フェイエノールトは火曜夕方にプレシーズン2回目の練習試合を行い、SC Erica相手にほとんど手こずることなく0-9で大勝した。セク・シセが2ゴールの他、ギオン・フェルナンデス、ディエゴ・ビセスワール、リッキー・ファン・ハーレン、ルーベン・スハーケン、アディル・アウアサル、カリム・エル・アマーディ、ステファン・デ・フライがそれぞれゴールを決めた。
キックオフ直後にホームチームのEricaがフェイエノールトゴールに迫ったが、シュートはGKダルレイが問題なくセーブ。前半45分間でこのブラジル人がプレーしたのはこの1回だけだった。
フェイエノールトはSportpark De Veenschappenのピッチを支配。HT5分前までフィニッシュに不味さを見せるも、まずギオン・フェルナンデスがエクセルシオールでのチームメイトだったジョルディ・クラーシとの見事な連携で裏に抜けて先制。そかしその後ロッテルダマースのプレーには精彩さが欠けた。
象徴的なのが前半半ばにリッキー・ファン・ハーレンが得たチャンス。ジェルソン・カブラルからプレゼントパスを受けたが、シュートをミスしてゴールの枠を逸れてしまった。15分後、ファン・ハーレンが同じような状況で今度は成功。カモヘロ・モコチョからのクロスをしっかりシュートして決めた。その1分前にはディエゴ・ビセスワールが0-2となるゴールを。後方からのフィードをフリーで受けると、そのままスピードに乗ってシュートも決めた。
後半に入るとホームチームの動きが落ち、逆にフェイエノールトは入れ替わったチームがテンポを上げて60分までに0-5とする。フェイエノールトの5点目はこの夕方最も見事なものだった。セク・シセがペナルティ・エリアの角から逆サイドネットに強烈なシュートを突き刺した。その後ホームチームの守備は完全に消えて無くなり、ルーベン・スハーケンが至近距離からのシュートを決める。
最後の30分間SC Ericaはこれ以上のダメージを減らそうと完全に閉じこもり、それは残り10分まで上手くいったかに思えた。フェイエノールトはもう一度ガスを入れ直すと、セク・シセを皮切りにアディル・アウアサル、カリム・エル・アマーディ、ステファン・デ・フライと次々にゴールを決めて0-9とした。
SC Erica – Feyenoord 0-9
Scoreverloop:
9’ 0-1 G. Fernandez
41’ 0-2 Biseswar
42’ 0-3 Van Haaren
52’ 0-4 Cissé
57’ 0-5 Schaken
83’ 0-6 Cissé
84’ 0-7 Auassar
89’ 0-8 El Ahmadi
90’ 0-9 De Vrij
Scheidsrechter: Luinge
Opstelling Feyenoord:
Eerste helft: Darley; Leerdam, De Vrij, Vlaar, Martins Indi; Van Haaren, Clasie, Mokotjo; Biseswar, G. Fernandez en Cabral.
Tweede helft: Lamprou; Leerdam (66’ Martins Indi), Ramsteijn, Vlaar (66’ De Vrij), Nelom; Fer, El Ahmadi, Auassar; Schaken, Fernandez (66’ Biseswar) en Cissé.
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20110705_verslag_erica
マリオ・ベーン
「我々は素晴らしいポジションプレーをしていた。後半にはいくつか素晴らしいゴールも見れた。選手たちもフットボールを楽しんでいただろう」
アンドレ・バイーアとジョルジニオ・ワィナルドゥムの移籍が決まって最初の試合。
「我々はいる選手たちでやっていく。我々のセレクションにはとても大きなポテンシャルがある。もちろん決して強くない相手だけれど、今日もそれを見せることが出来た」
2試合連続ゴールのギオン・フェルナンデスについて。
「彼には非常にポジティブだよ。彼のクオリティはより後方のスペースを与えてくるチーム相手にはもっと有効だ。そういう相手なら彼はそのスピードを武器に出来る」
2試合目にして無難なスコアで快勝。ギオンがこれだけ出来るのは分かっているので、それよりもセクが戻って来てるのが嬉しいですね。さりげなくブルーノの右バックもテスト。