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不必要に緊張感を保たせての勝利(第9節ヘラクレス-thuis結果)

土曜夜にデ・カイプで行われたエールディヴィジ第9節、フェイエノールトはエルヴィス・マヌの2ゴールにヘラクレスアルメロに2-1で勝利してリーグ戦3連勝、順位表のリンカーライチェに上がり、良いフィーリングで木曜のEL HNK Rijeka相手のアウエーゲームに向かうことができる。また、マチュー・ステーンフォールデンが途中出場でフェイエノールトのトップチームで公式デビューを果たした。

 

フレッド・ルテンは前半のチームのプレーにほとんど不満は無かっただろう。フェイエノールトはデ・カイプで支配的であり、ほとんど相手にチャンスを与えることなく、エルヴィス・マヌの2得点で相応しい2-0のリードも得た。このFWにとっては今シーズン欧州戦での3得点に続いてリーグ戦での初得点だった。

 

ルテンはゴー・アヘッド・イーグルスとのリーグ戦アウエーゲームから一貫して同じプレースタイルを継続、それによってEL Standard Luik戦を含めて狙い通りの3連勝を果たしていた。ヘラクレス相手にもチームは何度も良い連携を見せる。そして大入りのデ・カイプで30分過ぎには見事な攻撃からレクス・インマルスとミケル・ネロムを経て、最後には疲れ知らずのイェンス・トールンストラの元にボールが届く。この便宜的に右バイテンで起用されている選手はボールに触れるだけで十分と思われたが、GK デニス・テルヘンカンプがかなりの幸運でボールをセーブ。

 

ただフェイエノールトはこの時までにすでにマヌが2回のシュートを決めていたため、このミスのダメージは見逃すことができた。試合序盤に彼はルーク・ウィルクシャーがビジターのDFラインの後方に正確に送ったボールを冷静に決める。15分後にはCKから突然足元に来たボールを迷うことなくシュートして再びネットを揺らした。

 

だが後半のフェイエノールトが再び勢いを持てたのはヘラクレスに不必要与えたPKで追い上げゴールを許してからだった。デ・カイプでほとんど危険な存在でなかったヘラクレスだったが、ルーク・ウィルクシャーがブライアン・リンセンへファールを犯してしまい、イェルーン・フェルトマテが11mから決めたことで60分を過ぎてビジターチームを試合に戻させてしまう。

 

フェイエノールトはこれで前半で終わったかに見えた試合を自ら難しく指定待った。終盤に3-1にする大チャンスは何度もあったが、結局最後までデ・カイプは緊張感のある展開に。しかしGK ケネト・フェルメールの素晴らしいセーブもあり、ホームでしっかり3ptsを得る事ができた。

 

Feyenoord – Heracles Almelo 2-1

Scoreverloop:

12’ 1-0 Manu

19’ 2-0 Manu

63’ 2-1 Veldmate (strafschop)

 

Scheidsrechter: Makkelie

 

Geel: Clasie (Feyenoord), Te Wierik (Heracles Almelo)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Wilkshire, Mathijsen (48’ Steenvoorden), Kongolo, Nelom; Clasie, Immers, El Ahmadi; Toornstra, Kazim-Richards en Manu (77’ Boëtius).

Heracles Almelo: Telgenkamp; Koenders, Veldmate, Te Wierik (90’ Schenkeveld), Fledderus; Pelupessy, Bruns, Cziommer (28’ Bel Hassani); Tannane (84’ Gyasi), Weghorst en Linssen.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-heracles-almelo-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「後半は我々の側の責任。我々のフットボールはここ数試合ほどきらめきがなかった。しかしヘラクレスに終盤さらにもう1点決められる、という気はしなかった」

 

「前半の我々は上手くプレッシャーをかけてMFが小さなスペースでプレーする事ができていた。しかし後半は最終ラインとの距離が離れすぎてしまい、中盤が広がりすぎてしまった。PKを与えたことが目覚ましになり、その後はまた良い状態に戻ったし、もっとゴールを決めるべきだった」

 

「HTまでに3-0にしていれば普通の試合になっていただろう。もっと大差を付ける事ができたはずだが、この段階は3ptsが何より重要。とにかくこれは相応しい勝利だ」

 

「ヨリスはしばらく無理だろう。どのくらいかかるかは分からない。スフェンは木曜には出れると思うし、ブラルーズも何分か出場できるだろう」

 

