昨夏夏の移籍市場デッドリアンでデ・カイプに来たイェンス・トールンストラだが、今回はプレシーズンの最初からフェイエノールトでフル参加となる。オーストリアでのトレーニングキャンプ最終日に、この攻撃的MFはフェイエノールダーとしての2シーズン目に大きな自信を持っている。「僕はトップクラブのレベルでやれることを見せたけど、今年は自分にもっと多くの事を要求している」
トールンストラはデ・カイプでの1年目に複雑な気分を抱いているを今週セレクションが滞在したホテルのテーブルで語った。「当初はあれほど試合に出れるとは予想してなかったんだ。僕はリーグ戦全試合に出場し、特にウィンターストップ前は自分の力を見せられた。でも後半戦は低調な試合が続き、そうなるとフェイエノールトのようなクラブではFC ユトレヒトやADO デン・ハーグよりもすぐに注目が集まる」
欧州戦を逃したことで昨シーズンのスポーツ面は短調で終わったが、トールンストラはプライベートでは笑顔を浮かべることができた。5月8日に娘のFayeが誕生し、初めて父親に。オーストリアでのトレーニングキャンプの間は彼にとって初めて長期間娘との別々の生活となり、多少苦しんでいることを認めた。「でも幸運にも彼女ガールフレンドがFaceTimeなどで家での出来事をたくさん教えてくれている。現代技術のおかげだね。もうすぐ娘をまた抱きしめられるのを楽しみにしているよ」
娘といられない寂しさはあるが、トールンストラはトレーニングキャンプを楽しんでいる。環境は最高でトレーニングのレベルも高いと彼は語った。「このグループにはかなり大きなクオリティがあるのが毎日目に見える。それは昨年もそうだったし、僕らは特に欧州戦でそれを見せてもいたけど、ただ他のいくつかの試合との差が大きすぎた。僕らは何度も氷を踏み外してしまった。だから今シーズンはもっとコンスタントにならなければいけないんだ」
このプレシーズンのここまでのトレーニングで判断する限り、今シーズンのトールンストラは中盤のポジションに集中することになりそうだ。昨シーズンは固定されない左バイテンで何度もプレーしていた。「まだそこでやることになっても、僕は喜んでやるよ。でも今のところは中盤の役割に向かっている。確かにポジション争いはとても激しいし、だからみんなが毎回自分の価値を見せようとしなければいけない。日曜に真剣な相手と練習できて嬉しいよ。自分たちを計り、チームとしてどこまで来れているかを見る良い機会だ」