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後半の逆転でスタツダービーに勝利(第24節エクセルシオール-thuis結果)

日曜午後に行われたエールディヴィジ第24節、フェイエノールトは後半の素晴らしいプレーによってエクセルシオールとのスタツダービーに3-2で勝利した。フレッド・ルテンのチームはHTまでに0-2のビハインドを背負っていたが、後半には数的優位な状況なると、コリン・カジム・リチャーズ(PK)、イェンス・トールンストラ、レクス・インマルスがゴール。エルヴィス・マヌが股関節の怪我から途中出場でカムバックを果たしている。

 

3日目のEL AS Romaとのアウエーゲームを見事な1-1の引き分けで終え、フェイエノールトの頭には欧州でのリターンゲームの方がデ・カイプでのスタツダービーより大きなスペースを占めていたのは間違いない。フレッド・ルテンはエクセルシオール戦に向けてロッカールームはこのリーグ戦に完全に集中していると語っていたが、前半のクラーリンガースとの競り合いにおいては全く話が違っていた。

 

雑なプレーと攻撃的クリエイティヴィティの欠如のため、フェイエノールトはビジターチームを支配下に置いて自分たちのクオリティを発揮することができず。エクセルシオールフェイエノールトフットボールをさせないことを第一に考え、そこからカウンターを仕掛けようとしていた。マリヌス・ダイクハイゼンの11人が前半フェイエノールトの守備のミスを2回ものにしたことで、ホームチームはHTには0-2のビハインドを背負っていた。

 

7分過ぎにトニー・フィレーナが背後を突かれてルイジ・ブラインスにFKを与えると、そのFKから空中戦を経てトム・ファン・ヴェールトがシュート。このスピッツオフサイドポジションにいたが、主審 ゲズブユクによってゴールと認められた。その20分後にはハリド・ブラルーズが左サイドからのクロスを後逸、またしてもファン・ヴェールトがファーに走り込み、冷静にこの午後2点目。

 

前半の結果によってルテンは後半別のアプローチを選択。監督は2枚の交代枠を使って、チームに3バックでのプレーを強くと、この変更で望んでいた結果はすぐに現れる。カジム・リチャーズがPKから追い上げのゴールを決めただけでなく、ユルヘン・マタイがハンドを冒して退場になったことで、フェイエノールトはここから10人を相手にすることになった。

 

これによりデ・カイプの熱気が突然甦り、エクセルシオールは最小リードを守ることに全力を尽くすことに。クラーリンガースは長時間それに成功していたが、残り15分でフェイエノールトの巨大なプレッシャーに押し潰された。

 

まずゴールを決めたのは途中出場のイェンス・トールンストラ。チームを復活させたハードワーカーが至近距離から相応しい同点ゴール。それでもフェイエノールトのゴールへの上は衰えることなく、2分後にはインマルスがチームにこの午後初めてのリードをもたらす。リック・カルスドルプの良いクロスをこのMFがファーポストで押し込み、フェイエノールトは大逆転で試合を終えることができた。

 

Feyenoord – Excelsior 3-2

Scoreverloop:

7’ 0-1 Van Weert

30’ 0-2 Van Weert

50’ 1-2 Kazim-Richards (strafschop)

77’ 2-2 Toornstra

79’ 3-2 Immers

 

Scheidsrechter: Gözübüyük

 

Geel: Varela (Excelsior)

 

Rood: Mattheij (49’, Excelsior)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Karsdorp, Boulahrouz (46’ Toornstra), Kongolo, Nelom; El Ahmadi, Immers, Clasie; Boëtius (75’ Manu), Kazim en Vilhena (46’ Achahbar).

Excelsior: Daamen; Bovenberg, Fischer, Mattheij, Kuipers; Bruins (56’ Karami), Kruys, Stans (65’ Varela); Botaka, Van Weert en Van Mieghem (75’ Vermeulen).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-excelsior-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「前半は見ていて痛々しかった。我々は一瞬も試合に入れていなかった」

 

「DF1枚をFWに替え、MFも1人投入したことで我々は試合に粘りが増した。もちろんレッドカードの助けもあったが、それを別にしても我々は3バックで一つのチャンスも与えていなかった。後半の我々のDF陣は非常に集中していた」

 

「スフェンを入れるリスクは冒したくなかった。彼は今日も30分はプレーできただろうが、今年最も重要な試合はこれから来るからね」

 

