Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ロスタイムのアチャバールとフェルメールの活躍で薄氷の勝利 (第27節ドルドレヒト-uit結果)

日曜午後に行われたエールディヴィジ第27節、ロスタイム深くのアナス・アチャバールのゴールによってフェイエノールトエールディヴィジ3位争いにおける大きな勝利を収めた。途中出場のアチャバールのゴールでFC ドルドレヒト相手のアウエーゲームは1-2で決着。前半にはエルヴィス・マヌが監督 フレッド・ルテンのチームに先制をもたらし、60分過ぎにジェフリー・フォルテスが同点ゴールを決めている。ドルドレヒトでの勝利でフェイエノールトは2015年アウエーゲーム初勝利。

 

この週末に他のピッチで行われた試合結果によって、両チームはプラスαのモチベーションを持ってピッチに入った。フェイエノールトは金曜に現在3位を争う最大のライバルであるAZがフィテッセに敗れたのを見ていたため、この日曜はアルクマールダースに差を付けるチャンスだと分かってバスに乗り込んでいた。

 

ドルドレヒトのヘッケンスライターにとっても、ライバルのNAC ブレダが土曜にゴー・アヘッド・イーグルス相手に3ptsを取っていた後で、これ以上離されないために勝利が絶対に必要だった。それゆえ、ヤン・エーフェルスの監督デビューに注目が集まったホームチームが非常に精力的に試合に入ったのは驚きでは無い。ドルドレヒトの優勢は15分まで続き、最も重要な武器であるマルト・リーデルには良いチャンスもあった。

 

フェイエノールトが徐々にホームチームのプレッシャーをかわし始めた時間帯、即座にロッテルダマースにゴールも生まれた。CKの流れからヨルディ・クラーシがボールを入れ直すと、完全にフリーになっていたエルヴィス・マヌのヘディングはバーの舌を叩いて綺麗にゴール。これによりフェイエノールトは先制しただけでなく、決して素晴らしいプレーでないものの、試合に粘りがでるようになった。

 

フェイエノールトが前半チャンスを作るのに苦しんだのに対し、後半序盤は勝負を決められるだけの良いチャンスがいくつもあったが、ミチェル・テ・フレーデとエルヴィス・マヌが至近距離からボールをゴールに入れることができず。そしてそれから程なくして反対側のネットが揺れたため、このミスは高く付くことに。60分過ぎに後方から走り込んだジェフリー・フォルテスがGK ケネト・フェルメールを破り、デ・クロメダイクに歓声が爆発。

 

FC ドルドレヒトの同点ゴールによって、フェイエノールトは直ちに全力で勝ち越しゴールを狙いに行ったが、ここから1ゴールも決まらなかったのは小さな奇蹟と言えるだろう。ミチェル・テ・フレーデはGK フィリップ・クルトーが飛び出した後のがら空きのゴール前でシュートチャンスをつかみ、さらにマヌとカリム・エル・アマーディもフリーでゴール前に飛び出しながら、結局その誰一人としてトリガーを引くことができなかった。

 

次第に残り時間が少なくなっていく中、フレッシュな戦力としてビラル・バサチコグルとアナス・アチャバールを投入したものの、フェイエノールトは1ptに甘んじなければならないと思われた。しかしロスタイム深くに、アチャバールがゴール左済みにヘディングを決めてロッテルダマースに大きな安堵感をもたらした。そのクルトーがCKから同点ゴールを決めてさらに同じ事を起こしかけたが、フェルメールが同業者のヘディングを弾き出し、フェイエノールトの3ptsを守りきった。

 

FC Dordrecht – Feyenoord 1-2

Scoreverloop:

19’ 0-1 Manu

62’ 1-1 Fortes

90+2 1-2 Achahbar

 

Scheidsrechter: Liesveld

 

Geel: Van Deelen, Lima (FC Dordrecht), Clasie, Boulahrouz, Kongolo (Feyenoord)

 

Opstellingen

FC Dordrecht: Kurto; Van Deelen (49’ Slory), Haddad, Lima, Gosens; Klaiber (80’ Alisic), Fortes, Steenvoorden; Van Overeem, Lieder (56’ Biekman) en Korte.

