Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ダービーに勝利しエールディヴィジ上位との差を詰める

土曜夜に行われたエールディヴィジ第30節、フェイエノールトエクセルシオールに3-0と快勝、AZがPSVに敗れたことで、第30節を前に2位にいたアルクマールダースと勝ち点で並んだ。ジョン・グイデッティ、ヨルディ・クラーシ、ジェルソン・カブラルのゴールで一方的な内容のダービーとなり、終盤にはユース代表 テレンセ・コンゴロがステファン・デ・フライとの交代で公式デビューを果たした。

 

フェイエノールトエクセルシオールとのクオリティの差は前半から明らかであり、ホームチームは大部分ボールを持ち、ほとんど何もできないクラリンガース相手に多くのシュートを試みたが、結局HTまでに決まったのはウェズレイ・デ・ライテルのミスを誘ったジョン・グイデッティのミドルシュートだけ。

 

開始8分、ヨルディ・クラーシのシュートCKを狙える位置で受けたグイデッティが20mの距離から狙うと、エクセルシオールのGKは意表を突かれて全く反応できなかった。その後もフェイエノールトは良い連携で連続してチャンスを作ったが、尽くデ・ライテルの指で弾かれてしまった。

 

前半エールディヴィジ最下位チームを引き離せなかったフェイエノールトだが、後半もそれが続くことはなく、クラーシがケルフィン・レールダムのラストパスから2-0となるシュートを決める。

 

この試合クーマンによってスタメン起用されたカブラルが、その信頼にフェイエノールト3点目のゴールで応えたのは60分過ぎ。再びレールダムのアシストだった。カブラルの前でシュートコースが空き、今シーズン6点目、ウィンターストップ明けようやく初ゴールとなった。

 

3-0になった後の最後の30分間はエクセルシオールの自信も消え、フェイエノールトは規律あるプレーでいくつかチャンスを作った。スタディオンにはウェーヴが起き、最後にはコンゴロがデビューを果たして試合を締めくくった。

 

Feyenoord – Excelsior 3-0

Scoreverloop:

8’ 1-0 Guidetti

49’ 2-0 Clasie

58’ 3-0 Cabral

 

Scheidsrechter: Van Boekel

Geel: Jansen (Excelsior)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Leerdam, De Vrij (81’ Kongolo), Vlaar, Martins Indi; El Ahmadi, Clasie, Bakkal (70’ Vilhena); Cabral, Guidetti en Cissé (60’ G. Fernandez).

Excelsior: De Ruiter; Van Deelen, Smith (88’ Vorthoren), Nieveld, Scheimann; De Graaf, Alberg, Jansen; Kalisse (58’ Maatsen), Janga (88’ Fileccia) en Bruins.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail/S1/10010000040111-999-10010000000003.aspx

 

ロナルド・クーマン

「我々には少なくとも10回はチャンスがあったのに、それで3得点は少なすぎる。

それがこの試合私の唯一の批判的コメント。我々は隣人に優しすぎた。楽勝だったけれど、ゴールが少なすぎる。デ・カイプが完売で雰囲気もファンタスティックだったのに、それがちょっと残念」

 

「試合のスタートは我々の期待通りだった。先制後もボイラーに圧力をかけ続けたが、すでに言ったようにもっと点を決めないといけない」

 

「テレンセは良く成長しているし、トップチームに加わる事も多い。彼をデビューさせるための状況が許っていたのだから、そうしなければいけないだろう。私はいつもユースの選手を使う監督だし、これからもそうするつもりだ」

 

得失点差でAZを抜くことはできず

「正直に言えばPSV-AZは2-2だと思っていた。でもそれは別にして、我々は1試合1試合やっていくよ。他のチームのことは考えず、自分たちに集中すべきだろう」

「目標がPOを経ずの欧州戦ということは今シーズン何度も言ってきたし、繰り返すつもりはない。2位から6位はまだまだエキサイティングな状況。アヤックスがティートルを逃すことはないだろう」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail/S1/10010000040112-999-10010000000003.aspx

 

ロン・フラール

「ちょっとウンザリしている。僕らはもっとゴールを決めなければいけなかった。良い試合をしたのは確かだけど。AZとの勝ち点差もあと1点で抜けてたし、5,6点は決めるべきだった。後半はかなりボールを持っていたけれど、あまりチャンスを作れなかった。テンポが十分高くなかった。まぁまた3pts取れて良かったよ」

 

テレンセ・コンゴ

「何年間もこのデビューを目指してきたんだ。最高の瞬間だよ」

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120414_reactie_kongolo

 

 

スコア的には快勝ですが、なにせ相手がエクセルシオールなのでデ・カイプの熱を爆発させるまでは行かず。逃したチャンスも多いので、ぼちぼちの勝利といった感じです。解説のエーフェルスが「今シーズのフェイエノールトのベストゲームじゃないの」と妙に褒めてましたが、相手の守備を崩すポジションプレーがなってないのでもうちょっとなんとかして欲しいですねぇ・・・と思い続けてもう何年でしょうか。今日はまだ突発的に良い連携が2回あったものの、どちらも最後にフィニッシュ役が来たカブラルが決められず・・・。まぁでもチャンス自体の数がやはり少なすぎる感じです。デ・カイプなのだから情け容赦無く攻める、という気合いがまだまだ足りない。

 

グイデッティは久々のデ・カイプでのゴール。狙い通りでした。クラーシもスペースに出たボールへタイミング良く走り込んでゴール。でも一番嬉しいのはやはりカブラルですね。不調の薬になるのはやはりゴール。今日はなかなか良かったですが、特にゴール後は判断に迷いが無くなって良い時の自分を取り戻すきっかけになったはず。

 

ただ今日のベストマンは間違いなくエル・アマーディ。存在感が違います。3月からエルヴィンがそれほど目立たない状況で7試合2失点という数字はクラーシとエル・アマーディのおかげ。バッカルがアレな分、縦パスをもうちょっと狙って欲しい気はしますが、このコントローラー・コンビは間違いなくエールディヴィジ1でしょう。来シーズンも続くことを願ってます。

 

気がついたらトゥエンテもこけたおかげで3位に。2位争いはとんでもない状況ですが、日程を見れば優位な状況にあるのは確かなので十分狙えるはず。来週は日曜に久々のランチ・ヴェーツトライト。デン・ハーグでADO戦です。