日曜午後に行われたエールディヴィジ第22節、フェイエノールトはSC カンブールに2-1と勝利したことでエールディヴィジのトップ3に戻った。フレッド・ルテンのチームはカリム・エル・アマーディとコリン・カジム・リチャーズのゴールによってPEC ズヴォレが勝ち点を落とした状況を活かした。カンブールはバルトロミュー・オフベチェがレッドカードを受けたために10人で試合を終えている。
カリム・エル・アマーディがHT直前にゴールを決めたことでデ・カイプには安堵感の波が起きた。このMFはGK レオナルド・ニーンハイスがイェンス・トールンストラのシュートをこぼしたボールを押し込み、フェイエノールトが圧倒的優勢ながらすそれをスコアに反映できなかった時間帯を遂に終わらせた。
デ・カイプで先制するのに非常に苦しんだフェイエノールト。1-0とする数分前にはカンブールのゴールにコリン・カジム・リチャーズ、レクス・インマルス、クラーシと立て続けにシュートを浴びせたが、2分間に渡る連続攻撃もフェイエノールトはその攻撃意欲に見合うフィニッシュの正確さを持てなかった。
この時間帯が最初の40分間の象徴だっただろう。カンブールはほとんどシュートまで行けず、しかし反対側のゴール前でのフェイエノールトもフィニッシュがあまりに雑だった。前半半ばにはハリド・ブラルーズのクロスからジャン・パウル・ボエチウスが絶好のチャンスを得るも、シュートを浮かせてしまう。その直前にはボエチウスのパスからカジム・リチャーズがチャンス・ポジションに入ったが、シュートまで時間が掛かりすぎた。
前半のフェイエノールトが本当に危険なシーンを作るのに苦労したのに対し、HT開始直後のチームは非常に効率的だった。クラーシのCKを皮切りにニーンハイスの守るゴールへと迫ると、トールンストラのシュートがカジム・リチャーズの頭に当たってネットを揺らした。
2-0のリードですでに試合の大部分を手中にしていたフェイエノールトは、数分後にさらに大きな助けを得る。主審 ケヴィン・ブロムが途中出場 アナス・アチャバールへのファールでカンブールのスピッツ バルトロミュー・オフベチェへレッドカードを提示した。
カンブールの監督 ヘンク・デ・ヨングは直後にシナン・ビチキとマルタイン・バルトを投入。そしてバルトが最初のボールタッチでブラルーズのトラップミスからフェルメールを破ってゴール逆済みにシュートを決めて試合に緊張感を戻し、この交代策の価値が証明されてしまった。
しかしこれがビジターチームが作った最後の脅威であり、規律あるプレーのフェイエノールトに対して10人がそれ以上拳を振り上げることはなかった。反対側のロッテルダマースもミチェル・テ・フレーデをエクストラ・スピッツとして投入したが、そこから本当に危険なシーンを作ることはほとんどできず。
Feyenoord – SC Cambuur 2-1
Scoreverloop:
43’ 1-0 El Ahmadi
47’ 2-0 Kazim-Richards
62’ 2-1 Barto
Scheidsrechter: Blom
Geel: El Ahmadi, Van Beek (Feyenoord), Rosheuvel, Bijker (SC Cambuur)
Rood: Ogbeche (57’, SC Cambuur)
Opstellingen:
Feyenoord: Vermeer; Boulahrouz, Van Beek, Kongolo, Nelom; El Ahmadi (79’ Te Vrede), Immers, Clasie; Toornstra (69’ Vilhena), Kazim-Richards en Boëtius (46’ Achahbar).
