カンプ･ノウでメッシ･ショーを楽しんだフェイエノールトは第31節でフィリップス･スタディオンに乗り込み0－0のドロー。
シセをスピッツにブラインスを左サイドで起用するという今季初の組み合わせ。ほぼ4-4-2気味になりつつも相手をフリーにしない集中した守備と鋭いカウンターでPSV相手に互角以上の戦いを見せた。
PSV – Feyenoord 0-0
Scoreverloop:
Scheidsrechter: Blom
Geel: El Ahmadi, Van Bronckhorst
Opstellingen:
Feyenoord: Mulder; De Vrij, Vlaar, Bahia, Van Bronckhorst; Landzaat, El Ahmadi (74’ Hofland), Fer; Wijnaldum, Cissé (85’ Biseswar) en Bruins.
PSV: Isaksson; Manolev, Rodriguez, Salcido, Pieters; Simons (46’ Amrabat), Afellay, Engelaar; Bakkal (62’ Toivonen), Koevermans (84’ Wuytens) en Dzsudzsak.
beker準々決勝でアウエーながら3-0と勝利していたので、「自信はあるよ」的なコメントが試合前多かったんですが、始まるとどうもボールを持っても後ろで慎重に慎重に慎重にボールを回して、「相手のミス待ちです」的状態。PSVもイマイチ勢いが出てこなかったので、トッパーとは思えない静かな静かな試合でした。まぁ中盤では激しいチェックの連続で、特にカリムとアフェライはエールディヴィジ･トップクラスの1対1。も本当に見所はそこくらいか･･･。お互い相手を警戒しすぎたのか、最後までほとんどペースが上がらない低調なゲームでした。
終盤もトイヴォネンを投入したPSVに対しカリム→ホフラントという万全の守り堅め。ビセスワールが多少ゴールを狙う姿勢を見せたくらいで、中盤3センターはほぼ相手から離れずではさすがに決められないかと。
PSVはラゾビッチがいないのはやはり大きく、マノレフはフェルとブラインスで完全に抑え、ジュジャク相手にデ･フライが苦労してましたが遠目に撃たせる程度。クーフェルマンスは空気。
こちらの攻撃としては、ワィナルドゥムはもちかしたらセカンドスピッツが適正？と思うくらい良い動き。前線からかなり広いスペースをカバーしてPSVゴール前で何回か決定機を得てましたが、バーに当てるなどやはり後はフィニッシュの精度か･･･。
後半戦ずっと得点力不足に悩んでますが、トマソンがやっと戻って来れそうです。ついでにデ･グズマンも。フェルナンデスは今季は無理かな。
次節は水曜日にロッテルダム･ダービー。ジオとカリムが出場停止です。左バックはレールダムが久々登場でしょうか。
マリオ･ベーン
「我々は自分たちがどのくらい成長してきたかを示した。願わくば水曜のスパルタ戦で良い結果を得たい。ホームでの試合では勝たないと。それが上手く行けば5位以上と欧州戦が確定して目標を達成したことになる」
「PSVは嵐のように攻めてくると思ったが、そうしてこなかった。多分彼らも我々に対してそう思っていたのと、後ろにスペースを作りたくなかったんだろう」
「もしシーズンを通してフィニッシュの鋭さがもう少しあればどれだけの順位にいるか分からないだろう。だが我々がこれまでやって来たことと、現在の順位を見れば我々は非常に満足できるだろう」
ジョルジニオ･ワィナルドゥム
「シュートが決まってくれなかったのはとても残念だけど、僕自身は満足している。僕らのプレーは良かったし、ほとんごチャンスを与えなかった。最大のチャンスは僕らだったけれど、まか0-0は正当な結果だろう。後半PSVが押してきた時にちょっとピンチになったけれど、その後はまだほとんど僕らがポゼッションしていた」
「自分が調子良いのはウォームアップの時に分かった。監督に右ウィンガーとしてプレーするなと言われて、自由に動き回れた。とても良いフットボールができた」
「リバプール移籍の報道はまったくのナンセンスだよ。確かに僕にとっては夢のクラブだけれど、ナンセンスだ。ジャーナリストには1回も言ったことがないからね。興味を持ってくれるクラブがあっても、まずはフェイエノールトと話さなければならない。僕がやることは何もない。このチームでのこれから数週間のことで今は頭の中いっぱいなんだ。まずは水曜日のスパルタ戦」
AZもNEC相手に引き分けてくれたので2pts差は変わらず。いよいよ残り3試合です。
