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連敗を止め、久々の勝利でゴー・アヘッドにリベンジ(第7節GAイーグルス-uit結果)

土曜夜に行われたエールディヴィジ第7節、フェイエノールトはゴー・アヘッド・オーグルスにリベンジを果たした。ベーカー戦の敗退から3日、フレッド・ルテンのチームはリーグ戦でデーフェンテナーレンに0-4で勝利。フェイエノールトは30分過ぎにジリアーノ・ワィナルドゥムのオウンゴールで先制、その後HT直前にトールンストラが0-2とした。HT明けにはコリン・カジム・リチャーズがこの夜最も美しいゴール、さらにミチェル・テ・フレーデと得点を重ねた。フェイエノールトは連敗を4で止めて6試合ぶりの勝利。

 

ルテンがデーフェンテルでの試合に向けてゲームミーティングで選手たちに強調していたことがあったとしたら、それはシャープに試合に入ることだっただろう。3日前のベーカー戦ではわずか2分でボールがケネト・フェルメールの背後のネットを揺らし、その前のアヤックス戦、ELでのSevilla FC戦、ヴィレムIIデンもフェイエノールトは序盤のかなり早い段階で失点していた。

 

しかしこの日のフェイエノールトホームチームより遙かに力強く、ゴー・アヘッド・イーグルス相手の先制点は全もって相応しいものだった。ゴー・アヘッドのDF ジリアーノ・ワィナルドゥムがレクス・インマルスが最後にボールに触るのを防ごうした結果、ロッテルダマースにとってヴィレムII相手のホームゲーム以来のゴールが決まる。その直後にはさらに追加点が入るかと思われたが、コリン・カジム・リチャーズのスペクタクルなオムハールはわずかに枠を捉えられず。

 

しかしフェイエノールトはHTの前に見事な攻撃から点差を2点に。この試合多くの脅威を作り、相手を圧倒し続けていたエルヴィス・マヌが左サイドでフリーになると、イェンス・トールンストラへのクロスでお膳立て。トールンストラはゴール前至近距離でうなずくだけで良かった。このMFにとってフェイエノールトでの公式戦初ゴールであり、これでチームも良い気分でティータイムに。

 

前半のフットボールの内容に加え、快適なリードがチームに自信を与えたのは明らかであり、HT明けの時間帯のポジションプレーにもそれは現れていた。そのためフェイエノールトにとってはさらなる追加点を待つだけであり、それはカジム・リチャーズの足によって生まれる。ターンからの強烈なシュートでボールは25m先のゴール上隅に。このスピッツのフェノメナールなシュートによって勝負はロッテルダムのものと決まった。

 

ゴー・アヘッドのキャプテン ヨープ・ファン・デル・リンデンが水曜のゴールと同じ位置からのFKでポストを叩いたものの、0-3のリードを持つフェイエノールトがトラブルに陥ることは一瞬も無し。チームは落ち着きを保ち、終盤にはそのリードをさらに広げた。マヌがまたしてもホームチームの守備の裏をかき、GK エリック・クミンスと1対1に。そこからパスを受けた途中出場 ミチェル・テ・フレーデにとっては外しようの無いチャンスとなり、このFWが決めて最終スコア 0-4に。フェイエノールトはようやく再び勝利を味わいながらピッチを後にすることができた。

 

Go Ahead Eagles – Feyenoord 0-4

Scoreverloop:

29’ 0-1 Wijnaldum (eigen doelpunt)

41’ 0-2 Toornstra

58’ 0-3 Kazim-Richards

88’ 0-4 Te Vrede

 

Scheidsrechter: Kuipers

 

Geel: Lambooij (Go Ahead Eagles), Nelom, Te Vrede (Feyenoord)

 

Opstellingen

Go Ahead Eagles: Cummins, Van Ooijen (63’ Rijsdijk), Vriends, Van der Linden, Wijnaldum; Nieuwpoort, Overgoor, Duits (75’ Lambooij); Reimerink (46’ De Bondt), Kolder en Lewis.

