Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

説得力のある内容でエールディヴィジでのホーム初勝利(第8節フローニゲン-thuis結果)

フェイエノールトエールディヴィジの上位に着実に近づいている。コリン・カジム・リチャーズ、レクス・インマルス、ジャン・パウル・ボエチウス、ミチェル・テ・フレーデのゴールにより日曜にほとんどインスピレーションを感じさせなかったFC フローニゲン相手に4-0で今シーズン初のデ・カイプでのリーグ戦勝利。フェイエノールトはこの1週間ですでにゴー・アヘッド・イーグルス、Standard Luikを破っており、これで3試合連続勝利となった。FC フローニゲンはDF ヨハン・カペルホフがイエローカード2枚で退場し、10人で試合を終えている。

 

フェイエノールトが前半どれだけ優勢だったかはボール支配率が70%を超えていたことに最も反映されているだろう。ルテンのチームは何度も見事なコンピネーション・プレーを見せ、冷静にボールを足元から足元へ繋げていた。

 

HTにルテンが不満を口にする理由はほとんどなかったというものの、フェイエノールトは前半で試合を決めるチャンスを逃していたのは間違いない。チームは多く得たチャンスでHTまでに決められ得点はたった1点。コリン・カジム・リチャーズがレクス・インマルスとの見事な連携からゴール隅にシュートを決めた。

 

このスピッツは直前にも大チャンスを得ていたが、ターンからのシュートをGK セルヒオ・パトの体に当ててしまい、リバウンドを狙ったクラーシのシュートもバーの上に。HT直前にはイェンス・トールンストラがペナルティエリア内で倒されたが、主審 トム・ファン・シーヘムはPKを与えるべきシーンを見逃して最小リードで後半へ入る事に。

 

良い前半のプレーが後半も続く保証がないことはFC ユトレヒトとのホームゲームなどでも証明済みだが、しかし今回のフェイエノールトは後半もデ・カイプで圧倒しつづけた。さらに60分過ぎにはFC フローニゲンのDF ヨハン・カペルホフが2枚目のイエローカードで退場になるという助けの手も得る。

 

1分後にはフェイエノールトレクス・インマルスによって2点差にするトドメの一撃。このMFはカリム・エル・アマーディの見事なクロスをヘディングで決め、今シーズン初ゴール。

 

2-0にした後もデ・カイプのFC フローニゲン・ゴールへの一方通行の展開は変わらず、残る疑問はフェイエノールトがどれだけビジターチームを痛めつけられるかだけだった。ノールダーリンゲンも残り30分でさらに2点を決められたことに対して不満は言えなかっただろう。

 

終了5分前にはルーク・ウィルクシャーの良いクロスから途中出場 ミチェル・テ・フレーデがヘディング。GK パトは対応に苦しみ、リバウンドをボエチウスが難なく押し込んだ。ボエチウスは大きな拍手を受けてピッチを後にしたエルヴィス・マヌとの交代で出場。さらに数分後にはレクス・インマルスのパスからテ・フレーデが今回は自らヘディングを決めた。これで素晴らしい1週間は相応しい形で締めくくられ、フェイエノールトは大きな連勝を飾った。

 

Feyenoord – FC Groningen 4-0

Scoreverloop:

24’ 1-0 Kazim-Richards

58’ 2-0 Immers

84’ 3-0 Boëtius

87’ 4-0 Te Vrede

 

Scheidsrechter: Van Sichem

 

Geel: Botteghin, Kieftenbeld (FC Groningen)

 

Rood: Kappelhof (56’, 2x geel, FC Groningen)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Wilkshire, Van Beek, Kongolo, Nelom; Clasie, Immers, El Ahmadi (83’ Vilhena); Toornstra, Kazim-Richards (71’ Te Vrede) en Manu (78’ Boëtius).

