Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

RKC相手に貴重な勝ち点を落とす。グイデッティは愚かだったがレヒューンのヒーローであることは変わらない

土曜夜に行われたエールディヴィジ第22節、フェイエノールトは欧州戦争いで貴重な勝ち点を落としてしまった。監督 ロナルド・クーマンのチームはデ・カイプで自分たちのカラーを十分出すことはできず、降格候補RKC ワールワイク相手にたった1ptしか得られなかった。終了15分前にジョン・グイデッティが今シーズン18点目を決め低調な試合を救ったかに思えたが、直後にスタディオンは信じられない光景を目の当たりにする。彼はシャツを脱いだことで主審 マッケリーからこの試合目2枚目のイエローカードを受けてしまった。今シーズン5枚目のイエローカードを受けたケルヴィン・レールダム同様にこのスウェーデン人はこれにより来週のPSV戦には出場できない。

 

前半最高のフェイエノールダーがエルヴィン・ムルデルだったのがピッチ中の状況を顕著に現している。このGetはRKC ワールワイクの数回のチャンスにファン・セーブでチームを救った。勇敢にプレーした降格候補にとっての最大のチャンスは8分のリック・テン・フォールデだったが、このFWのヘディングはムルデルの油断怠りない対応で防がれた。

 

ムルデルは何度もチームメイトにしっかり立ち直るように呼びかけたが効果は現れず。序盤のジョン・グイデッティの火を吹くようなシュートがHTまでのフェイエノールトにとって唯一いくらか危険さを見せたシーンだった。ロン・フラールの見事なスルーパスにルーベン・スハーケンが抜け出しかけたが、それはRKCのGK イェルーン・ズートに阻まれた。

 

後半半ばになってようやく、ギオン・フェルナンデスをジェルソン・カブラルに替えたことで、フェイエノールトは長くい苦闘からHT後初めてゴールへ向かい始めた。カリム・エル・アマーディも2回遠目からのシュートを試みたが、ズートを脅かすことはできず。

 

試行錯誤が続いたフェイエノールトだが、ようやく先制の大チャンスをつかむ。ペナルティ・エリアでヘンリコ・ドロストがエル・アマーディを倒し、主審マッケリーが決然とPKの判定。グイデッティがこれを決めたが、そのお祭り騒ぎを彼は自ら無にしてしまう。

 

このスウェーデン人はまずデ・カイプに喜びを爆発させたが、その解放感はすぐに失われた。グイデッティはチームを救うゴールを祝おうと上半身を露わにしてしまい、直後マッケリーがこの得点者にこの試合2枚目のイエローカードを出した。

 

予想通り終盤は一人多くなったRKCフェイエノールトのリードを無にしようと全力を出し、アーロン・マイヤースのシューはポストを叩いたが、その後ロベルト・ブラーベルのヘディングシュートによってそれに成功した。

 

低調なパフォーマンスにも関わらずグイデッティのゴールによって救われたかに思えたフェイエノールトだったが、この夜はこのスウェーデン人の退場によって終わり、ロッテルダマースはあまりにも痛い2ptsを失った。

 

Feyenoord – RKC Waalwijk 1-1

Scoreverloop:

77’ 1-0 Guidetti (strafschop)

87’ 1-1 Braber

 

Scheidsrechter: Makkelie

Geel: Leerdam, Guidetti, Bakkal (allen Feyenoord), Duits, Németh (RKC Waalwijk)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Leerdam, Vlaar, Martins Indi, Nelom; El Ahmadi, Bakkal, Mokotjo; Schaken (85’ Swerts), Guidetti en G. Fernandez (63’ Cabral).

RKC Waalwijk: Zoet; Martina, Drost, Ramos, Van Peppen; Duits (78' Castillion), Braber, Meijers; Schet, Németh en Ten Voorde (78' van Hout) .