Feyenoord: Vermeer; Wilkshire (78’ Karsdorp), Van Beek, Kongolo, Nelom; Clasie, Immers, El Ahmadi; Toornstra (89’ Basaçikoglu), Kazim-Richards (83’ Te Vrede) en Manu.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/go-ahead-eagles-feyenoord-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「我々は相手のペナルティエリア内で全力でゴールを取りに行っていた。それが見れたのはとても良かった」

 

「我々のCBデュオのプレーの仕方を見れば、満足する他無い。ファン・ベークもコンゴロもまだとても若いが、今日の彼らが見せたものはとても見事だ。それにこの結果は主にチーム・パフォーマンスの結果。守備面でも攻撃面でも、今日のチームのプレーは見ていて楽しいものだった」

 

「4連敗でも自信が失われることは無かった。この数週間我々は良いフットボールをしていたからね。たとえばこの試合もFC トゥエンテ相手のアウエーゲームのコピーのようなものだが、大きな違いはあの時は我々が得点できなかったということ。今夜はようやく報われた。おかげで良い気分だよ」

 

「この中盤の組み合わせはお互いに上手く行っていた。動きがあり、ボールもキープできていた。これはかなりの力を消耗すること。クラーシはとても、とても良かったと思う」

 

「イェンスはかなりボールをキープできる選手。我々のバイテンスペーラーはこの数週間ボールを持った時がとても不安定だった。だから今日は彼の右バイテン起用を選び、それが上手くいった」

 

フットボールの面ではこの数週間も上昇傾向が見えていた。これは順位表を見るだけでは分からないこと。この成長をさらに続けるためにも勝利が最良の薬だ」

 

アウエーボックスからのカンピューン・スローガン・コールについて

「彼らは本当に上を見ているね」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98we-zijn-eindelijk-beloond%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/28387-kampioensleuzen-in-uitvak-die-hebben-er-echt.html

 

エルヴィス・マヌ

「最高の気分だよ。僕はチームのために重要な働きができたし、僕らはようやくまた勝てた。この結果が僕らには必要だったんだ」

 

「今夜の僕らはチームとしてシグナルを出せた。もちろんここ最近の結果を受けて僕らはお互いに話し合ったよ。もっと良くしなければいけないのは分かっていた。特にゴール前の最後の部分をね。その点では今夜は4得点で改善されたのを見せる事ができた。ファンタスティックな気分だけど、まだ何も終わっていない。だからターニング・ポイントと言うつもりもないよ。僕らはこの調子を続けて行かないといけない」

 

「今日のスタメンは僕にとって素晴らしいチャンスだった。僕はそれを両手でしっかりつかんだよ。自信を持ってピッチに立てたし、チームのために重要な働きができて嬉しい。今日の3アシストは1ゴール決めるよりも良い気分かもね」

 

コリン・カジム・リチャーズ

「ああいうゴールを決めるのは最高の気分。自分のボールを誇りに思うけど、水曜のベーカー戦敗退から僕らがしっかり立て直せたことの方が嬉しい。今日の僕らはチームとしてやれるのを見せた。それはゴールの祝い方を見ても分かる。全員がお互いのために喜んでいただろ」

 

「よく思い出せないけど、ターンした時にエル・アマーディがシュートしろと差遣ダンのが聞こえたんだ。だからそうしたんだよ」

 

「息子が水曜にゴールを見れなくて残念がっていたんだ。『パパ、ゴールできなかったじゃないか』ってちょっと怒っていてね、ハハ。だから今夜のこのゴールを見せて、また喜んでもらうのが楽しみだよ。チームに取ってはこの結果が何よりも重要。チームとしても僕らはこの勝利に相応しかった」

 

「1点目のオウンゴールのシーンでも僕は直前にボールを受け損なっていたし、もっと良くしないといけない」

 