FC Groningen: Padt; Hateboer, Botteghin, Kappelhof, Van Nieff; Kieftenbeld, Chery, Lindgren; Van der Velden (60’ Baas), Hoesen en Antonia (46’ Bos).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-fc-groningen-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「我々にとって良い1週間だった。チームに多くの前進が見られる。今日最もポジティヴだった点は、2-0にしたあとも我々はゴールを狙い続けたということ。今日の我々は実際決めた以上にもっと得点を重ねるべきだっただろう。特に前半の我々は上手くプレスをかけてフローニゲンを非常に苦しめた。HTまでにもっと大差をつけるか、少なくとも2-0にはしなければいけなかった。後半はもちろんフローニゲンのレッドカードに助けられたこともあって大差にできた」

 

「3点目、4点目を狙い続けられたのは、我々が終盤までフィジカル面でもメンタル面でも力を出し続けられたということ。それが私が最も満足している点だ」

 

「我々は1ヶ月で7,8試合のサイクルの途中。身体的にまだやれるつもりでも、メンタルは問題になりかねない。しかし若い選手たちは苦にしていないようだ。チームは一歩一歩成長している。彼らが自信を深めているのが見ていて素晴らしいこと」

 

「テ・フレーデがゴールを決めたのに満足したのは確か。我々は全員でやらなければいけない。我々のスケジュールでは全員が必要なんだ。フィレーナもボエチウスも非常にプロフェッショナルだが今はやや低調な時期」

 

「カジムのヘット・レヒューンに対する振る舞い方は素晴らしい、そう、上手いね。彼は経験があり、ビッグリーグでもプレーしてきたから観客にどう対応すべきかよく分かっているんだ。それは我々にとってポジティヴな面しかない。ピッチ面での連携も良くなって来たが、ロッカールームでもこのグループで支配的存在になれるかもしれない。ポジティヴに考えれば、特に若い選手たちにとって彼の経験からは得るものがある」

 

「失点の少なさは信じられない。Barcelonaもそれは同じだ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98het-was-een-goede-week-voor-ons%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/28521-rutten-in-zijn-nopjes-we-bleven-maar-jagen-op.html

http://www.fr12.nl/nieuws/28530-kazim-woest-op-botteghin-ride-or-die-for-my-t.html

 

ヨルディ・クラーシ

「全く相応しい勝利。僕らは優勢だったし、コンスタントにプレッしゃーをかけて本当に一つのチームとしてフットボールをした。僕らが良いフットボールをできるというのを見せられて嬉しいよ。みんなが集中力を保ってミスをしなければ今日のようにやれる」

 

「チームの調子が戻ることは分かっていた。僕はチームメイトもクラブも信じていたよ。これからも力を示していけるかどうかは僕ら次第だけど、これで3連勝だしチームの中に自信が深まっているのは感じている」

 

「カジムはボールをキープしてくれるし、僕らにとってとても重要な選手。僕らは先制チャンスをかなり作っっていたけど、彼がそれを決めてくれてよかった。その後は伸び伸びとフットボールができたよ」

 

「デ・カイプを難攻不落にするのが目標。誰もここでは僕らに勝てない、そうあるべき」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28520-clasie-na-thuiszege-niemand-hoort-hier-van-on.html

 

カリム・エル・アマーディ

「今日の僕らはFC フローニゲンに一息もつかせなかった。木曜のタフな試合の後で全員でお互いのために戦い続けなければいけなかったんだ。相手にフットボールをさせず、デ・カイプのボスでなければいけなかった。そしてそれができた」

 

「前半でもっとゴールを決めていればもっと楽になっていただろう。1-0にした時点で勝てるのは実際分かっていた。たとえ10人対11人になったとしても僕らの方が優勢だっただろう。後半も僕らはフルスロットルだった」

 

「ヨルディを数年前の彼と比べたら非常に成長している。数年前に加わったばかりの時もすでに上手くやっていたけど、今の彼は全てにおいてしっかりして、本物のリーダーになった。トップに到達しようとしているよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28524-el-ahmadi-we-waren-de-baas-in-de-kuip.html

 

コリン・カジム・リチャーズ

「僕のスタートはそんなに良くなかったから、先制点を決められてとても嬉しいよ。素晴らしいコンビネーションだった。オランダ人選手はみんな良いテクニックをもっているし、ボールを戻して貰えると分かっていた。ああいう選手たちと一緒にフットボールができるのは良いこと」

