Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

Luikでミッション達成(ELグループステージ:Standard-uit結果)

フェイエノールトは木曜夜のLuikで文句なしの内容でミッションを達成。イェンス・トールンストラ、ジャン・パウル・ボエチウス、エルヴィス・マヌのゴールによってフレッド・ルテンのチームはStandard Luikに0-3で勝利し、EL グループBの首位通過を決めた。ルーカス・ヴァウデンベルフとヴェッセル・ダンマースがベルギーの地でフェイエノールトでのデビューを果たしている。

 

Standard Luikにとってグループステージ最後の試合はもう何も得るものがない試合であることはStade Maurice Dufrasneではっきりと見えていた。普段なら熱狂的なサポーターで知られるベルギーのチームだが、雰囲気のあるはずのスタディオンは薄気味悪いほどガラガラに。両チームの選手がピッチに現れた直後にゴール裏のStandardサポーター Hel van Sclessinが大量の発煙筒を投げ込んだだけだった。

 

フェイエノールトにとってが、Sevilla FCに2-0と見事な勝利を収めたことですでに今大会のノックアウト・ステージへのチケットを確定させていたが、Luikでもまだ勝ち得るものがあった。Standardに勝利すればグループ首位の座が決まり、月曜に行われるドローでベスト16へ向けて優位な状況を得られるからだ。そのため、この試合がロッテルダマースの側では真剣に捉えられ、試合開始直後からチームはシャープさを集中力を見せたのは驚きでは無いだろう。

 

さらにフェイエノールトは探り合いの序盤から相手ゴールに迫ると、15分過ぎにそのプレーが報われる。ペナルティエリア左側のFKをエルと、難しい角度にも関わらずイェンス・トールンストラが直接ゴールを狙った。成功しないはずはなく、このMFの蹴ったボールはGK エイジ・カワシマの手の届かないニアを抜けてゴールの中に消えていった。

 

公式戦4試合連続ゴールとなったトールンストラのゴール以降、フェイエノールトはかなり酷い芝にも関わらずプレーが向上。特にカウンターアタックではロッテルダマースの前には再三大きなスペースがあり、それを何度も有効に使えていた。特にコリン・カジム・リチャーズがHTまでにそのスペースを活かして2回カワシマと1対1になったが、どちらもGKがこの戦いに勝利。

 

しかし力強いプレーを見せていたこのスピッツはそれにもめげることなく、HT明け15分にフェイエノールトのこの夜2点目に大きく貢献。鋼のように強靭なFWはホームチームの陣内でボールを奪うと、完全にフリーでゴール前に。ここでカジム・リチャーズは素晴らしい視野を失うことなく横パスを出し、フリーのジャン・パウル・ボエチウスにはチャンスを逃しようが無く0-2に。

 

快適なリードを得たフェイエノールトはその後はもう何の支障もなくプレーを続けられるはずだったが、その点で0-2にした直後にテレンス・コンゴロがプレー続行が無理になり2枚目の交代策を切らなければならなかったのは残念だった。この試合ではすでにハリド・ブラルーズが開始26分でピッチを去り、ルーク・ウィルクシャーと交代していた。

 

コンゴロの交代により、この試合スタメン出場していたルーカス・ヴァウデンベルフに続いてヴェッセル・ダンマースがフェイエノールトでの公式戦デビュー。19歳のファルケノールトの象徴が守備の中心に入っても、チームは残り時間大きなトラブルに見舞われることは最早無かった。パーティは終了間際に途中出場 エルヴィス・マヌがゴール前至近距離から0-3としたことでむしろさらに大きなものに。共に旅してきたヘット・レヒューンに大きな歓声の中でロッテルダマースはピッチを後にし、見事な形でグループGの勝者となった。

 

Standard Luik – Feyenoord 0-3

Scoreverloop:

17’ 0-1 Toornstra

59’ 0-2 Boëtius

88’ 0-3 Manu

 

Scheidsrechter: Yefet

 

Geel: Fiore (Standard Luik), Kazim-Richards (Feyenoord)

 

Opstellingen

Standard Luik: Kawashima; Stam, Climan, Fiore, Andrade; Ono (73’ Milosevic), Mujangi Bia, Faty, Lumanza; Watt en Louis.

Feyenoord: Vermeer; Boulahrouz (26’ Wilkshire), Van Beek, Kongolo (67’ Dammers), Woudenberg; Clasie, Immers, Vilhena; Toornstra, Kazim-Richards en Boëtius (81’ Manu).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/standard-li%C3%A8ge-feyenoord-europa-league-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「非常に満足。グループウィナーはこのチームのトップパフォーマンスだ。事前に予想できた人はほとんどいなかっただろう。特に昨シーズンのELウィナーであるSevillaを引き当てていたからね。これらの相手を抑えて1位で終われたのはこのチームの成長を意味している。それに伸びシロはまだまだあるとも思っているよ」

 

「今日は見ていてとても良かった。素晴らしいゴールを決めたし、ルーカスとヴェッセルという2人の選手がまたデビューできた。勉強熱心な彼らにとってもちろん素晴らしい事。それが今夜の成功をさらに実り多いものにしてくれた」

 

負傷交代の2人について

「ハリドは股関節に軽い痛みがあり、テレンスは腹部に不快感があった。どちらも用心のための交代」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98dit-is-een-topprestatie%E2%80%99

 

イェンス・トールンストラ

「4試合で5得点?数字はあまり気にしてないけど、こういう数字はいつだって嬉しいよ。僕だけでやっている訳じゃなく、チームメイトからチャンスをもらっている。だから僕のゴールが少なくなっても問題は無いよ」

 

「今日の僕らはとても大人びたプレーだった。かなり支配していたと思うし、もっと点差を広げることもできただろう」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/29487-toornstra-over-winstpartij-met-fases-heel-goe.html

 

ルーカス・ヴァウデンベルフ

「序盤からとても上手くいったよ。僕らは常にフットボールで解答を見つけていたし、この酷いピッチでもボールを上手く回せた。ジャン・パウルが0-2にした後はほとんど日獲るの大きなロンドになっていたし、とても楽しかったよ」

 

「ユース選手が次々にデビューしていく中で僕は待たなければいけなかったけど、だから今夜自分の版が来たのは殊更嬉しい。ヴェッセルも続いたし、僕らによってユースからまた2人がトップチームにデビューしたのは素晴らしい事」

 

ヴェッセル・ダンマース

「突然入らなければいけなかったけど、僕はずっとこの瞬間を楽しみにしていたんだ」

 

「監督は僕がCBのポジションで上手くやれると考えている。とても気に掛けてくれて、今のフェイエノールトならスピッツ・ポジションよりチャンスは多いと見てくれているんだ。僕はこのクラブで成功したいし、それが目標。だから監督からもらったこのチャンスを両手でつかむよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/debutanten-beleven-bijzondere-avond-in-luik

 

 

6年振りの欧州でのアウエー勝利!なんとグループウィナーです!いや~、驚きました。酷いピッチで相手もこれが欧州戦?という酷さでしたが、この結果は嬉しい。ルーカスもよくやっていたし、ヴェッセルも問題無くデビュー。左利きのDFは駒数があまり無かったのでこれで安心できるかな~と。

 

イェンスは本当に期待以上の活躍をしてくれていて、近年稀に見る大当たり補強。カジムもゴールチャンスを逃す以外はとても良くやってくれています。文句を付けにくいのですが、あとはしっかりチャンスを決めてくれさえすればストレスを溜めずに済みます・・・

 

ベスト32のドローは月曜日。せっかくなので素敵なカードが良いですが、個人的にはCelticとやりたいですねぇ。