「マヌは徐々に重要な存在になってきた。私はこれを彼に期待していたんだ。彼が私の元に残るか?私と一緒に寝ることはないだろうが、フェイエノールトには残るだろう」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98verdiende-overwinning%E2%80%99

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/33183__.php

 

ヨルディ・クラーシ

「最後の30分間を自分たちで難しくしてしまった。僕らにとって良い試合では無かったけど、試合を決めるだけのチャンスは十分に作った。試合の入りには多くのエネルギーを注げているから、それを90分間維持しないと行けない。僕らは80%ではどの試合にも勝てないからね」

 

「幸いにも3pts取れたし、これで4連勝と良い流れに乗れている。ターニングポイントは過ぎた」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28691-clasie-de-ommekeer-is-daar-maar-het-was-niet.html

 

ケネト・フェルメール

「今夜はチームのために重要な仕事ができて嬉しいよ。でもできれば僕が何もしないで済む方が良いけどね。HT前(ヴェフホルストのヘディングシュートの)のセーブが最も綺麗だったかもしれないけど、終了直前の(リンセンのシュートの)セーブの方が最も重要だった。僕らはかなりのチャンスを決め損ねていたし、あの時点までに試合を決めてしまうべきだったね。それは僕ら自身の足りないところ。相手に希望を持たせてしまえば、まだチャンスも与えてしまいかねない。でもそういう時のために僕がいるんだ」

 

フェイエノールトで本当に楽しめているよ。僕らは楽しいグループだし、この数週間はとても上手く行っている。徐々に流れに乗っていると感じるし、多くの点が改善されてきている。後方からの組み立てとかね」

 

マチュー・ステーンフォールデン

「やっとだね。HTが明けてすぐ監督にアップしろと言われたんだ。これは出場する可能性が大きいと分かったよ。今シーズンも練習試合では何試合も出ていた。フェイエノールトのトップチームでは同世代が多くデビューしているからね。その多くは昔からの仲だし、もちろん僕もデビューしたかった。でもその一方で我慢しなければいけなかったんだ。それが自分のためでもあるからね。だから今夜こうしてデビューできてとても嬉しいよ。この気分をもっと味わいたいね」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/vermeer-%E2%80%98ik-moet-er-staan-als-dat-nodig-is%E2%80%99

 

エルヴィス・マヌ

「できればリーグ戦序盤にもっと決めておきたかったけど、2得点は嬉しいよ。昨日エル・アマーディにいつになったらリーグ戦でも決めるんだいと言われたんだ。だからゴールを決めてすぐ彼の方に行ったよ」

 

「僕はいつも自分のクオリティを発揮するだけ。だから自分のプレーに驚きもしないよ。もちろん結果を出してるからこういうことも言いやすいんだけど」

 

「ルテンはすぐに僕を望んでいるとハッキリ言ってくれた。だから僕はそれに報いようと必死なんだ。契約延長交渉は進んでるけど、僕はそれは気にしていない。良いフットボールをしていれば他の事も自然とついてくる。僕はフェイエノールトに残りたい。まだパパ・ルテンの翼の元にいたいからね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28693-manu-onderhandelt-met-feyenoord-wil-bij-papa.html

 

ルーク・ウィルクシャー

「あのファールは僕の愚かな行為だった」

 

「僕はこにおグループの長老。若いみんなから多くのエネルギーをもらっているよ。時に一人ではどうにもできないくらいのパワーをね。何人かは信じられないくらいうるさくて止められないんだ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28699-opa-wilkshire-ik-krijg-energie-van-die-jonge.html

 

 

その気があっても常に同じレベルで試合ができる訳ではないという良い見本のような試合でした。まぁ無事3pts取れて何よりです。前半から圧倒はするものの、ややヘラクレスのプレッシャーに苦しんで雑なプレーも散見される出来で、決してフットボールはベストではない試合。それでも結構なチャンスは作っていたので、信じられないセーブもありましたがもう少し点を取りたかったところ。

 

後半低調になったのはかなり問題ですが、それでも最後の30分間ズルズルいかずにもう一度圧倒できたのはプラスです。カジムがもうちょっと決めてくれれば・・・という感じですが、残念ながらこの試合は結構なブレーキでした。まぁ次に期待。

 

マチューがやっとデビューでそれなりに良いプレー。ちょこちょこ出番があると良いですね。