SC Cambuur: Nienhuis; Droste (81’ Steblecki), Mac-Intosch, Andriuškevičius; Bijker, El Makrini, Van de Streek, Bakker; Rosheuvel (61’ Bytyqi), Ogbeche en De Ridder (61’ Barto).
http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-sc-cambuur-eredivisie-20142015/verslag
フレッド・ルテン
「ヘーレンフェーンでの我々は今日よりも良いフットボールをしていたが、何も得られなかった。今日はより低調だったが、幸運にも3pts取れた。シーズンのこの時期ではそれが何よりも重要」
「前半の我々はもっとプレッシャーをかけ続け、最低でももう1点は取らなければいけなかった。だがカンブールから我々が受けた脅威もほとんど無かった。我々はカンブールを上手く無力化していた」
「今日の我々には問題は無かった。失点は一瞬の不注意。その後は再びしっかりやっていた。シーズンの間に波はあるが、重要なのは勝ち点を取っていくこと」
「私はカンブールのトゥエンテ戦を見たが、あの試合でカンブールが何も得られなかったのは信じがたかった。実際トゥエンテより数倍良かった。私の同業者(変・デ・ヨング)が自分のチームにさせているフットボールは私も見ていて好きなものだ」
自身の契約延長について
「もし連絡があれば、それについて考える」
HTで交代させたボエチウスについて
「彼は今週で3試合目であり、私が期待していたプレーはできていなかった。フレッシュさが見えなかったが、後から考えれば私がスタメンで使うべきでなかったかもしれない。」
「ビラルをベンチに入れなかった理由?アチャバールが必要と言うのが私のフィーリングだった。ビラルはあれから遅刻はしていないアナスはトレーニングでこのフェイエノールトの一員であることを見せている。そういうフィーリングを私も持ったのだから使わざるを得ない。彼はかなり脅威になっていた。あれが私が彼に期待したものであり、彼は上手く応えてくれていた。彼がゴールを決めれなかったのが残念だ。それが彼のクオリティの一つでもあるからね」
カイトへのオファーについて
「ディレクターの賢明な行動。しかしディルクに多くの選択肢があるのは私も記事で読んでいる。まだ契約をしない限り全てにオープンだろう。私も個人的な連絡は取っていない」
http://www.fr12.nl/nieuws/30330-rutten-misschien-had-ik-boetius-niet-moeten-o.html
http://www.fr12.nl/nieuws/30331-achahbar-vulde-het-goed-in-jammer-dat-hij-gee.html
ヨルディ・クラーシ
「試合全体で僕らは度々雑だった。HT前の時間帯は本当にプレッシャーをかけ、僕らが良いフットボールができるのを見せた。でも水曜の試合の後では3ptsが何より重要。ただもっと早く決められないのが困ったこと。2-0にして一人多い状況なら、相手に2-1にされて時に攻撃を受ける事なんて会ってはならない。僕らはどうやって試合を終わらせるかについてもっと大人にならないと」
カイト獲得の報道について
「彼が信じられないほどフィットしているのは誰もが知っている。彼がフェイエノールトに来るならもちろんファンタスティックなこと。エールディヴィジのどのクラブにとっても彼は補強になる。でも僕らはまず今のシーズンに集中しないと」
http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/33992__.php
ミケル・ネロム
「カイトとはオランダ代表で一緒だった。常にひたむきで、彼のフィットネスについて誰も不満は言えないだろう。来てくれれば間違いなくフェイエノールトにとって補強になるよ。経験が豊富だし、若い選手が多いセレクションにとって助けになるはず。それにカイトがフェイエノールトで左バックをやるとは思わないからね。まぁでも彼はいくつものポジションをこなせるから僕もシャープでいないと」
http://www.fr12.nl/nieuws/30336-lachende-nelom-kuyt-zal-niet-als-linksback-ko.html
コリン・カジム・リチャーズ
「僕にとってこれは今シーズンのベストゴール。本気だよ。紛れもないスピッツゴール。こういうゴールをまだここで決めていなかったからね。ヘーレンフェーン戦のゴールは見て楽しいけど、3ptsは勝ち取れなかった。チームが勝つのが僕にとっては何よりの満足。もっとゴールを決められるのを願っているけど、それは自分自身のためではなく、フェイエノールトのためだ」
http://www.fr12.nl/nieuws/30340-bloedserieuze-kazim-mijn-beste-goal-van-het-s.html