「選手たちの頭の中には木曜の試合の事があったんだろう。私は監督としてトールンストラw休ませる選択をしたが、それが選手たちにシグナルを与えてしまっていたと今になって気づいたよ。だが3pts取れてラッキーだった。木曜はインマルスもウィルクシャーも使えないし、パズルを解かなければいけない」

 

「得点はもっと挙げることができただろう。しかしいま重要なのは3pts。それにエルヴィスが戻って来たのもポジティヴな要素。さあ、木曜に向かおう!」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-houdt-dubbel-gevoel-over-aan-stadsderby

http://www.fr12.nl/nieuws/30562-de-wedstrijd-van-het-jaar-komt-eraan.html

http://www.fr12.nl/nieuws/30564-rutten-over-sparen-toornstra-dat-geeft-een-si.html

 

ヨルディ・クラーシ

「冷静にヘラクレス戦と比較すれば、もしかしたら今日の方がさらに酷かったかもしれない。後半に逆転できて良かったよ。これであれこれ言う人も減るだろうからね。僕らの頭に木曜のことがあったかもしれない。それは僕ら自身の問題で、自分たちを責めるべきだろう。後半最初の4分で僕らは前半45分間に掛けた以上のプレッシャーを掛けた」

 

「僕らは大きなクラブ相手には最大限の力を出せる。でも小さなクラブ相手に自信を築いていくのはより重要だ。僕らはそれに苦しんでいる。ここからは木曜に向かうよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/30559-clasie-hard-misschien-nog-wel-erger-dan-tegen.html

 

レクス・インマルス

「前半の僕らに観客が怒ってブーイングしたのはもっともと言う他無い。前半の僕らが見せたものはフェイエノールトに相応しいものではなかった。フェイエノールトは努力、ファイティング・スピリット、無言実行の象徴。その全てにおいて前半の僕らはほど遠かった。どうしてこういう事が起きるかはいい質問だ。先週のヘラクレス戦も良くなかったのは確かだしね」

 

「HTに監督は何も言う必要は無かったよ。選手たちがお互いに本音を言い合ったんだ。僕らのプレーも酷かったけど、それに対して僕らが自分たちの責任を取ろうとしたのが見えたのはポジティヴなことだと思った。この試合に勝つためにはもっと力を出さなければいけないと全員が分かっていた」

 

「後半開始10分でゴールが生まれたのはまさに願っていたとおり。そこからさらにゴールを狙いに行ったけれど、かなり難しかった。相手は10人になり、ゴール前を固めて僕らにほとんどスペースを与えてくれなかった」

 

「ピッチ上は僕は絶えず自分に言いきかせていた。『さあこい、この試合は3pts取れるぞ』とね。純粋に自分を勢いづけるためだけにだ。カルスドルプからのクロスが来て、ボールに他の選手が触っていろいろな回転が掛かっていたけど、なんとかヘディングで決められた。マッチウィナーになれたのは良い気分だけど、これは正真正銘チームとしてのパフォーマンス。だから僕らは試合後もピッチ上で円陣を組んだんだ。何が起きても、僕らは自分たちが本物のチームであることを示した」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/matchwinner-immers-%E2%80%98we-hebben-laten-zien-dat-we-een-team-zijn%E2%80%99

 

エルヴィス・マヌ

「試合にまた出れて気分は良いよ。長く離脱していたし、最後にプレーしたのは12月だからね。ゲームリズムを欠いているのは分かっていたけど、そのためには試合に出ないといけない。以前のレベルに戻るためにもプレーしたい」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/30566-terugkerende-manu-wedstrijden-spelen-om-terug.html

 

 

ドタバタしましたが運良くなんとか3pts・・・。良い意味でも悪い意味でも国内リーグと欧州戦は別物という、分かりやすい試合です・・・。

 

久しぶりにブーイングが飛び交った前半から、後半は競り合いに勝てるようになってサイドでも起点が生まれて久しぶりにまともな攻撃に。ボエチウスとフィレーナの使い方をテクニカル・スタッフがなんとかしてあげないと、特に前者は現状ではちょっと厳しい。イェンスが久々にフレッシュな印象を残し、マヌも復帰早々しっかり違いを作ってましたし。

 

まぁイェンスは格の違いを見せて後半の逆転の大きな要員になってました。さすがです。アナスもなんかMF化してきたのか、細かいフォローに配慮してよく走ってました。残り数ヶ月でどうなることやら。

 

とにかく勝って木曜の大一番へ。