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レーウヴァールデンでファイティングスピリットの勝利(第10節カンブール-uit結果)

日曜午後に行われたエールディヴィジ第10節、フェイエノールトはカンブール相手の勝利でリーグの上位を狙う上で大きな3ptsを得た。前半にイェンス・トールンストラがゴールを決め、チームは効率良くレーウヴァールデンで行われた試合で最大限の結果を得る事ができた。

 

レーウヴァールデンでの試合に向けて、ルテンは3日前のクロアチアでのRijeka戦の疲労がどの程度チームに残っているかを特に気にしていた。その点では少なくとも病院からは良いニュース。レクス・インマルスがハムストリングの怪我で出場できないものの、スフェン・ファン・ベークとルーク・ウィルクシャーは問題無く起用することができ、DF陣は再びベストメンバーが揃った。

 

中盤にはインマルスの代わりにトニー・フィレーナが入り、フェイエノールトはフィジカル面ではルテンの希望に叶う形に。しかしカンブールの人工芝でのプレーは、それとは全く対照的に、非の打ち所ばかりだった。フェイエノールトホームチームにプレッシャーをかけるにはボールを持った時のプレーがあまりに雑で、例えばスピッツのコリン・カジム・リチャーズはほとんどボールを貰えていなかった。

 

ただカンブールも多くのエネルギーを注ぎながらクリエイティヴィティのほとんど無いフットボールをしていたため、前半は両チーム拮抗した内容に。それでもフェイエノールトは先制してティー・タイムに入れたのはトールンストラの絶妙の走り込みのおかげだ。それを見逃さなかったヨルディ・クラーシがGKの前へ畏るべきパスを提供。トールンストラは1回目のシュートは阻まれるもリバウンドを決め、フェイエノールトはモラル・ウィナーとしてHTを迎える事ができた。

 

レーウヴァールデンで3ptsを得るためにこの1点で十分だったのはフェイエノールトは後半に見せたファイティングスピリットのおかげだろう。両チームともピッチプレーは前半よりそれほと良くはならなかったものの、フェイエノールトは3ptsを持ち帰るため最後まで戦い続けた。

 

カンブールも諦めなかったが、フェイエノールトの守備を崩すだけの工夫も無し。唯一途中出場 マルタイン・バルトが残り10分にゴールに近づいたが、右サイドからのクロスにあわせたシュートは枠を外れた。これによりカンブールは今シーズン初のホーム敗戦。一方フェイエノールトはリーグ戦4勝目でエールディヴィジのリンカーライチェをさらに駆け上がった。(第10節全日程が終了して3位)

 

SC Cambuur – Feyenoord 0-1

Scoreverloop:

37’ 0-1 Toornstra

 

Scheidsrechter: Braamhaar

 

Geel: Nelom, Kazim-Richards (Feyenoord), Ogbeche (SC Cambuur)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Wilkshire, Van Beek, Kongolo, Nelom; Clasie, Vilhena, El Ahmadi; Toornstra, Kazim-Richards (77’ Te Vrede) en Manu (65’ Boëtius).

SC Cambuur: Nienhuis; Pereira (78’ Bakker), Reijnen, Bijker, Vytas; El Makrini, Van de Streek (61’ Van de Streek), Rusnák; Narsingh, Ogbeche en Meleg (10’ Barto).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/sc-cambuur-feyenoord-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「これはコレクティーフさの勝利。ファンタスティックなゴールのおかげで我々のプレーする姿勢が報われたよ」

 

「身体は3日後の試合でも対応できるが、頭を切り換えるのがかなり問題。しかしそれを弁解にはできないからね。我々はキャラクターによって勝利を勝ち取った。それに何より満足している。これもフェイエノールトの一部。こういうK-ピッチでも勝たなければならないんだ」

 

「ただ良いフットボールが伴うことも必要。今日は終盤に2-0にするチャンスもあったが、間違った選択をして点差を広げられなかった。だが得点力改善の心配はしていないよ。我々はほとんど失点もしていないからね」

 

「エルヴィスはここのところ重要な存在になっていたが、それでもう彼が一人前になったという訳ではない。大物になりたいのならまだまだ学ばなければならないことは多い」

 

「私には2人の優秀なスピッツがいる。テ・フレーデがまたチャンスを得られる時は間違いなく来る。しかしそれがいつか私にはまだハッキリしない。ミチェルは非常に熱心にトレーニングをしているよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98overwinning-van-het-collectief%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/28818-rutten-misschien-dat-te-vrede-dadelijk-weer-d.html

