フェイエノールトは27歳のイタリア人スピッツ グラツィアーノ･ペッレをイタリアのパルマから1年のレンタルで獲得した。ペッレはロナルド･クーマンとは2010年にAZで共に仕事をした仲。身長1.93mの長身スピッツは2007年から2011年までアルクマールのクラブでプレーし、14得点を記録している。フェイエノールトでの背番号は19。ペッレもフェルフークも日曜のフィテッセとのアウエーゲームはまだ出場資格が無い。
AZでプレーする前の数年間、ペッレはイタリアのユース代表で大きな印象を残していた。Onder 20で多くのゴールを決め、2007年にオランダで開催されたOnder 21 EKにもイタリアのセレクションに入っていた。
テクニカル･ディレクター マルティン･ファン･ヘールはペッレの加入を喜んでいる。「彼はフィジカルが強く、ボールをキープできるスピッツ。特にペナルティ･エリア内で危険な存在になれる。それにグラツィアーノはオランダ･リーグで十分な経験がある。彼の加入はロナルド･クーマンも含めてみんな歓迎しているよ。今シーズン彼がフェイエノールトにとって大きな価値ある存在になれると確信している」
前回のクーマンと一緒に仕事をした時間がフェイエノールトを選んだ大きな理由だったとペッレ。「僕はAZで彼と上手くやれていたし、お互いに期待することがよく分かっている」とサイン後に語ったペッレ。「それにAZでの時期にデ･カイプでプレーした時、フェイエノールトには良い印象を持っていた。このクラブのサポーターはファンタスティック。フットボール選手として、彼らの前でプレーできるのはすごく光栄なこと」
ペッレは今シーズン フェイエノールトでゴールを決めて重要な存在になれることを願っている。「ヴェスリー･フェルフークというクロスを上げられる選手も来たし、ヘディングでゴールを決めるために僕が獲得されたと思っている。僕はハードワークするのが好きな選手だし、フェイエノールトで上手くやれるのを願っている」
フェイエノールトへの加入によってペッレは1年半ぶりにオランダに復帰。このスピッツはこの国を家のように感じているという。「AZ時代からそう感じていたんだ。僕は若手の時にオランダに来たから、戻って来たという感じ。オランダでの生活は楽しいよ」
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120831_contract_pelle
なにはともあれ念願のスピッツ獲得。クラッセな選手でも無いですし、20ゴール決めてくれるとも思いませんが、今はとにかく前線でボールを収めてくれる選手が必要なので、それができてくれるといいなぁ。でもAZ時代にそんなポストプレイ上手かった記憶もないのだけど、大丈夫でしょうか･･･
スハーケンに加えてフェルフークというクロッサーが入ったので、今までファーのレクス頼みだったハイボールのクロスに少しは期待感が出てきます。
