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スタッツダービーで圧勝(第15節エクセルシオール-uit結果)

土曜夜に行われたエールディヴィジ第15節、フェイエノールトは苦しむことなくロッテルダムス・ダービーに勝利。ヴァウデスタインにおいて監督 フレッド・ルテンのチームはエクセルシオール相手に2-5と圧倒した。フェイエノールトはHTまでにコリン・カジム・リチャーズ、ジャン・パウル・ボエチウス、レクス・インマルスのゴールで0-3のリードを奪い、後半にもイェンス・トールンストラと再びレクス・インマルスがゴール。エクセルシオールはジェフ・スタンスがゴールを決め、スフェン・ファン・ベークがオウンゴール

 

今シーズンのこれまでの試合で、この土曜の満員のヴァウデスタインでの試合ほどフェイエノールトが良い気分でロッカールームに戻ったことは無かっただろう。主審 ポール・ファン・ブーケルが前半終了の笛を吹いた時点でチームは0-3と完全に試合を自分たちのものに。フェイエノールトはピッチ上のザイトからの相手にシャープさも熱心さも無いクラ-リンゲンの弟分に対して支配、圧倒していた。

 

フェイエノールトが優勢さを得点に転換できたのは、ホームチームの守備が全く機能していなかったおかげでもある。前半に決まった3ゴールの全てが、エクセルシオールのDFのアンラッキーな瞬間からだった。15分過ぎにサンデル・フィッシェルがヘディングでGK ジノ・コウティーニョに戻そうとしたところにジャン・パウル・ボエチウスが反応し、ワンタッチでGKの上を抜いた。10分後にはスフェン・ファン・ベークからのロングボールが守備陣の背後に落ち、レクス・インマルスが至近距離から強烈なシュートでこのチャンスをモノにした。

 

ボエチウスとインマルスのゴールの前にすでにフェイエノールトはコリン・カジム・リチャーズのゴールで先制。5分過ぎに彼はペナルティエリア外でルイジ・ブラインスからボールを奪い取ると、コウティーニョと1対1の絶好のポジションに入ると、そこからポストを叩いて決まる素晴らしいシュートで0-1. 自身にとって10月5日以来のリーグ戦のゴールでフェイエノールトに早々のリードをもたらすと同時に、ホームチームのミスをいかに付くべきかもチームに示して見せた。

 

ルテンはHTに間違いなくチームに大量リードにも情熱を失うことなく同じエネルギーでプレーを続けるように強調しただろうが、しかしフェイエノールトは後半早々に追い上げのゴールを許してしまう。このゴールを決めたのはジェフ・スタンス。アディル・アウアサルのパスをオフサイドライン際で受けるとゴール前至近距離から楽々とゴール。これによりフェイエノールトの素晴らしい二つの記録が終わってしまった。ELを含む公式戦6試合無失点だけでなく、今シーズンのエールディヴィジでのアウエーゲームで初めての失点となった。

 

スタンスのゴールでエクセルシオールに希望が戻り、ボタカから良いチャンスも作っていたが、その希望もすぐにデ・カイプの住人たちによって地に落とされる。6分後にトールンストラが再び3点差をなるゴール。シュートコースにGKだけになると、ボールを右隅にしっかり決めて1-4。

 

この夜のフェイエノールトのピッチプレーは終始見事であり、そこからさらに5点目も生まれた。ハリド・ブラルーズの素晴らしいをインマルスが受けると、それから程なくして自らフィニッシュ。トールンストラから上手く戻されたボールを、フェイエノールトの10番はゴール隅へ強烈な低い弾道のシュートを決めてこの夜自身2点目。

 

フェイエノールトはその後は試合を静かに終わらせたが、チームは2つ目の失点を喫してしまう。終盤、ヨルダン・ボタカのクロスにファン・ベークが触ったボールがGK ケネト・フェルメールを抜いてしまった。力強いプレーをしていたDFにとって不運な瞬間だったが、フェイエノールトが同郷の相手をノーチャンスで下した素晴らしいパフォーマンスを何ら損なうものではない。

 

Excelsior – Feyenoord 2-5

Scoreverloop:

5’ 0-1 Kazim-Richards

16’ 0-2 Boëtius

25’ 0-3 Immers

51’ 1-3 Stans

57’ 1-4 Toornstra

62’ 1-5 Immers

86’ 2-5 Van Beek (eigen deoelpunt)

 

Scheidsrechter: Van Boekel

 

Geel: Van Diermen, Auassar (Excelsior), Kazim-Richards, Boulahrouz (Feyenoord)

 

Opstellingen

Excelsior: Coutinho; Bovenberg, Van Diermen (33’ Mattheij), Kruijs, Kuipers; Fischer, Stans, Auassar (68’ Gouriye); Botaka, Vermeulen (74’ De Reuver) en Bruins.