枠を外れたオムハールについて

「ペッレのQPR戦のを見て、彼に続きたかったんだけどね、ハハハ。残念ながら上手くいかなかった。それに実際はイェンスがもっと良いポジションにいたし、スルーすべきだった」

 

「スタンドからの人種差別コールについてはあまり話したくない。僕らは自分たちのプレーに集中すべき。それが一番大事だからね。主審が説明したければするだろう。君が質問するのは理解できるけど、僕はこれは話題にするつもりはない」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/manu-%E2%80%98we-hebben-een-signaal-afgegeven%E2%80%99

 

ヨルディ・クラーシ

「僕らは正真正銘チームとしてプレーできた。チームにとってこれは賞讃に値すること。4連敗で何かするのが必要だった。今日の僕らはボスだったし、僕らがまだフェイエノールトなのを見せられた」

「今日の3ptsには満足。でもこれがターニング・ポイントかどうか、結論を急ぐことはしない」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28382-clasie-opgelucht-maar-niet-te-hard-van-stapel.html

 

レクス・インマルス

「戻って来れて良かったのは間違いない。僕は3試合欠場し、その全ての試合が負けていたからね。僕がいなかったせいと言うつもりはないけど、今日戻って来て勝てたのは格別に嬉しい」

 

「相手のCBにプレッシャーをかけるのは普通のことだし、僕はそれをするのが好き。そうやってまだまだ多くの試合に勝っていきたい。ペッレとは上手く役割分担ができていた。彼が一方のCBを捕まえ、僕がもう一方にプレッシャーをかけることで相手を試合に入らせないようにしていたんだ。カジムとはこういう役割分担はまだこれからやらなければいけないけど、第一歩は踏めたね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28389-immers-maakt-treintje-wisselwerking-met-kazim.html

 

イェンス・トールンストラ

「今日は僕のフェイエノールトでの初ゴールだけではなく、初勝利でもある。その時が来たということだね。僕らにはゴールがひつようだったんだ 。プレーは決して悪くなかったけど、チャンスを決められなかった。僕らがとても良いフットボールができるのは今日も見せる事ができただろう」

 

「今日の僕らは勝つんだというスピリットを本当に持っていた。水曜はその姿勢を見せる事が全く出来なかったからね。どれだけ上手くやれるかはみんな見ただろう。同じ相手と同じ場所で全く違う試合に鳴ったのは奇妙だけど、僕らは今日のプレーをベースにしていかないといけない」

 

「1点目をベンチにみんな集まって祝ったのは自然に起きた事。オウンゴールだったし、僕らは自分たちが一つのチームなのを見せたかったんだ。結果が悪ければみんなあれこれと書くけど、僕らはチームとしてみんなで一緒にあろうとした。これは良いサインだけど、そんなに振りかえることでもないよ」

 

 

や~っと勝てました。会心の出来、という訳でも無く、全員がちゃんと自分の仕事をしてチームとして戦って普通に圧倒。それでチャンスを決められれば普通にこれくらいのスコアにできる、という試合です。でも移籍市場で戦力が落ちたとはいえアデラールスホルストでゴー・アヘッドをこれだけ圧倒できたというのは素晴らしいこと。これは自信になるでしょう。特に後半最初の15分間ほどはほとんど相手にボールをさわらせないくらいのポジションプレーでなかなか圧巻の出来でした。

 

最後の崩してのところでの連携はまだまだ改善の余地があるものの、前線で唯一絶好調のマヌがやっとスタメンで出れて見事に3アシストという結果を残せたのは素晴らしいことです。イェンスもカジムも初ゴールを決め、レクスもしっかり活躍。中盤は堅固さと力強さが出てきて若いCBデュオも見事なパフォーマンスが続いてます。そしてネロムもなんか頑張ってて嬉しい。最初のゴール後に自然とベンチ前に集まってみんなで久しぶりにゴールを祝ったのはとても良いシーンでした。

 

ここからELとエールディヴィジでホームが3試合続くので勝ち点を積み重ねていきたいところ。