Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

KNVB-bekerfinale結果 ベーカーウィナーはクラブ初タイトルのフローニゲン!

KNVB Beker: finale

zondag 3 mei 2015

18:00 PEC Zwolle - FC Groningen 0-2

64’ Albert Rusnák 0-1 / 75’ Albert Rusnák 0-2

試合開始前から激しく降り出した雨の中、フローニゲンが素晴らしい出だし。開始10数秒でチャンスを作り、その後も前にプレッシャーをかけ続けて5分間で再三のハーフチャンス。しかしその後はPECがボールを持ち始め、予想通りPECが攻めてフローニゲンがカウンター狙いの展開も、PECのフットボールが低調でフローニゲンも取ったボールを前に運べず、緊張感は高いがプレーレベルは低調なままほとんど盛り上がり無く前半終了。

雨が止んだ後半に入ってようやく多少ゲームのテンポが上がる。最終ラインからのロングボールをマヒーが頭で落とし、デ・レーウに決定機もハーンが足でセーブ。PECもトーマスに決定的チャンスもシュートはパトの正面に。マヒーに代わってピッチに入ったアントニアが微妙なプレーも、カウンターからアントニアのクロスがDFに当たって流れたボールをルスナクがシュート、ブルーセの出した足に当たってハーンも止められずにようやくゴール。さらにボテギン適当に蹴ったボールをオフサイドラインギリギリから飛び出したアントニアがゴールライン際で溜め、ファーの上げたボールを再びルスナクが蹴り込んで勝負あり。

その後もアントニアが好機を演出し、vdローイの采配勝ち。一方で素晴らしいプレーを見せていたボテギンに全く勝てないネシドに今シーズンを通して拘り続けていたヤンスは80分を過ぎてようやくDFを削ってステフ・ナイラントを投入したが、遅すぎた采配なのは明白。

後半の内容で上回ったフローニゲンは正当な勝利で初のベーカーウィナー。念願のクラブ初タイトルを獲得し、さらにELグループステージ直通チケットを得て初のEL本戦へ。PECは伸び伸びとしたプレーを見せた1年前のフィナーレとは対照的に、非常に低調でミスが多く、失望の内容で連覇はならず。

エルヴィン・ファン・デ・ローイ

「スーパーだ。ファンタスティックだ。信じられないよ。我々はどうしてもベーカーが欲しかった。私は信じられないくらいラッキーだったが、いまはパーティを楽しもう」

「前半の自分たちのプレーには満足できていなかったが、HTにもうこれ以上チャンスを与えないようにしようと言い合ったんだ。先制ゴールはちょっとラッキーだったが、その事は明日以降誰かが言えば良い。2-0で美しく終わることができたからね。あれでPECも諦めた。途中出場の選手たちが違いを作ってくれたと思う。ハーテブールもアントニアもとても良いプレーをした」

マイケル・キーフテンベルト

「とても素晴らしいこと。みんなチームメイトを自分たちの家族以上に思っているんだ。だからみんなでこの偉業を成し遂げられたのは本当に素晴らしい。僕らはベーカーを勝ち取ったんだ。このチームのことは決して忘れないだろう」

ジャルキーニョ・アントニア

「本当にファンタスティック。僕は怪我から戻ってきたところだし、スタメンは無かった。でもこうして大きな貢献ができて嬉しいよ。でもこれは僕の力じゃない。重要なのはフローニゲンがベーカーを獲ったということだけだ。今日もこんなに多くのサポーターが来て僕らを励ましてくれた。本当に素晴らしい事。ベーカーは僕らのファンにとっても美しい偉業。ベーカーはフローニゲンでは第1ラウンドから話題になっていたからね。これだけのお祭りができるクラブは他に無いと思うよ」

アルベルト・ルスナク

「僕のこのクラブでのベストゲームだった。オランダ1年目ですぐにこんな経験ができるなんて・・・信じられないよ。これは僕にとってキャリアで最も重要な試合だった。僕らは本当にチームとして勝ち、クラブの歴史を記すことができたんだ」

ハンス・ナイラント

「凄いよ、周りを見てみと。何が起きてるのか分からない。ファンタスティックだ。相応しい勝利だと思うが、緊張感もあった。HTの段階ではまだどちらに転んでもおかしくなかっただろう。クラブにとってはとても素晴らしく、大きな結果。敢えて考えてなかったが、見事に実現した。ファンタスティックだ。地域全体が大騒ぎになるだろう。素晴らしい、本当に素晴らしい。水曜のセレモニーでは3万~4万人の乱痴気騒ぎになるんじゃないかな」

ロン・ヤンス

「エルヴィン・クーマンとミシェル・ファン・プラーフも『PECはよくまたフィナーレに戻って来た』と言ってくれた。我々はKNVBベーカーで11連勝したんだ。1回負けることもある。フローニゲンも初めてベーカーを獲った。自分もかつてあのクラブにいたことを喜んでいるよ」