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オランイェ、素晴らしい出だしの後を逃げ切る

火曜日に行われたEK予選、デ・カイプにフィンランドを迎えたオランイェは序盤のフンテラールの2ゴールの後に苦戦しつつも2-1で切り抜けて2連勝。

ハイティンハが出場停止から戻り、未だ後継者が決まらない左バックは今回はアニタを起用。前線ではカイトの負傷により右にアフェライ、左にファン・デル・ファールトが入り、エリアはベンチスタート。

序盤サンマリノ戦に比べて良いペースで試合に入ったオランイェ。相変わらずファン・デル・ファールトは中央に寄りすぎるものの、アフェライが右サイドで鋭い動きを見せる。

8分にファン・デル・ファールトのショートCKからスナイデルのクロスにフンテラールが飛び込んでヘディングで先制すると、16分 ファンボメルがエリア内で顔面に手を当てられてPKを獲得。フンテラールが決めて2-0。試合を決めたかに見えた。

しかし20分にCKからファン・ボメルとハイティンハのところで上手くマーク外されて失点すると、一気に元気になったフィンランドサポにあわせて、ピッチ上でもフィンランドがボールを回し始める。逆にオランイェは繋ぎのパスミスを連発させ、主導権を手放してしまうと守備面でも再三にわたって簡単にラインの裏を取られる。25分、32分と1対1の場面でステケレンブルフが飛び出してスーパーセーブ。さらに左サイドを崩されて決定的シュートを浴びたが、そこもステケレンブルフが防いだ。

交代無しで入った後半もオランイェはチャンスを創れないものの、得点も許さず。65分に交代を告げられると明らかに不満な表情を見せ、そのままカタコンブへ直行するファン・デル・ファールト。しかし代わりに入ったエリア、そしてアフェライに替わったレンスも決定的な仕事はできず。残り10分にフンテラールに替わってファン・ニステルローイが登場した時がこの日一番の盛り上がりを見せたが、ほとんどボールが届くことなく終了した。

オランイェは10月8日にEK予選をアウエーでモルドバと、その4日後にアムステルダム・アレナでスウェーデンと行う。

Statistieken:

Nederland-Finland 2-1 (2-1).

Scoreverloop: 9. Huntelaar 1-0, 16. Huntelaar 2-0, 18. Forssell 2-1.

Scheidsrechter: Nikolaev (Rus).

Gele kaarten: Heikkinen, R. Eremenko, Sparv (Finland).

Opstelling: Stekelenburg, Van der Wiel, Heitinga, Mathijsen, Anita, De Jong, Van Bommel, Afellay (74. Lens), Sneijder, Van der Vaart (64. Elia), Huntelaar (82. Van Nistelrooy).

Finland: Fredrikson, Pasanen, Moisander, Lampi, Väyrynen, R. Eremenko, Forssell (82. A. Eremenko), Sparv, Sjölund (68. Johansson), Hämäläinen (46. Porokara), Heikkinen.

マルク・ファン・ボメル

「3ptsを取れたのは喜んでいる。前半20分までのプレーはとても良かったが、2-1になった後に組織が混乱してしまった。不必要なミスをして自分たちで難しくしてしまった。マールテンに救われたよ。彼は素晴らしいGKであることをまた見せてくれた」

マールテン・ステケレンブルフ

フィンランド相手にこれだけシュートを打たれるのは予想外だった。今はとても自信をもってやれている。いつも落ち着きを保とうとしているけれど、最近はとても上手くいってるね」

ベルト・ファン・マルワイク

「最初の20分間は我々のこれまでの20分間の中で最高の出来の一つだった。だが突然不注意で2-1にされた瞬間からその時間が終わってしまった。ステケレンブルフが前半の半ばから何度か我々を救ってくれた。組織が無くなり、簡単に負けていたかもしれない。フィンランドには3,4回大きなチャンスがあったが、マールテンが試合を守ってくれた。私はマールテンは現役の中で最高のGKの一人だと思う」

スナイデルは悪くはなかった。しかし失点シーンでスナイデルは自分のマークしていた相手を走らせてしまい、事前の決まり事を守らなかった」

「後半はいくらかだが組織は良くなった。我々はチームとして攻撃し、プレスをかけたかったが、それはできていた。特に中盤のコーチングが改善された。スナイデルが切り替えの際に深いところにいすぎることが何度もあった。それで1対1にされていた。それはスナイデルだけでなく、周囲の選手の責任でもある」

交代時に握手を拒否したファン・デル・ファールトについて

「相手が疲れていたからスピードのある選手を入れたかった。選手は交代させられたらガッカリするのは普通のこと。我々は握手をしたし、まったく問題は無い」

ラファエル・ファン・デル・ファールト

「僕は怒っている。替えられるのはいつだって嬉しくはない。僕はこの試合良かったと思うのに、毎回替えられる・・・。最後に90分プレーしたのがいつか思い出せないよ」

フィンランドのDFが疲れていたから前線にフレッシュな選手を入れたいという監督の説明は理解しているけど、いつも同じ交代だ。誰が下げられるか、みんな前もって分かっている。これは苛つくよ」

エリエロ・エリア

「僕はスタメンだと思っていた。オランイェでスタメン出場する準備は自分にはできていると思う」

ボンズコーチは僕になぜスタメンじゃないのか説明してくれた。彼は多分より経験のある選手を使いたかったんだろう」

最低の試合でしたが、それでも結果だけは出しました。フィンランドサポの声が圧倒的だった・・・

中盤のミスが多すぎたのが全て。ファン・デル・ファールトも自分で言うほどいい出来では無かったと思いますが。フットボールできずに完全に自滅の流れのゲームですが、ステケレンブルフに救われました。デ・クラシケルではいけすかない奴ですが、代表では頼りになります(笑)。アフェライは孤軍奮闘な感じで頑張ってましたが今日はシュートまで行けず。やっぱりコントローラーで見たい選手だけれど、守備力の保証が付かないと無理でしょうか。

ファン・ペルシ、カイト共に復帰が遅れそうで10月の2試合はギリギリ間に合うかどうか。特にカイトがいないのはやはり苦しいと実感。