Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

低調の出来ながら10人のVVVを普通に凹る

フェイエノールトは日曜午後に行われたエールディヴィジ第9節でVVVに大勝し順位を4位に上げた。ロッテルダマースは特に前半終盤のアフメド・ムサのレッドカード以降、ビジターチームを容赦なく叩いて4-0と圧勝。ジョン・グイデッティが重要な役割を果たし、二つのPKを決め、カリム・エル・アマーディのゴールうぃアシストした。4点目を決めたのはリッキー・ファン・ハーレンで、フェイエノールトでの初ゴール。

 

前半のフェイエノールトのプレーレベルは本来のものに届いていなかったが、それでもチームは安心してHTを迎えることができた。グイデッティのPKで1-0と先制しただけでなく、VVVサイドのレッドカードによって一人数的優位に立っていたためだ。

 

前半終盤にFW アフメド・ムサが数分間に2回不必要なラフなタックルを行い、主審 ゲズブユクはそのどちらにもイエローカードを提示。ビジターチームは後半10人でプレーする事になった。

 

フェイエノールトはグイデッティのゴールによってその時点ですでにリード。ジェルソン・カブラルのクロスの際にペナルティ・エリア内で引き倒され、その結果得たPKを冷静に隅に蹴り込んだ。

 

後半開始6分でフェイエノールトが2点目を奪い、僅かにに残っていた試合の緊張感も消えた。マヤ・ヨシダのペナルティ・エリア内のハンドによって、グイデッティがこの午後2回目のPKを決め、このFWはその1分後の3-0のゴールにも重要な役割を果たす。エル・アマーディがこのスピッツとのワンツーからリターンのボールをペナルティ・エリア外側からしっかりと流し込んだ。

 

その後VVVはダメージを最小限に止めようとほとんど出てくる事はなくなった。前半はステファン・デ・フライが後ろにボールを逸らした所からミハエル・ウチェボが一度だフリーでエルヴィン・ムルデルのゴールに迫ったが、後半はビジターチームがその力を見せる事はほとんど無かった。

 

フェイエノールトは3人のフレッシュな選手投入によってさらにリードを奪おうと攻撃を続け、60分過ぎにはオトマン・バッカルが4点目にあと一歩と迫ったが、シュートはGK ヴィルコ・デ・フォクトの体に当たった。しかしその20分後にファン・ハーレンが4点目を決める事に成功。ペナルティ・エリア内でのコンビネーションから足元にボールを受けると、フェイエノールトでのリーグ戦初ゴールを蹴り込んだ。

 

Feyenoord – VVV-Venlo 4-0

Scoreverloop:

30’ 1-0 Guidetti (strafschop)

50’ 2-0 Guidetti (strafschop)

51’ 3-0 El Ahmadi

82’ 4-0 Van Haaren

 

Scheidsrechter: Gözübüyük

 

Geel: Timisela, De Regt, Linssen (VVV-Venlo)

 

Rood: Musa (43’, 2x geel)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Leerdam, De Vrij, Vlaar, Martins Indi; Clasie, Bakkal, El Ahmadi (77’ Van Haaren); Schaken (67’ Biseswar), Guidetti (67’ Fernandez) en Cabral.

VVV-Venlo: De Vogt; Timisela, Yoshida, De Regt, Emenike (78’ Molhoek); Meeuwis, Maguire, Linssen (63’ Kruysen); Cullen, Uchebo (74’ Nwofor) en Musa.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20111016_verslag_vvv

 

 

ロナルド・クーマン

「今日の内容を見れば我々が良い試合をしなかったのは明らか。4-0で勝った後にこう言うのは変に聞こえるかもしれないが、それは事実だ。雑で、自信無く、テンポも無く、ポジションプレーも拙く、選択ミスも多かった」

 

「4人のDFラインからチームに一つの流れが出てこなければならない。我々がピッチサイドから叫び声を上げてやっとそうなった。そうることでチーム内の問題が解決されるはずだし、監督だったら誰だって落ち着いて背もたれに寄りかかりたいものだ」

 

「前半も先制するまでほとんどチャンスを作れなかったし、実際VVVの方が良い時間帯だった」

 

「10人の相手にもっと点差を付けたかったが、そうするにはもっと速いテンポでプレーしなければならない。そういう点で私は結果ではなく我々のゴールアベレージに目を向けている。今日のような試合では、我々が今回やった以上のモノを見せなければならない」

 

「スタンドから批判を受けた選手を替えるのは監督なら簡単。ジェルソンは不調でも良い時がある。自信が必要な選手なんだ。だから彼を替えようとは思わなかった」

 

ロン・フラール

「前半は悪かった。まだチームに不安定さがあるけど、それは2週間前の敗戦のせいだと思う。あの前に戻らなければならない」

 

「ブーイングは聞こえたけど、ジェルソンへのものとは分からなかった。僕はこの件については何もするつもりはない。自分たちに選手にブーイングをすべきではないと思うけど、観客が批判するのも理解できる。これ以上言う事はないよ」

 

カリム・エル・アマーディ

「トップゲームではなかったけれど、結果と4位という順位には満足だよ。試合の入りが悪くて何度かチャンスも与えてしまったけれど、段々良くなった」

 

「調子はいいし、監督からも信頼して貰っている。ピッチ上で伸び伸びとフットボールを楽しんでるよ」

 

ベーカー戦を含めて今シーズン3ゴール目。

「やっとまたゴールが決まり始めたね。ジャン・パウル・ファン・ハステルとジョバンニ・ファン・ブロンクホルストとシュート練習はたくさんしている。それ以外に監督からトップ下でプレーさせてもらう事もある。そこだと得点チャンスが多いからね。こうして結果が出て嬉しいよ」

 

「来週はビックカードだし、アムステルダムでも僕らにチャンスがあると思う。AZ戦は不運な負けだったけど、僕らはリーグのベターチーム相手に力強いプレーをした。アヤックス相手でも良い結果を出せると自信を持っているよ」

 

ジェルソン・カブラル

「観客は批判的なもの。ブーイングもあり得る事だけど、僕は監督からとても信頼して貰っているから気にせずに自分のベストを出す事に集中する」

 

 

デ・クラシケルを前に勢いをつけたい試合でしたが・・・後半10数分を除けばあまりにも盛り上がりに欠ける内容。うーん、頭が痛い。フラールとステファンの組み立て迷走振りも困ったモノですが、それ以上にカブラルとスハーケンの判断の悪さがあまりに酷い。今日のカブラルは本当にブーイングされても仕方なかった・・・

 

4-0の勝利なのに良いところを一つも上げられないという泣ける状況です。あ、リッキー初ゴールおめでとう。エル・アマーディはああいう事できる能力あるんだからもっとやればいいのに、と言い続けてもう何年でしょうか。遅すぎますね、はい。

 

まぁ順位上でアムステルダムに乗り込むのも久しぶりなのでこの1週間必死でトレーニングして頑張れ。トップチーム相手で戦術オタクのクーマンがまた何するかわかりませんが、できればアナスもベンチに入れて欲しい今日この頃。