Feyenoord: Vermeer; Karsdorp, Boulahrouz, Kongolo, Nelom; Clasie, Immers, El Ahmadi; Toornstra (64’ Basaçikoglu), Te Vrede (79’ Achahbar) en Manu.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/fc-dordrecht-feyenoord-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「アナスが彼がヘディングもできるのは知らなかったw ゴールを決めた後にアナスが私の下に来たのは正直それほど重要とは思わない。彼が自分とチームのために報いてくれたのは素晴らしい事。今シーズンずっとハードワークしていたからね。アナスにとてつもないポテンシャルがあるのは議論の余地はない。スピードも利便性もあり、ゴールを決められ、ここまで来るためにハードワークしてきた。彼が決勝ゴールを決めてくれたことには私も温かい気持ちにさせられたよ」

 

「決めなければいけないチャンスはいくつもあった。後半我々が逃したチャンスの数は尋常ではない。もっとゴール前で落ち着いていれば大勝して帰れたはず。しかし今日は最終的には勝ち点が重要。我々は良いステップを踏めた。今シーズンのベストゲームでなかったのは確かだが、全力を尽くして勝とうとするフェイエノールトは見れた」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98mooi-dat-juist-anass-de-winnende-maakte%E2%80%99

 

ヨルディ・クラーシ

「もっと早くシュートを決められたはずだけど、ボールが入りたがっていないような気分になっていたよ。前半は良くなかった。雑でプレーに自信が無かった。そうなれば難しくなる」

 

「ファン・ハステルとファン・ブロンクホルストが第1候補は論理的?そう思うよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/30955-clasie-van-gastel-en-van-bronckhorst-logische.html

 

アナス・アチャバール

「1-1でピッチに入ったら誰だって違いを作りたい。ゴールでそれができたんだから最高だよ。クロスが上がった時に周りを見たら誰もいなかった。スピッツなら誰だって決めなければいけないシーンだろう」

 

「もう1点取るチャンスを外したのはショックだった。今日のケネトはまたファンタスティックなセーブをしてくれたと思う」

 

「ゴール後に監督の下に走り寄ったのは、彼に感謝する理想的な瞬間だったからだよ。彼にも賞讃が贈られるべき。今シーズンの最初に僕に辛抱してチャンスを待たなければいけないと監督は言ってくれた。彼は常に僕に自信を与えてくれた。ゴールで彼に報いることができたのは素晴らしいこと。次はスタメン?いや、辛抱強くるチャンスを待たなければいけない。試合でもトレーニングでもね。ただ僕にとってルテンがいなくなるのは間違いなく残念」

 

「途中出場で上手くやれて試合に勝てれば特別なモチベーションになるし、ゴールも決められればさらに最高だよ。僕は毎分毎分ハードワークしなければいけない。僕はフェイエノールダーだし、ここにいつまでも残りたい。でもシーズン後にどうなるか見てみよう」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/goudhaantje-achahbar-%E2%80%98iedere-invaller-wil-beslissend-zijn%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/30956-achahbar-hoopt-ik-wil-voor-altijd-bij-feyenoo.html

http://www.fr-fans.nl/nieuws/achahbar-ik-ben-een-feyenoorder-ik-wil-hier-blijven-16525/

 

ケネト・フェルメール

「CKから良いボールが来て、クルトーも素晴らしいヘディングだったけど、はじき出せて幸運だった。でもセービングとしてはそれほど難しいものじゃないよ。とにかくゴール隅に手を伸ばすしかない。弾き出せたのはラッキー」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/30957-vermeer-redt-feyenoord-zo-moeilijk-was-het-ni.html

 

 

酷い試合でしたが終わってみればアナスの待ちに待った初ゴールという最高の結果がついての嬉しい勝利。いや~、良かった良かった。この調子で残り試合頑張って契約延長、となってくれるかどうか。

 

全体としてはとにかくボールが回らず、競り合いに勝てず、守備面も相手にプレッシャーを掛けられず後手後手に回るダメダメな試合。特に前半はついにポゼッションで下回り、お先真っ暗な内容でしたがなぜかマヌがフリーになってラッキーな先制。後半はそれなりにプレッシャーがかかるようになって100%チャンスがかなりあったものの、例のごとく誰も決められず、逆に絶望的な出来だったブラルーズがかわされて失点。まぁとにかく最後にアナスが決めてくれて良かったです。フェルメールもさすがのセーブ。

 

今日は低調な人が多すぎましたが、特にミチェルとレクスが共に不調で噛み合わないとどうにもならないので辛いところです。10番を置かないのが悪いとは思いませんが、レクスの良さがかなり消えてるのがチームとしてマイナスになってる感はいなめず。

 

gdgdの極みながら3位争いがちょっと楽になった所で次節トッパー、さぁどうなる。