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オランイェ、スナイデルのゴールで日本に勝利

オランイェは南アフリカでのWK グループステージ第2試合日本戦をダーバンで戦い、後半ウェズレイスナイデルのミドルで1-0として勝利した。ジョバンニ・ファン・ブロンクホルストがフィリップ・コクーと並ぶ101キャップ。ラファエル・ファン・デル・ファールトがデニス・ベルフカンプとパトリック・クライフェルトを抜く80キャップに到達した。

両チーム共に第1試合と同じスタメンでキックオフ。

カメルーン戦同様低い位置でプレスをかけてくる日本に対し、オランイェはデンマーク戦よりも良いテンポでボールが回るも、日本のカウンターを警戒してか縦パスを急がずにやや浅い位置でボールを回してじっくりとチャンスを窺う展開。

スナイデルのFKはバーの上に浮き、ジオのクロスにカイトがオーバーヘッドで狙うも日本のディフェンス。

前半オランイェのポゼッションは70%近かったが、決定機には至らず。HT前には日本がボールを持って押し返す時間帯もあったが、こちらも遠目のシュートなどでピンチには至らず0-0でHT。Vdヴィールがカウンターを止めるファールでイエローカード累積1枚目。

交代無しで後半開始。出だしから左サイドで押すオランイェ。後列からの積極的な飛び出しが出始めて日本を圧倒する。ジオのクロスをファン・ペルシがヘッドで狙うもヒットしきれず。ファン・ボメルからファン・ペルシへ完璧なフィードが出るか一歩届かず。

50分過ぎに中央の競り合いからファン・ペルシが落としたボール(ハンドの疑いも?)をスナイデルが右足振り抜き強烈ミドル。GK カワシマの守備範囲内に思えたが、はじき返せずにそのままゴールしようやく先制。

先制して落ち着いて守り始めるオランイェに対し、日本が攻勢に出るがオオクボの遠目のシュートは尽く枠外。日本はマツイに替えてシュンスケ・ナカムラを投入。オランイェは残り20分を過ぎてファン・デル・ファールトに替えて例のごとくエリアを投入。

その後も日本がボールを回しオランイェがカウンターの展開は変わらず、終盤ポゼッションは60%近くまで落ちる。残り10分を切ってスナイデルを下げてアフェライを投入。

エリアのスルーパスに左サイドでアフェライが抜け出すがシュートはカワシマに防がれる。

ファン・ペルシに替えてフンテラール投入(WKデビュー)。その直後フンテラールのパスからアフェライに再び決定機もまたしてもシュートをカワシマに防がれる。

ロスタイム直前にトゥーリオのパワープレーからオカザキにフリーで決定的シュートチャンスも枠外で命拾い。その後ナガトモとデ・ヨングがエリア内で接触したがノーホイッスルでそのまま終了。オランイェは2連勝で6ptsを獲得。24日にグループステージ第3戦カメルーン戦を行う。

Statistieken:

Nederland – Japan 1-0 (0-0).

Scoreverloop: 52. Sneijder 1-0.

Geel Nederland: Van der Wiel.

Nederland: Stekelenburg; Van der Wiel, Heitinga, Mathijsen, Van Bronckhorst; De Jong, Van Bommel; Van der Vaart (70. Elia), Sneijder (82. Afellay), Kuyt; Van Persie (86. Huntelaar).

日本が低い位置からのプレスで後半に足を残していた事で昨年9月の親善試合とは若干異なる展開になりましたが、それでもいまのオランイェには忍耐強さがあることを再び証明。焦らず急がずにゲームをコントロールして勝利。アフェライがちゃんと決めてれば予想通りのスコアだったんですが。これから先ああいうのを逃すのは命取りになります・・・。

前半は相変わらずファン・デル・ファールトが中でプレーしたためにボールをちょろちょろと回すだけでしたが、後半出だしからはサイドに開いてピッチを広く使い、その流れで先制。カイト、ファン・デル・ヴィールの右サイドは相変わらず好調。守備陣も非常にソリッドな守備で、コントローラー二人もフィジカルで日本を圧倒してましたが、ファン・ペルシは今日も空回り。スナイデルはちょっと良くなったかな。

あとはアルゼンチン人の主審が終始一貫の非常に良い笛を吹いてくれました。

ベルト・ファン・マルワイク

「こういう試合では多くの忍耐が必要。我々は試合全体を通して少しの時間しかコントロールしていなかった。もっと良くなれるし、良くしなければならない」

「2試合で6pts、3得点無失点は満足できる結果だと思う。ほとんどチャンスは与えていない。こういう試合ではいつも注意していなければならないからね」

「我々の方がかなりポゼッションしていたが、両チーム共にチャンスの少ない試合だった。前半の我々は奥行きがあったがボールが正確ではなかった。時にはご都合主義なプレーをしなければならない。後半はそれがもっとあった」

