ピム･ブロクラントにとって、フェイエノールトがいつか特定のオーナーや団体の手に渡ることは想像もできない。
「ここでは誰かが全権を持つことはないんだ。私も'Vrienden van Feyenoord'としてクラブの手助けをするだけ、と各団体に言っている。彼らが80milや100milを持ってくることはあるかもしれないが、額は問題では無い。我々も株の取得は49％に留めており、クラブが自分自身のボスなのは変わらない。もしフェイエノールトがアラブ人と200milで交渉しようとしても、'Vrienden'がそれを止められる。アラブ人が100％取得しようとしても、フェイエノールトは我々抜きに株を売れない決まりになっているからね」
マンチェスター･シティのファンは、自分たちがオイルダラーのおかげで欧州の王になるのではと感じているが、ブロクラントは呆れている。
「クラブの行く先はみんなで決めなければならない。何10年も何も勝ち取れず、3部に落ちてもだ。フェイエノールトはフェイエノールトであり続けなければならない。我々は現在のディレクター陣とRvCの全面支援を受けているし、みんな学んできた。12月はこの1年で最高の年だった。トゥエンテとのホーム、PSVとのホーム、グイデッティのゴール。デ･カイプで私の周りにいる人々もみんな喜んでいた。過去に失敗をしたが、それが繰り返されることはもうないだろう。自分たちのユースから選手がブレイクしていくのが何よりも誇らしい」
ロシアやアラブの富豪はいらない
「私はたくさんの人と話をしているし、サークルの中にはいつもフェイエノールトのようなクラブに関心のある人たちがいる。 しかしロシアやアラビアの大富豪が簡単に出入りする事は無い。これは自分自身に言いきかせていることだが、フェイエノールトはフェイエノールトのものであり続けなければならない。だから我々は'Vrienden'として、クラブが再び健全になるよに歩みを進めているんだ。我々はいつか自分たちの株も再びクラブに売り戻したい」
http://www.fr12.nl/nieuws/17579-blokland-ziet-rijke-rus-of-arabier-niet-zitten.html