 

「ゴールするまでは自分の肩に大きなストレスを感じていた。それでパスも悪かったし、フラストレーションが溜まっていたから、ゴールはパーフェクトなタイミングだったよ。僕は自分にかなりプレッシャーをかけるタイプなんだ。そんなにすぐに満足はしたくない」

 

「僕らがいい時期にいるのは明らか。誰が見てもそうだろう。リーグ戦で2勝して8得点無失点。上手く言っているよ。実際代表ブレイクが悪いタイミングで来てしまった」

 

ロッテルダムでは何もかもが全て上手く行っているよ。みんなが信頼してくれて、チームが勝って、50.000人が名前を歌ってくれる。これでフェイエノールトを楽しめない方が難しいだろう」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28523-kazim-geniet-dat-is-niet-moeilijk-met-50000-s.html

 

レクス・インマルス

「素晴らしい日曜だ。僕らはとてつもなくフィットしている。今日も例えばアヤックス戦で見せたようなひたむきさてプレーできた。フローニゲンは決して酷い相手じゃなかったけれど、試合に入るチャンスを全く与えられなかった。これはこのフェイエノールトの功績」

 

「僕らの中盤にはかなりの走力がある。カリムのようなプレミア・リーグからそのまま来た選手が加わり、イェンスも問題無くチームに嵌っている。でも他の選手たちも欠かせないよ。守備は今日もまた素晴らしかったし、僕らは一つのチャンスも与えなかった。それに今日もたくさんゴールを決められた。これは間違いなく良い流れの始まり」

 

「僕らが良いリズムをつかんでいるのは間違いないからここで代表ウィークを挟むのは残念。でも一方でこの2週間で僕らは快復して、またシーズンの次のフェイズに向けて準備するチャンスでもある。この流れを代表ブレイクの後でも続けられるかどうかは僕ら次第だ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/immers-%E2%80%98dit-is-een-mooie-zondag%E2%80%99

 

ジャン・パウル・ボエチウス

「この試合でゴールは是非決めたかった。決まってくれて嬉しいよ。自分の力は分かっているし、上手く行かなければ誰だって自分を批判する。監督はいまはエルヴィスを選んで、彼も好調。現時点で自分より良い選手がいるなら受け入れるしかない。こうやって競争が激しくなったのは僕にとっても良いこと。ぼちろんプレーはしたいけどね」

 

「契約延長の交渉は行われてるし、どういう状況かも、君が聞きたいことも分かってるけど、でもまだそんなに喋るつもりはないよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28526-botius-lacht-en-straalt-er-wordt-inderdaad-on.html

 

テレンス・コンゴ

「特にゴールとフットボールを楽しんだよ。僕らは守備もしっかりしていた。チームとしてとても上手くやれた」

 

「僕らはDF陣を緊密に保ってサポートしあうことを心がけている。僕らはスピードもあるから、高い位置に留まれるんだ。これはチームのために上手くいっている」

 

「連勝は自信になるけど、まだまだ改善すべき点もたくさんあるからハードワークを続けないよ。ただ少しずつ良なってきているし、守備面は上手くいっている。だから僕らはそこからフットボールができているんだ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28528-kongolo-pion-in-minst-gepasseerde-defensie-we.html

 

 

完勝です。相手も酷かったですが、それ以上に文句無しの素晴らしい内容。果敢に前にプレッシャーをかけるスタイルがかなり形になり、特にカリム、レクス、イェンスの走力は驚くべきものがあります。ボールを持った時もこの3人とクラーシ、カジムが主導権を取ってテンポを上げられますし、ネロムとマヌが好調な左サイドからかなりチャンスを作れているので間違いなく上がり調子。あとはイェンスが中に流れる分、ウィルクシャーのクロスの精度がもうちょっと上がればさらに良いかなぁと。

 

レクスの初ゴールに続いてボエチウスも運良くゴールを決め、一気に得点者が倍増。本格的に流れに乗れそうな所で代表戦ウィークは残念・・・。