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カイト復帰戦で勝利 (練習試合:Fortuna Düsseldorf戦結果)

ディルク・カイトが日曜に行われたFortuna Düsseldorfとの親善試合で途中出場、フェイエノールトのシャツでの非公式復帰を果たした。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはコリン・カジム・リチャーズとカリム・エル・アマーディのゴールによって0-2で勝利している。カイトと同様にケネト・フェルメールとエル・アマーディもこのプレシーズン初出場。ヨルディ・クラーシは観客としてKufsteinにいた。このMFは具体的な関心が届いたことで、。試合前にプレーしたいことに決まった。

 

前半のフェイエノールト・サイドで最も目立ったのはマルコ・ヴェイノヴィッチ。このMFは新クラブでの2試合目であたかもフェイエノールトで何年もプレーしたかのようにプレーを組み立てた。ヴェイノヴィッチは組み立てに頻繁に絡み、一見全く苦もなく狙った場所へと、まるでかなり離れた入りからのクロスパスのようにボールを配球した。さらに彼の出したボールはほとんど全てがチームメイトにまで届いていた。

 

フェイエノールトの先制ゴールの際にヴェイノヴィッチが起点となったのも偶然ではない。30分過ぎに非の打ち所のないスルーパスはドイツ人たちの最終ラインの背後に、さらに走り込んだコリン・カジム・リチャーズのコースへと正確に到達。彼は躊躇うことなく強烈なシュートでニアを打ち抜いた。

 

フェイエノールトが先制したのは特に貪欲さと迫力の点でブンデスリーガ2部のチームを上回ってた所によるものが大きい。ビラル・バサチコグルはそのスピードで相手の左バックを何度も置き去りにしたが、ただこの右バイテンは与えられたスペースをほとんど有効に活かせなかった。ピッチの反対側ではケネト・フェルメールがアクションを強いられたのは序盤にJulian Kochが狙ったヘディングシュートのシーンのみ。

 

すでに大声で声援を送っていたスタンドのフェイエノールト・サポーターの声は後半開始直前、フォルクスヘルトのディルク・カイトが待ちに待った復帰を果たしたことでいっそう大きいものに。このスピッツにとって気温が摂氏30度近くまで上がった灼熱のKufsteinがフェイエノールトに戻って以来最初の試合出場だったが、期待通りのヘット・レヒューンからの温かい歓迎を受けた。

 

カイトと共にHTにアナス・アチャバールと代わったジャン・パウル・ボエチウスでロッテルダマースのプレーは向上。その中でもヴェイノヴィッチがその視野と力強いパフォーマンスを保ち続けたのはほとんどの観客が認めるところだった。このMFはそこからバサチコグルとイェンス・トールンストラをGKと1対1に持ち込ませたが、どちらもゴールに繋がらず。

 

終了10分前になってフェイエノールトはドイツ人たちを突き放す。途中出場 カリム・エル・アマーディが約20mからのミドルシュートでGK Michael Rensingをノーチャンスにし、0-2のゴールに自身の名を刻んだ。エル・アマーディのゴールの直前にはGK ワルネル・ハーンがOliver Finkの同点ゴールを素晴らしいセーブで防いだこともあり、ファン・ブロンクホルストのチームはプレシーズン3試合目も勝利。

 

Fortuna Düsseldorf – Feyenoord 0-2

Scoreverloop:

27’ 0-1 Kazim-Richards

80’ 0-2 El Ahmadi

 

Opstellingen

Fortuna Düsseldorf: Rensing; Koch, Haggui, Bodzek, Schauerte; Gartner, Bellinghausen, Sararer, Akpoguma; Ya Konan en Pohjanpalo.

Feyenoord: Vermeer (46’ Hahn); Karsdorp, Van Beek (60’ Dammers), Kongolo, Vilhena (80’ Verdonk); Toornstra (70’ El Ahmadi), Vejinovic (75’ Sleegers), Immers (60’ Schuurman); Basaçikoglu (75’ Te Vrede), Kazim-Richards (46’ Kuyt) en Achahbar (46’ Boëtius).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/fortune-dusseldorf-feyenoord-friendly1516/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「内容も良かったし、プレシーズンまだ出場していなかった3人もプレーできた。大満足だよ」

 

「強度なトレーニングをしているが、選手たちはとてもフィットしている印象を受ける。それにこのチームがかなり前進しているのが見えるんだ。もちろん今日もまだまだ改善点がたくさんあったし、例えばチャンスが多くあったんだからもっと早く試合を決めなければいけなかった。だがとにかくこの午後を振りかえればとても満足だ」

 

「ディルクにとって今日45分プレーできたのは素晴らしいことだし、ケネトとカリムがプレーできたのもポジティヴ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-ziet-progressie-bij-feyenoord

 

ディルク・カイト

「とても良い気分。何といってもこのシャツをもう一度着るのをもうずっと長く待ち望んでいたからね」

 

「サポーターが大きな歓声を送ってくれて、あの瞬間から僕はフェイエノールトに戻って来たんだと実感できた。あの歓声は僕にとって大きな意味があること。素晴らしい評価の証だし、大きな勢いをくれるよ」

 

「重要なのはなるべく上手くコンディションを作り上げること。この1週間すでに大成功だったけど今日でさらに綺麗にそれを締めくくる事ができて嬉しいよ。僕らは素晴らしい環境で良いトレーニングができたし、このグループがさらに強くなったのは見ていて明らかだろう。それに僕もこのチームにいることをとても楽しんでいる。ここからはさらにチームとして成長し、リーグ戦スタートに向けてさらにこれからの数週間をやっていかないとね」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/kuyt-na-rentree-%E2%80%98dit-smaakt-naar-meer%E2%80%99

 

イェンス・トールンストラ

「僕らがチームとしてより緊密になっているのを感じているよ。ドイツ人に勝つのはいつだって良い気分だね。僕らは良いプレーをした。ただチャンスをもっと上手く決めないと。リーグ戦はもうすぐだ」

 

「中盤でのプレーは嬉しいよ。僕自身今シーズンは中盤の右でやりたいと思っていた。監督のスタメン配置を見れば、嬉しい事に彼もそれを望んでくれている」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/32445-toornstra-gevoel-dat-we-als-team-gegroeid-zij.html

 

 

クラーシの移籍交渉がようやく動き出した中での試合でしたが、まぁマルコが凄かったです。スペルフェルデラーとしての能力はさすがにオランダでベスト。少々のプレッシャーも全く苦にしないのでこのレベル相手だとチート状態でした。受け手との意思疎通がもっとできて前の選手がさらに動き出しを増やしてくれれば強力な武器になり、さらに奥行きを作るタイプのビラルとは相性が良いですね。

 

中盤はプント・ナール・アハターになったことで攻撃的MF2枚がゴール前に絡むシーンが増えてこれまでのイライラがようやく解消されそうな雰囲気。ただいろいろ組み合わせた中で最後のヤーリ、カリム、ジョーイの3センターが細かくパスが繋がる綺麗なフットボールをしていたので、ジオはまぁ悩み所。

 

前線はミチェルとカジムの去就待ちか。これからオープンダッハに向けて序列をどう作っていくか見物です。