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オフ・デーで再び貴重な勝ち点を落とす(第31節ゴー・アヘッドthuis結果)

フェイエノールトは3位決定を目前にして貴重な3ptsを失った。フレッド・ルテンのチームは日曜にデ・カイプで残留争い中のゴー・アヘッド・イーグルスに敗戦。後半にデーフェンテルから来たチームがユレス・ライメリンクの決めたゴールが決勝点となり、0-1で終わった。

 

前半半ばにはヨルディ・クラーシとカリム・エル・アマーディの傑出したプレーにサポーターから拍手。このMF二人はハイテンポでパスを交換し、ゴー・アヘッド・イーグルスの組織を完全に崩していたが、ただそこからのパスが続かずに美しい攻撃は早々に終了。

 

これが前半のフェイエノールトのプレーを象徴するシーンだった。チームは悪くないテンポでプレーし、度々良いコンビネーションも見られたが、本当に危険なシーンを作るまでには至らず。GK ミッキー・ファン・デル・ハルトの守るゴールに数回近づいたものの、得点を決めるだけの説得力は無かった。

 

HTまでにゴー・アヘッド・イーグルスを突き放せなかったことはフェイエノールトは自分たちの責任と言えるだろう。例えば前半終わりにはファン・デル・ハルトがコリン・カジム・リチャーズの稲妻のようなシュートの対応に苦戦。このスピッツはリバウンドをダイレクトで再び狙ったが、ボールはバーの上を越えてしまった。この前にはカジム・リチャーズの見事なボールカットから始まった攻撃で、カリム・エル・アマーディのヘディングがポストを叩いている。

 

大きな得点チャンスを逃してから時間が経つにつれ、ルテンのチームのプレーは低調に。ボールを持った時の選択が遅くなり、思うような展開ができなくなったフェイエノールトは特に後半は不注意に相手を流れに乗せてしまった。

 

残り20分のシーンに生まれたゴー・アヘッド・イーグルスの先制ゴールもフェイエノールトのミスによるもの。クラーシが組み立てでパスを奪われ、そこからデーフェンテナーレンの途中出場 ユレス・ライメリンクにボールが渡ると、右サイドから逆隅を突くシュートでGK ケネト・フェルメールが破られた。

 

こうしてデ・カイプで大仕事を達成するコースに乗ったゴー・アヘッド・イーグルス。一方でフェイエノールトはミチェル・テ・フレーデをエクストラFWとしてピッチに投入したが、最後の攻撃で力を絞り出すことはできず、予想外に高く付く敗戦を喫してしまった。

 

Feyenoord – Go Ahead Eagles 0-1

Scoreverloop:

72’ 0-1 Reimerink

 

Scheidsrechter: Blom

 

Geel: Manu (Feyenoord), Overgoor (Go Ahead Eagles)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Karsdorp, Van Beek, Kongolo (80’ Te Vrede), Nelom; Clasie, Toornstra (46’ Vilhena), El Ahmadi; Achahbar (46’ Boëtius), Kazim-Richards en Manu.

Go Ahead Eagles: Van der Hart; Nieuwpoort, Vriends, Van der Linden, Wijnaldum; Van Ooijen (77’ Duits), Overgoor, Turuc; Verhoek (27’ Reimerink), Plet (90’ Kolder) en De Sa.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-go-ahead-eagles-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「この結果は全く予想してなかった。我々にとって完全なオフ・デー。何が悪かったか、何が良くなかったかをいま指摘することもできるが、我々は総合的に失敗した」

 

「我々はほとんど主導権を示せなかった。HTに何かをすべきと感じ、ボエチウスとフィレーナを投入した。チーム内にアグレッシブさを入れたかったのと、スパークが起きるのを期待した」

 

「この敗戦はすぐに覆い隠さなければいけない。嘆いていられるのは24時間まで。その後は次の試合に向けて準備しないと。まだフィテッセと4pts差ある、自分たちで全て決められるんだ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98met-zijn-allen-gefaald%E2%80%99

 

ヨルディ・クラーシ

「この試合についてはあまり喋らない方が良いかもしれない。おそらく僕がフェイエノールトでデ・カイプでプレーした中で最悪の試合。悲劇だし恥ずかしい。これ以上躓けられないとしっかり自覚しないといけない」

 

「実際試合開始直後から全くのオフ・デーだった。テンポが遅すぎてかなり苦しんだ。それでも前半はまだ数回チャンスがあったし、それを決めていればかなり楽にできていただろう。でもその代わりにどんどん試合から離れて行ってしまった」

 

「後半はあらゆるところで1歩で遅れ、全ての競り合いに負けたし、全くテンポも上がらなかった。チーム内にパワーが感じられなかった。これは僕の知っているフェイエノールトでは無いよ」

 

「今日勝っていれば3位はかなり決まっていたのに、自分たちでこれでまた緊張感をだしてしまった」

 

「重要なのは次の試合では試合開始直後からこの教訓を活かすこと。そうすればこんなことはもう起こらない。今日も姿勢は良かったけど、約束事の多くが実践ができていなかった。そこは自分たちを責めないと」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/clasie-%E2%80%98we-hebben-het-onszelf-moeilijk-gemaakt%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/31399-clasie-wil-weinig-zeggen-een-drama-en-een-sch.html

 

イェンス・トールンストラ

「HTに代えられれば面白くはない。10番での出場でとても楽しみにしてたけど、期待していたようには全くいかなかった」

 

「正当な交代?いや、自分のプレーが悪かったとは思わない。でも監督は試合展開を改善するためにHTに何かを変えたいと思ったんだ。それで僕が犠牲になった。それは受け入れないと」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/31402-toornstra-terecht-ik-vond-niet-dat-ik-slecht.html

 

 

「この内容でよく引き分けたなぁ」という先週からさらに悪くなって至極妥当な敗戦。これだけモチベーションが低いとさすがにどうしようもないです。10番起用のイェンス、HTに出てきたトニーとボエチウスも何もできず、残念な結果に。

 

悲しいことに今シーズンも取りこぼしが非常に多く、特にホームで勝ち点を落としまくってますが、いよいよお尻に火が付いて残り3試合、なかなかハードな試合が残ってるので気合いを入れ直して調子を上げられるかどうか・・・