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120218_verslag_rkc

 

ロナルド・クーマン

「自分が見たものが信じられなかったよ。馬鹿げた行為。彼がかなりの緊張状態でいろいろな事が起きていたのは良く理解しているが、これは非難するしかない。選手がシャツを脱ぐことについては私は何とも思っていないが、すでに1枚カードを貰っている状況では全く理解できないこと。それがすぐレッドカードになるのは誰でも分かる。主審を責めることはできない。完全にその選手の責任。あの状況でシャツを脱ぐ選手は誰もいない。私の指揮の下でもこれまで1回も無かったこと。彼が大きな過ちを犯したと自覚してくれるのを願う」

 

「ジョンは自分のしたことを誰よりも理解しているだろう。すべきでなかったし、してはならないこと。11対11なら勝利を逃すことは絶対になかった。そして来週自信を持ってアイントホーフェンへ行けるはずだった。あの瞬間で全てが変わってしまった。我々は2ptsを失い、PSV相手に我々のトップスコアラーも使えない。だがこういうふうに誰だって監督として全てが自分の思い通りにできないもの」

 

「試合自体はRKCの方が良かったと思う。彼らは落ち着いていたし、ボールに競り勝っていた。後半我々は多少良くなり、競り合いにシャープさが出たがまたまだ苦戦していた」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120218_koeman_rkc

 

ロン・フラール

「ジョンは非常に馬鹿な真似をした。彼が何を考えていたのか僕には分からない。喜びすぎてのリアクションだとしても悲しいね。OK、若いんだし、そういうこともあるかもしれない」

PSV戦彼がいなくてもその穴はみんなで埋められると思う。それを証明できるかは僕ら次第だ。もちろんたくさんゴールを決めるスピッツがいるのは素晴らしい事。ずっといなかったからね。でもこのチームの強みはチームスピリットにある」

「昨シーズンいた大部分の選手が今も残っている。僕らはリベンジしたいんだ」

 

ジョン・グイデッティ

フェイエノールトを、チームを、選手たちを、ファンを失望させてしまった。僕の人生で最も辛い瞬間の一つ。自分で説明できない。酷い気分。何と言って良いのか分からない。試合中ずっとRKCのDFに追われて罵られた。苛々していたし、感情的に我慢の限界だったんだ。これから学ばないといけない。あってはならい事だし、繰り返してはならないこと。誠実にみんなに謝罪したい。僕はクラブを助けたいだけで、それ以外は何も望んでいない。みんなが許してくれることを願っている」

 

エルヴィン・ムルデル

「ジョンがしたことは非常に馬鹿げていたし、それは彼も分かっている。もちろん彼無しで3ptsを守り切れなかったのはとても残念だけど、でも彼に何度も救われてきたのを忘れてはいけない。ジョンは若いし、このことから学ぶだろう」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120218_mulder_guidetti

 

 

悲劇的結末な夜としか言いようがありませんが、グイデッティが前半からRKCのDF相手にフラストレーションを溜めていたのは明らかでしたし、それを止められなかった周りの責任もある・・・かなぁ。まぁ完全にグイデッティ一人の責任ではありますが、エルヴィンの言うとおり彼無しには4-2もあり得なかったわけで、レヒューンのヒーローでありアイドルであることは変わりません。彼の情熱的で確信に満ちたポジティヴな姿勢をファンはかつての名フェイエノールダーたちにかさねているわけで、cそれがこんかい悪い方向に出てしまいましたが、若いんだからこういうこともあります・・・。また元気な姿が見れることを期待。

 

で、あまりも低調だった問題は雨で濡れたピッチにもありますが、まずクラーシ一人が抜けただけで全く組み立てができなくなる不甲斐なさ。モコチョに代わりが務めるとはこれっぽっちも思っていなかったけれど、ここまで悲惨な状況になるとは・・・。ブルーノはまだ何とかしようとしてまいたが、やっぱりこういう状況で周りをリードできないフラールがキャプテンマークを付けているのはいったい何なんだと苛々が募ります。「チームスピリットが強み」とか言うなら、来週ではなくこの試合から見せて欲しかったですが。

 

グイデッティがいなくなってスハーケンを下げてジルを入れたクーマンの采配も完全に裏目。先制前からラインはかなり下がってましたが、あれでますますどん引きになり全くボールを繋げなくなりました。

 

こうフットボールにならないとギオンがサイドにいてもなかなかどうにもならないですが、カブラルが久しぶりに元気なところを見せてくれたのが唯一の光か。エル・アマーディは今日も安定してました。エルヴィンと彼の二人だけですね、良かったのは。

 

さて、来週はいよいよ問題のアイントホーフェンへ乗り込むのにレールダムもグイデッティもいません。ベンチに右バック二人置いてステファン出してたので、右バックはステファンになるでしょう。まぁそっちの方が安心感があるので良いとして、クラーシもセクも戻ってこれるはずなので、言うほど心配ではないかな?アムステルダムでの時のような中盤の堅さを取り戻してなんとかリベンジを・・・。もう夢は見ないのでヘーレンフェーンにはなんとか追いつきたいところ。