ウェズレイスナイデル (man van de wedstrijd)

「2連勝できたんだから、嬉しいよ。日本相手の試合が難しいものになるのは前もって分かっていた。彼らはとってもよく走るからね」

「悪いゲームじゃないけれど、難しくはあった。2試合終えてまだ最高のフットボールを見せてはいないけれど、6ptdを取ったからいまは喜んで良いだろう。上手く行ってない大国がいくつもあるんだから」

マルク・ファン・ボメル

ガラガラ声でインタビューに応える。

ブブゼラに対抗してピッチ上で叫んだおかげでこれだよ」

「自分の攻撃的な役割がまだ上手く行っていない。前半はナイジェルと私がアタッカー陣から離れすぎていた。後半はそこが上手くいってもっとプレッシャーをかけられるようになった。試合中に感じはつかめたよ」

「日本はタフな相手だ。彼らは妨害するだけでフットボールをしていなかった。だからみんな落ち着きを保つ必要があったんだ。スナイデルのゴールの後は試合にしっかり鍵をかけなければならなかった」

ヨリス・マタイセン

「オランダではみんながたくさん分析するだろうね。でも重要なのは結果だけだ」

「前半は日本の守備の裏にロングボールを入れる回数が少なすぎた。そうすれば彼らを引き離してもっとスペースを作れたはずだ」

最後の日本のチャンスについて。 「あれは決定的だったけれど、あれだけだ」

ディルク・カイト

「後半日本は疲れてきてスペースができた。僕らはそれをフルに使う事ができた」

「WKでの試合前に僕らがどんなふうに活気づけあっているか見れば、このグループ内の雰囲気が良いのは明らかだ」

「WKで2試合を終えて6ptsはポジティブな結果。とても良いよ」

ナイジェル・デ・ヨング

「意図的にイエローを貰う事はまったく考えなかった。僕は毎試合プレーしたい」

「日本がチャンスを作ろうとしてきて僕らの16mに近づいたけれど、中には入れなかった。最後のチャンスだけだ。だから守備はとても良かったと思う」

「もちろん僕らはオランダ人選手だから、良いフットボールをしたいし、そうであるべきだと思う。でもこういうトーナメントの経験から、効率的なプレーをすべきだということをみんな分かっているんだ。美しいフットボールは準決勝か決勝で見せられるだろう」

ジオ

「日本はタフな相手だ。後半は我々は両サイドでより良いプレーをしていくらかチャンスを作れた」

ヨン・ハイティンハ

「最初の1分から僕らの方が良いチームだった。最初から落ち着きと集中力を保っていたと思う。相手にスピードがあってチャンスを待っているのは明らかだった。警戒が必要だったし、上手くやれたと思う。守備についてかなりいろんなことを言われたり書かれたりされているけれど、みんんあやるべき事は分かっている。頂点を目指してみんなベストを尽くしているよ」

エリエロ・エリア

「スタメンでも出れた。昨日まで足に少し痛みがあったけれど、今日は何の痛みもなくやれた」

クラース-ヤン・フンテラール

「僕はしっかりトレーニングしている。ベストを尽くしているし、スタメンが相応しいかどうかは監督に聞いてくれ」

タケシ・オカダ(日本監督)

「次の試合、デンマーク戦に目を向けなければならない。まだ全て自分たち次第だ」

「我々は非常に強い国を相手に戦った。かなり長い時間良い試合ができたが、残念ながら勝ち点は得られなかった」

「私は選手たちに勇気を求めてきた。」

ファン・デル・ファールト、ベルフカンプとクライフェルトを抜く

De lijst met recordinternationals van Oranje: 1. Edwin van der Sar 130, 2. Frank de Boer 112, 3. Phillip Cocu 101, 4. Giovanni van Bronckhorst 100, 5. Clarence Seedorf 87, 6. Marc Overmars 86, 7. Aron Winter 84, 8. Ruud Krol 83, 9. Rafael van der Vaart 80, 10. Patrick Kluivert en Dennis Bergkamp 79.

オランダのSport1でファン・ハネヘムがいろいろ言ってました。特に前半の組み立てのミスが多かったのがおかんむりなご様子。

あとはやっぱりファン・ペルシですね~。De Telegraafにコラムを書くんじゃないかと思いますので出たら読んでみます。