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カスタイニョスのゴールでエクセルシオールにリベンジ

日曜日に行われたエールディヴィジ第18節、デ・カイプにエクセルシオールを迎えたフェイエノールトはルク・カスタイニョスのエールディヴィジ6点目となるゴールで1-0で勝利し、ヴァウデスタインでの雪辱を果たした。

ほとんどの選手がよく知った仲の文字通りの兄弟対決。エクセルシオールへレンタルされている中には憧れのデ・カイプで初めてプレーする選手も多く、お互いにややナーバスな立ち上がり。特にフェイエノールトDF陣は今シーズンすでに煮え湯を飲まされたフェルナンデスのスピードを警戒して慎重な対応を見せていた。

完全に主導権を取るまでは行かないものの、ジョルジニオ・ワィナルドゥムのミドルシュートやジェルソン・カブラルの突破でチャンスを創っていくフェイエノールト。20分過ぎにピッチ中央でボールを受けたディエゴ・ビセスワールからオフサイドラインぎりぎりで待ち構えたルク・カスタイニョスへスルーパスが通るとGKとの1対1をしっかり決めて先制。カスタイニョスは今シーズン6点目でチームトップスコアラー、名実共にエースとなった。

その後フェイエノールトはCKで惜しい場面があったり、時に素晴らしい連携を見せるものの、総じてアタッキングエリアでの正確さを欠き、大きな見せ場は無し。ただエクセルシオールも同様で、プレスにフェイエノールトDF陣が手こずりやや、組み立てにやや慌てるシーンはあったものの、ロブ・ファン・ダイクが脅かされる場面は皆無だった。

35分過ぎにはボーフェンベルフに踏まれてシューズが脱げたワィナルドゥムが一度ピッチサイドで出て、はき直してすぐ戻ろうとするも主審マッケリーがボールデッドまで数分間許可せず激しいブーイングが起こるシーンが。

HTのエールディヴィジライヴのスタジオではいつものタンさんとヤンさんのコンビがテーブルに2枚の紙を置いて「ファン・ベウケリングとフェルナンデスじゃどっちが良い?」、「じゃ、エル・アマーディとコールワイクじゃどう?」と二択で遊ぶ。

両チーム交代無しで入った後半も試合展開はまったくと言っていいほど変わらず。カリム・エル・アマーディの前へのアクションがやや減って大人しくなった程度。60分カスタイニョスからゴール正面に走り込んだカブラルにパスが通ったがワンタッチであわせたシュートはそのままゴロでGK正面に収まり追加点のチャンスを逃す。エル・アマーディのミドルシュート数本も威力がなくスタンドのため息を誘い、ワィナルドゥムのミドルが威力十分もほとんど枠を捉えられなかった。

60分過ぎにはティム・デ・クレルがフェルナンデスと接触し足を痛めるもそのままプレー。そして67分 ついにフェイエノールト待望の9番を付けたジョン・ファン・ベウケリングがデビュー。最初のヘディングでの競り合いからボールに触れる度に大歓声が起きる。ターゲットマンを得て明らかに勢いづいたフェイエノールト。レールダムのロングスローをファン・ベウケリングが頭で繋いでゴール前のカスタイニョスがオムハールで狙うもバーの上に。

70分過ぎからはエクセルシオールのセットプレーが増え、フェイエノールトは2点目を狙いつつ1点のリードを守って逃げ切りを計る体勢に入ったが、80分 この試合最大のピンチが訪れる。左サイドでデ・クレルが途中出場ラグイレーにえぐられてのクロスを許すと、ベルフカンプの頭での繋ぎからファーポストでアルジッチがシュート。これはファン・ダイクが対応するもこぼれ球をベルフカンプがシュート。決定的場面だったがバーの上に外れ、フェイエノールトはこの試合唯一の窮地を切り抜けた。

86分カブラルのパスにファン・ベウケリングが抜け出したがスプリント力の無さを見せることになり、DFにあっさり止められた。

ともあれフェイエノールトは7試合ぶりの無失点でダービーマッチを制し、ADO、ヴィレムIIエクセルシオールとの3試合を2勝1分けとして順位を13位にやや上げ、来週年内最終戦であるアレナでのデ・クラシケルに臨むこととなった。

Feyenoord – Excelsior 1-0

Scoreverloop:

22’ 1-0 Castaignos

Scheidsrechter: Makkelie

Geel: Bruins (Feyenoord) Nieveld, Clasie, Fernandez, Ramsteijn (Excelsior)

Opstellingen:

Feyenoord: Van Dijk; Leerdam, Vlaar, Bahia, De Cler; Bruins, Wijnaldum, El Ahmadi; Biseswar (67’ Van Beukering), Castaignos en Cabral.