Feyenoord: Vermeer; Boulahrouz (78’ Karsdorp), Van Beek, Kongolo, Nelom (74’ Vilhena); Clasie, Immers, El Ahmadi; Toornstra, Kazim-Richards en Boëtius (68’ Manu).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/excelsior-feyenoord-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「我々は良いプレーをしたと言えるだろう。チームにかなりの動きがあった。そのせいで相手は一瞬も試合に入れていなかった。我々のプレッシャーの掛け方によって相手にミスを起こさせている。早々のゴールでそのミスを罰することができたのは素晴らしい。しっかり分析ができていて、走り込んだ選手からゴールが生まれたのもポジティヴなこと」

 

「このチームにポジティヴな成長が見て取れるのは誰の目にも明らか。我々は多くの時間帯でとても良いプレーをしたし、もっとゴールを決めることもできた。今夜は非常に満足」

 

「後半の2失点は余計だった。だが一方で選手たちが大勝の後で経るプロセスとも言える。つまり我々はさらに大人になったということ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-geniet-van-feyenoord

http://www.fr12.nl/nieuws/29414-rutten-lovend-dan-denk-ik-h%E9-dat-pikken-ze-nu-ook-al-op.html

 

ヨルディ・クラーシ

「この勝利は多少エクセルシオールのおかでもあるね。普通ならこういう試合は非常に苦労するもの。でも僕らはスタートが良くて上手くプレッシャーを掛けることができた。最初の2得点は実際プレゼントだったけど、あれで試合はもう決まった」

 

「後半の僕らはとても雑だった。無失点に抑えたかったけど、全く余計な2失点を与えてしまった。でも12月の素晴らしいプログラムの始まりとしては最高だよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/29411-clasie-dit-is-een-mooi-begin-van-de-decemberm.html

 

レクス・インマルス

「2失点はシンタクラース・フェストのプレゼントという声があるけど、実際2失点とも僕らが自分たちで与えてしまったものだと思う」

 

「僕らは何度もかなり良いプレーをしていた。事前にエクセルシオールの弱点はよく分かっていたし、どう戦えばいいかも分かっていた。意識して早めのプレッシャーを掛けていたんだ。相手陣内でミスをさせ、彼らはボールをスタンドに蹴り出していただろ。彼らは僕らのプレースタイルに全く対応できていなかった。僕らがこういうプレーができるのはピッチ上でお互いにとても上手く役割交換ができているから」

 

「HTに勝負が付いていたのは分かっていたけど、僕らは失点しないようにしようと言い合っていたんだ。だから失点は本当に残念。それも2失点、あってはならない事だ。これまで何試合も連続で無失点に抑えてきたのに、あまりにも簡単にゴールを許してしまった」

 

「ゴールは僕自身とチームへのご褒美。みんながゴールを決めている、もうグラツィアーノ・ペッレだけじゃない」

 

「木曜はLuik相手にグループ1位を決めたい。それからAZとPSVに目を向ける。アイントホーフェンで負けたくはない。これ以上差を広げられたくないからね。僕らは今のフィーリングならスハールを目指すと言うべき」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/29413-immers-met-dit-voetbal-uitspreken-dat-we-voor.html

 

スフェン・ファン・ベーク

オウンゴールにウンザリしているよ。個人のミスで素晴らしい記録が終わってしまったのが辛い。でも一方で3ptsがもちろん何より重要。エクセルシオールはダービーに向けて力を溜めていたはずだし、僕らが全力を出さなければならないのは分かっていた。今夜彼らに全くチャンスを与えなかったのは賞讃に値する。僕らはどんどん効率的になっているし、これはこれからの数週間へ自信になるよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/immers-%E2%80%98we-dwongen-de-goals-zelf-af%E2%80%99

 

エルヴィス・マヌ

「僕が入った時には勝負は付いていたけど、でもピッチに戻れて嬉しいよ。前半のエクセルシオールは3回大きなミスを犯し、3ゴールはほとんどプレゼントシュートから。でも僕らは良い流れに乗れている。ボールが上手く回っているし、連携も上手くいっていて、その上アグレッシブだ」

 

「失点後のフェルメールの怒りは理解できるよ。彼は無失点に抑えたいからね。僕らはエールディヴィジ最少失点。僕も彼と同じ気持ちだ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/29412-manu-begrijpt-woede-vermeer-ik-voel-met-hem-m.html

 

コリン・カジム・リチャーズ

「狙い通り上手くいったよ。大満足。ダービーに勝つのはいつだって嬉しいもの。勝利が何より重要だからね」

 

「僕はゴールを狙えるポジションにいるけど、プレーにも関わらなければいけない。それが大部分上手くいった。それに今日はゴールも決められたし、しかも先制点。ケーキにお菓子がのったよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/29415-kazim-weer-eens-trefzeker-de-kers-op-de-taart.html

 

ケネト・フェルメール

「30分足らずで3-0のリード。後半は集中力が無くなるのが見えたよ。雑になったところエクセルシオールがすぐに罰した。31-にされた後に時間を掛けずに4-1にできれ良かった。さもなければまだ苦しむ可能性もあったからね」

 

「でも簡単に2失点してしまったのはフラストレーション。ロッカールームでコンゴロと話をしたところだけど、DF陣も悔しがっていた。僕らはかなり長い間無失点試合を続けて喜んでいたんだ。それが終わってしまったから、勝った気分にはなれないよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/29416-vermeer-baalt-flink-dit-voelt-niet-als-een-overwinning.html

 

 

ぽこぽこ面白いように相手がミスしてくれて妙に効率良くそれを決められたので珍しくヴァウデスタインで楽々と勝利。2失点は残念ですが、まぁこういうこともあります。後半の2ゴールはなかなか見事な連携で良かったです。

 

カジムが久しぶりに決め、レクスなど周りの選手もしっかりゴール。今シーズンはスコアラーがいないのでみんなでこうやって頑張って決めていかないと。

 

それにしてもクラーシがほとんど目立たずに快勝するゲームはほとんど初めてじゃないですかね~。