フェイエノールトはこの木曜のHNK Rijekaとのホームゲームで良い結果を出せば多くのモノを得る事ができる。前回のクロアチアでの敗戦にリベンジできるだけではなく、勝利はELでの冬越えに向けて重要な意味を持つ。「我々はホームでの試合だし、グループ内でこれ以上話されたくない。だから我々にとって明日の試合でモノを言うのは勝利だけだ」とフレッド･ルテンは水曜午後のDF ルーク･ウィルクシャーを伴ったデ･カイプでの会見で語った。
フェイエノールトはRijekaを訪れた2週前に3-1という失望の結果に終わったが、ルテンは欧州での前回のアウエーゲームに悪い記憶しか無いという訳ではない。「チャンスの数を見ても我々は相手よりも良かったと思う。いくつかの局面で試合を自分たちの方に引き寄せるチャンスを得られたが、それを決める事ができず、おかげで高い授業料を払うことになった。欧州では国内リーグ戦とは違う法則が働いているんだ。要は生き残れるかどうか」
フェイエノールトの監督が口にした最後の言葉にはルーク･ウィルクシャーも賛同。「欧州戦は違うレベル、違う環境の対処しなければならない。例えばRijekaでは広いピッチでプレーしなければならなかった。なるべく上手くそれに対応することが重要なんだ。その点で特に若い選手たちにとってこれはとても貴重な経験。こういう試合をこなしていくことで成長できる。僕も必要であればトレーニング中や試合後の助言しているよ」と経験豊富なサイドバックは語った。
クロアチアのチーム相手にリターンゲームに向けてはエルヴィス･マヌとレクス･インマルスが怪我から復帰、フェイエノールトが木曜に欠くのはヨリス･マタイセンと長期離脱中のロドニー･ロペス･カブラルだけであり、監督はほぼフル･セレクションを起用できる。ルテンには選択の余裕があるが、贅沢な問題とは彼は言うつもりはない。「私はこういう状況を『問題』という言葉で表すのは好きじゃない。私にとってシーズンのこの時期にほぼ全員を使えるというのは贅沢であり、とても良い気分だからね」
ルテンは最後に木曜もまたヘット･レヒューンのサポートを期待していると告げた。「このスタディオンの素晴らしい雰囲気がいままたポジティヴに働いているのは素晴らしい事だよ」とこれまで相手チームの監督として度々デ･カイプを訪れていたルテンは笑顔を見せた。「当時の私もいつもデ･カイプはサポーターが結果に大きな影響を及ぼせる神話のような存在と言っていた。彼らが常に我々をサポートしてくれることは私にとても良いフィーリングを与えてくれるんだ」
Feyenoord – HNK Rijeka
Donderdag 6 november om 21.05 uur in De Kuip
Scheidsrechter: Thomson
http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-hnk-rijeka-europa-league-2014-2015
冬越えに向けて大一番です。幸か不幸か全く予想外の展開のグループになってますので、ここで3pts取れるかどうかは天と地の差。とにかくホームゲームは欧州でも常に勝っていきたいところですし、アウエーゲームの内容を考えても力的には十二分に勝てる相手。問題はやはりゴールを決められるかどうか。レクスがスタメンに戻るのは間違いなく、おそらくマヌも戻ると思いますが、やはりこの二人とカジムがしっかりチャンスをモノにできるかにかかってます･･･
