KNVBのlicentiecommissieが木曜午後にVitesseに対して「制裁法違反の可能性に関する法医学調査に重要な誤った情報を提供」、「clubの継続性の評価に重要な情報を出さなかった」というライセンス規定への違反に対して18 punten (!) の減点処分を科すと発表した。
これによってVitesseは-1ptとなり、残り4試合で16位 RKCと25pt差がついたことで降格が決定、35年間のEredivisieでの活動に正式に終止符を打つことになった。VitesseがNederlandの2部でプレーしたのは1988-89シーズンが最後。その後 VitesseはEredivisieで1回3位に、8回7位になり、2016-17シーズンにはKNVB-bekerを勝ち獲った。
VitesseはColey Parryによる買収が1年半の長期の審査の末にlicentiecommissieによって「必要な資金力があるか疑わしい」と拒否され、Parryが昨シーズンと今シーズンを乗り切るために用意した12 miljoen euroがそのままローンに替えられたことでVitesseは現在金利12%で12 miljoen euroの負債を抱えている。
来シーズンのライセンス保持のために全力を尽くしているVitesseはこの処分に対して抗議せずに受け入れ。licentiecommissieはまだ各調査を継続しており、さらなる処分が下される可能性も指摘している。さらにVitesseが提出した再建計画も差し戻され、修正された計画を待って審議されるとのことで、profclubとして存続が可能かは依然としてかなり疑わしい。