの力。だが早くそこから抜け出さなければならない」

「前半終盤での失点はやや不運なモノだった。しかしHT明け直後はあらゆる面で悪いところが出た。私はガッカリしてさらに深くベンチに腰を下ろしてしまったよ。何度も何度もボールを失い、攻撃も遅すぎた。エル・ハムダウイとスアレスがポストに当てて、枠を外れたシュートもあって幸運だった。我々にとってもっと酷いスコアで終わっていた可能性もあった」

バイーアのゴールの後の我々のプレーは良くなった。どうしてそうできたのかは私にも分からない。突然みんな前へ動き出した。実際のところ我々はたった1点差で負けたのを喜ぶべきだろう。正直にならなければならない。アヤックスはいつももっと得点しているからね」

「後半を観れば我々にとってロンが欠かせない選手であることは分かるだろう。悪くないことを願うしかできない。検査を待たなければ」

ティム・デ・クレル

「自滅してしまった。試合の大部分で我々はパフォーマンスが足らなかった」

HT明け直後の時間帯について

アヤックスへの恐怖心ではない。我々は一時たりとも怖れてはいなかった。この1週間我々が持たなければならないものを感じていた。信じる事と鋭さだ。それがこの試合で得られなかったのはとても残念」

「最後の20分間は我々ができることを見せられた。それを次の試合に持ち越さなければならない。この2連敗はとても残念だから勝利が必要だ」

ロン・フラール

「いや、衝突じゃなくてジャンプした時に痛めたんだ。感じは良くない。少し裂けているかもしれない」

「この試合を観れば僕らがほとんどフットボールをしなかったのは明らか。僕らはもっと自信とガッツを持ってプレーすべきだったんだ。アンドレバイーアのゴールの後でみんなまた自信を取り戻しただろ。あそこから1pt取ることもできたかもしれない。でも今日は駄目だった。アヤックスフェイエノールトよりもクオリティで上回っていることは明らかだ」

ジョルジニオ・ワィナルドゥム

「ハートとソウルを持ってプレーしなければならなかったのにあまりに遅すぎた。監督は言っていないけれど、それは僕ら自身に原因がある。ラスト15分までの僕らはあまりに弱々しいプレーだった」

ドン・レオは2012年までのワィナルドゥムとの契約を更新するためにすぐ話し合いを始めたいと望んでいる。

「まだ僕のところに話は来ていない。新しい契約のチャンスを歓迎している?まだ今のところ何も言えない。どうなるか見てみる」

「僕らはジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト、ロイ・マカーイデニー・ランツァート、ヨナタン・デ・グズマンと多くのベテランを失った。5位以内を期待されているけれど、僕らにはまだ時間が必要。いまはどんな相手にも勝ち点を上げるのに苦労するだろう。昇格チーム相手にさえ苦しんだんだから。クラブが次の機会にはベテランス数人獲ってくれることを願っている」

リロイ・フェル

スアレスが僕に近づいた時に一度意図的につま先を踏んだんだ。『何してるんだ?おまえはそういう奴なのか』って彼に言ったよ」

カリム・エル・アマーディ

「ファンのブーイングは気にしていない。ブーイングを受けても僕は自分のプレーを続けてチームの為にベストを尽くそうとするだけ。彼らが支えてくれればそれは嬉しいけれど、プロならばどんな状況でもプレーできないと」

「トゥエンテのフットボールが懐かしく思う時はもちろんある。でもフェイエノールトはビッグクラブだし、その内良くなると期待している。僕は変わらずにやり続ける」

一応スタメンは2トップだったらしいですが、スモロフの役割がはっきりせず、よくわからない状況。アヤックスとの力の差は後半出だし10分に集約されてますが、ボールを持てる時間帯にもほとんど組み立てからできないというgdgdが悲しい。デ・カイプなのにファイティングスピリッツはどこにいったんだと。

それでも前向きに良いところを探してみると、まずカリムが久しぶりに良いパフォーマンスを見せてくれたこと。このセレクションの中では抜けた存在なのでしっかりスタメン張ってもらいたいです。

デ・クレルもチームを引っ張ろうという意気込みが見えたし、いつもなかなかスピリットが見えないブラインスも少しは気迫を出していたような気がするようなしないような。

トマソンの復帰時期は全然メドが立たないので、それまで我慢してカスタイニョスを使い続けて良いのではなかろうか。

マルティンス・インディが使えない状態でフラールの離脱は非常に危うい。軽い怪我なのを祈りましょう・・・。

連敗で負けが先行しましたが、これからアウエー2連戦。でもNEC、デ・フラーフスハップ相手なのでなんとか連勝したいところ。でもその前にベーカー戦。