Excelsior: Paauwe; Bovenberg, Nieveld (85’ Isoufi), Ramsteijn, Nelom; Clasie (69’ Alisic), Koolwijk, Wattamaleo; Vincken (63’ Lagouireh), Fernandez en Bergkamp.

マリオ・ベーン

「決して良いフットボールでは無かったが現時点では3pts取ることが何よりも大事だ。前半チャンスはたくさなったが決めれたのは1点だけ。後半も2-0にできず、チーム内に落ち着きの無いところを見せてしまった。このグループは今日見せた以上の力はある。これはある種の不安のために過ぎないんだと思っている。多分今の我々の状況では普通の事なんだろう」

「ジョニーにだけ向かい風が吹いていたね。彼に何ができるか、何ができないかはみんな分かっている。彼は何よりもペナルティ・エリア内でのターゲットマンであり、30mの距離でのスプリントというクオリティは持っていない。いずれにせよ彼が入った時のスタンドの反応が物語っている。これから出場時間を得ていけばもっとフィットしてくるだろう。彼は素晴らしい選手」

「デ・クラシケルに向けて我々はモチベーションを上げる必要は無い。我々は今日の3ptsをポケットにアレナに行こう。現時点でアヤックスの方が我々より遙かにクオリティがあるのはハッキリしている。しかし何が起こるかは誰にも分からない」

ジョニー・ファン・ベウケリング、レギオンに温かく迎えられる

「サポーターはウォーミングアップ中から声援を送ってくれた。あれをされると誰でも気分が大きくなるね。デ・カイプでは何度もプレーしていたけれど、赤と白のユニフォームでここでプレーするのは最高だ」

「監督に言われた、ターゲットマンとしてボールを収めることはできたと思う。他の選手との連携も上手くいったんじゃないかな。この試合でデビューしたいと前々から思っていたから、その通りになって嬉しいよ」

カブラルのパスで抜け出したがDFに追いつかれてフィニッシュまでは行けず。

「私が速くないのはみんな知っているだろ。他の選手も誰か併走してくれないかと思ってたんだけど、残念ながらみんな疲れていたようで一人だけだったね」

「やっとここまで来たという感じ。最後にプレーしたのは数ヶ月前。やり通したという訳じゃないけど、10分で足がガクガクになっていた。でももっと出場時間を増やしていけば、もっと力強くなれるよ」

「私が入った時間帯では、3pts獲ることだけが重要だった。試合についての感想は他の人に任せよう」

今日も「ベターゲーム」にもならず、でも久しぶりの無失点での勝利。まぁ今はこれが一番の薬ですね~。

前半は先制後に何度か素晴らしい連携があったりで良い時を思い出させましたが、やっぱり長続きせず。

モコチョの怪我でスタメンフル出場のブラインスは今日もgdgd。マイナス0.5人分なので、カリムが2.5人分働かなければならずさすがにきついです。今日もベンチ入りはしていたし来週はモコチョ間に合うはずですが。

バイーア、デ・クレルのコンビも落ち着かず。バイーアはかなり迷走してますね・・・

前線はルクが相変わらず一人で頑張ってゴールも決めました。本当に頭が下がります。すでにクオリティで他の選手をしないでしまっている気がするのでインテルに買われてもしょうがないか。ファン・ベウケリング投入後は右ウィンガーもこなして試合終了後はへとへとに。いかんせん彼の負担が多すぎます。ついに登場した「9番」ことジョニーさんが機能しそうな雰囲気はあるので、2トップも考えて良いんじゃないかなぁ。特にジニがやりやすそうな気がします。

来週は頭が痛いデ・クラシケル。アムステルダムの方もいろいろありましたが、デ・ブールが指揮を執ってから落ち着きだしているようで、なかなか困ったもんです。もうちょっと何か確証が持てる内容で乗り込みたかったけれど、もうそんなこと言ってもどうしようもないですね。年内最終戦だし、バカンスの前に思い切ってぶち当たれば良いのでは。