火曜日にFCドルトレヒト相手にトレーニングマッチを行ったフェイエノールトは前半を0-1で終わったものの、後半3ゴールを奪い0-4で快勝した。得点はアンドレ・バイーア(x2)、カモエロ・モコチョ、ロン・フラール。HT明けにマイケル・ルムブがデビューし45分間攻守に効果的な動きを見せた。
この日もスピッツがおらずジョルジニオ・ワィナルドゥムを最前線に置いてのプレーとなったフェイエノールトは序盤スロースタート。30分過ぎにようやくアディル・アウアサルの素晴らしいパスからルイジ・ブラインスのクロスにあわせたアンドレ・バイーアが決めて先制。
ブラインスはこの日もトップ下で良い動きを見せ、ほとんどのチャンスに絡む。後半は良い出足でスタートしたロッテルダマースはブラインスのFKにバイーアがあわせて2点目。さらにアウアサルに替わって入ったモコチョが25mの素晴らしいミドルを決めて0-3とした。
後半の効果的な2点で大きなスペースを得たロッテルダマースは、前線で自由に動くワィナルドゥムがボールをキープできるようになりさらにチャンスを創ってゆく。最後は78分、高めの位置でのFKを得たロン・フラールが素早くリスタートするとビセスワールとのワンツーからスピッツ顔負けのゴールで4点目を決めた。
FC Dordrecht – Feyenoord 0-4
Scoreverloop:
31’ 0-1 Bahia
53’ 0-2 Bahia
64’ 0-3 Mokotjo
78’ 0-4 Vlaar
Scheidsrechter: Makkelie
Geel: Van Muyen
Opstellingen:
'Feyenoord: Van Dijk; Fernández (46’ De Vrij), Vlaar, Bahia, De Cler (46’ Lumb); Fer (69’ Leerdam), Bruins, Auassar (61’ Mokotjo); Schaken, Wijnaldum en Biseswar.
マリオ・ベーン
「午後もトレーニングをしての試合だったが、今夜のチームはまだフレッシュで意欲的だった。いまのところ準備は順調にきていて嬉しいよ」
「プレーを見る限り良かったと思う。前線の選手がいないにも関わらず、高い位置でボールを回してたくさんチャンスを創った。それには満足するしかない」
この後フェイエノールトはレアル・マヨルカ、ベンフィカ、アストン・ヴィラと試合を行ってユトレヒトとの開幕戦に備える。
「今後の試合で我々は自分たちの立ち位置が分かるだろう。だが今日の試合でも我々にはヨン・ダール・トマソン、セク・シセ、カリム・エル・アマーディ、フェドル・スモロフ、そしてユース代表らがいなかったんだ。だからこれは素晴らしいことだろう」
マリオ・ベーンはまだ今シーズンの目標を口に出してはいないが、エウローパ・リーグで目指していることは明らかだ。
「選手たちにはグループステージに到達するのが目標だと言っている。クラブの財政状況にとって、それが極めて重大なことだし、選手たちの成長にとっても欧州のフットボールを体験するのはとても大きい」
マイケル・ルムブ
「最初だけ良くなったけれど、あとは上手くやれた。少し不慣れなところがあったけど、チームメイトのことがだんだん分かってきて、それからは何もかも良かった」
「感触は良い。フェイエノールトのフットボールは僕のクオリティに合っているね。攻撃的だし、支配しようという意欲がある。僕はユース時代アタッカーだったし、今も前へ前へ行こうとしている。まだ少し慣れてないけど、それは当然のこと。次の機会には自分のプレーを見せられるだろう」
ジョルジニオ・ワィナルドゥム
「今日は先週よりも上手くやれた。土曜日は奥に行きすぎたけれど、今日はもっと動き回れた。後ろのルイジ・ブラインスとはかなり良いフットボールができたよ。このポジションはウィングほど独立していないから、僕に合ってはいる」
フェルが無理してないか不安でしたが、後半はなんどか本来の動きに近いプレー。フェルナンデスはまだまだかな。アウアサルはカリム同様に視界の広さを感じさせるプレーでした。スハーケンは少しお疲れか、そんなに突破力を見せられず。モコチョはエールディヴィジでもそれなりにやれそう。テクニックがあって面白いタレント。ルムブはまた次回じっくり見てみましょう。
ここまで得点を量産して自信を付けたか、ブラインスが別人のようにプレー・・・。このまま信用しても良いんだろうか(笑)
まだオートマティズムはそんなにありませんが、ベンフィカ、アストン・ヴィラ戦でスピッツが入ってスタメンが決まってくる・・・と良いなぁ。