 

ヨルディ・クラーシ

「試合前にみんなで、方法は問題じゃない、どんな形でも3ptsを持ち帰らなければならないと言っていたんだ。木曜のタフな試合の後でも今日またしっかりやらなければいけなかったからね。これはチーム・パフォーマンス。キャラクターによる勝利だ。3pts取れて満足しているよ。それが何より重要なことだからね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28815-aanjager-jordy-clasie-een-overwinning-op-kara.html

 

スフェン・ファン・ベーク

「僕は最近はもちろんそんなにトレーニングできてなかったけど、感触は良かったしフットボールをしたかった」

「僕らの守備は悪くは無いけど、時々あまりに安易になって不必要なチャンスを与えてしまっている」

「今日はそれほど美しいフットボールは見せられなかったけど、僕らはチームとしてお互いのためにファイトした。それで終わってみれば狙い通りの結果を得られたんだ。特にシーズン序盤は良いプレーをしても勝ち点を得られなかったからね。今の僕らは良い方向に向かっているし、徐々にフェイエノールトがあるべき順位に戻って来ている」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-beek-%E2%80%98we-zijn-op-de-goede-weg%E2%80%99

 

イェンス・トールンストラ

「あの走り込みがはこの数週間やっていたこと。クラーシがそれをしっかり見て、何度も正確なボールを送ってくれていた。それが今回上手くゴールに繋がったんだ、嬉しいよ」

 

「走り込みは僕はトレーニングで練習したことがないんだ。あれは自然と身についたもの。マークされている相手から離れたら別のマークが付くはず。その際にDFたちは時々コミュニケーション・ミスを起こす。だから僕にはボールを受けてフィニッシュをする余裕が出てくるんだ」

 

「ヨルディのパスはもちろん素晴らしかった。僕にとっては決めるのがずっと楽になったよ。彼がボールを蹴るのが見えた瞬間、僕が走り込むのが彼が分かっているのが分かった。ヨルディはそういう視野を持っているからね。僕らは前もっての打ち合わせも試合中のアイコンタクトも必要ないんだ。選手たちはそういうのをお互いに感じられることがあるんだよ」

 

「ここで勝ち点を落とさずに済んで喜んでいる。欧州戦のすぐ後の12:30開始は弁解にもなっただろうからね。3ptsが何より重要。どういう取り方であれ問題は無い」

 

「僕はピッチ上で自由にやらせてもらっている。カジムとの連携はまだかなり失敗しているし、もっと良くなれるはず。勝ったことには満足してるけど、今日も自分がもっともっとやれたのは分かっている」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28817-toornstra-matchwinner-clasie-ziet-die-loopact.html

http://www.fr12.nl/nieuws/28824-loopacties-toornstra-gevaarlijk-nooit-op-getr.html

 

エルヴィス・マヌ

「カウンターで決められるところを決められなかったのもシャープさの問題だと思う。僕は本当に自分を証明したかった。序盤は試合に上手く入れていなかったけど、徐々にフィーリングが良くなって来たところで替えられてしまった。でもこれもフットボール。自分のプレーには満足していない」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28820-ontevreden-manu-ik-wilde-mezelf-heel-graag-be.html

 

カリム・エル・アマーディ

「僕らはメンタル面が強くなった。いまは敗戦をすぐに忘れて前に進むことができている。これは特にスタッフのあかげ。クロアチアでの試合の後にこの試合をいつまでも嘆くことはできないと念を押してくれた。それに僕らは平日に試合をするリズムにも徐々に慣れてきた、若い選手たちもね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/28823-el-ahmadi-mentaal-zijn-we-sterker-geworden.html

 

 

予想通りかなり苦戦したものの、クラーシとトールンストラによるスーパーなゴールで無事に3pts. 特に前半は全くフットボールになってませんでしたが、これは大きな結果です。得点数の少ない試合が続いているのがカジムとその周辺の問題なのも明らかで、そろそろミチェルの起用もあって欲しいところですが・・・

 

スフェンは再び力強いパフォーマンスを見せ、トニーも中盤の代役一番手としてしっかり価値を証明。今日のクラーシはアシスト面以外もとても良かったです。やっぱりあとはカジムとその周辺か・・・

 

ベーカー戦、なにそれ美味しいの?ということで今週は平日お休み、週末は勝ち点で並んでいるPEC-thuis!