フェイエノールトは金曜にKNVBライセンス委員会から再びカテゴリーIIへ振り分けられたとの連絡を受けた。オリジナル・プランでは2012年末のカテゴリーII復帰の予定だったが、それよりも半年以上早く昇格を成し遂げることができた。
近年フェイエノールトが見せてきた財政面の規律、Vrienden van Feyenoordの投資と移籍市場での収入、今シーズンまでのプロジェクトの成功、その全てのおかげでクラブはついにカテゴリーIを脱っした。カテゴリーIIへ上がったことは、フェイエノールトにとってライセンスが保証されたことが何より大きいが、それに加えて50.000ユーロ以上の投資の度に協会の認可を得る必要が無くなる。
スタディオンクラブのポリシーがこの昇格によって変わる事がないのはジェネラル・ディレクター エリック・フッデがこれまでも言ってきたとおりだ。金曜にザイストからの嬉しい知らせを受けた後も、彼は再びそれを強調した。「財政面の規律は今後もえこひいき無く維持したい。カテゴリーIに戻ることは絶対に避けなければならないし、これから完全な健全化へのラスト・ステップを続けていかなければならない」
今シーズン得た数百万ユーロの収益も、それゆえこれまでのVvFからの資金援助と同様に、財政面をさらに改善するために使用される。そのために、今年夏のセレクション補強も基本的にはフリー移籍に限られることになる。「本当の例外的チャンスがあった場合のみ、我々はカテゴリー昇格によって自由に動く資格を得たということ」
この昇格はそのままフェイエノールトの財政状況の変化を導くものではないが、サポーター、投資家、スポンサー、スタッフ、株主、「全てのフェイエノールダーへの祝福に値する」とフッデ。「みんながこの素晴らしいクラブと一緒になって、フェイエノールトの素早い財政健全化のためにいろいろな方法で貢献してくれた。だからいまそれが祝福されたんだ」
「今シーズン、財政面だけでなくスポーツ面でも再び道を築き始めているのは素晴らしい事。みんながまたフットボールに集中できるようになって、誰もが毎日フェイエノールトについての話をしている。それを何よりも我々は歓迎しているし、全てのフェイエノールダーがそれを誇って良いだろう」
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120413_feyenoord_naar_categorie_2
長かった・・・。いろんなことがありましたがこれで文字通りクラブ再建へのラストスパート。
夏に間に合ったのはブロクラントのおかげですが、それもVvFに協力したたくさんの人たちの力があったからであり、いかに人々に愛されているクラブかを改めて証明したカテゴリーII昇格です。