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ヨング・オランイェ、フィナーレ進出はならず

ヨング・オランイェのEKが終わった。チームはハルフェ・フィナーレでイタリアに敗戦。後半終盤にBoriniが唯一のゴールを決め、オランダのタレント・チームのティートルの夢も消え去った。

イタリアとの対戦に向けてグループステージ最初の2試合のスタメンに戻したKNVBの監督 コル・ポット。前半は見栄えの良いものだった。その主役はアダム・マヘル。壁を越えての直接FKはGK Bardiも届かなかったがネットではなくポストに命中。

これで試合のハンドルを取ったヨング・オランイェはケヴィン・ストロートマンのシュートにマヘルとジョルジニオ・ワィナルドゥムが飛び込んであと一歩というシーン。しかし優勢な展開も多くのチャンスを作るには至らず、その後の大きなチャンスはデーリー・ブリントのシュートだけで、本物のチャンスはむしろイタリアの側にあったかもしれない。CKからImmobileとBoriniが共に狙ったが、どちらもGK ズートを破る事はできず。

後半はヨング・オランイェのピッチプレーが雑になり、イタリアはさらに後ろに下がる展開。その結果楽しいショー・プレーはかなり減り、チャンスもほとんど生まれなくなった。1度マルコ・ファン・ヒンケルのパスがルーク・デ・ヨングが上手く届いたものの、このスピッツは自らシュートする代わりにこのMFへの戻しのパスを選択した。

その後オランダにステファン・デ・フライの負傷交代という痛手。代わりに入ったマイク・ファン・デル・ホールンに運が向くことはなかった。ピッチに入った3分後にスピッツ Boriniにかわされ、そのシュートでズートも破られる。

残された15分、オランダは全力を尽くし、イタリアはプレーを遅らせることに死力を尽くした。その結果、オランダに本当の最後の攻撃が生まれる事も無かった。ロスタイム、途中出場 メンフィス・デパイにゴールを決めるチャンスがあったかもしれないが、結局サイドネットに。

こうしてヨング・オランイェにとってのイスラエルでのEKはハルフェ・フィナーレで終了に。イタリアは火曜日に8回目のフィナーレで6回目のユーロペース・ティートルを狙う。相手は4回目のベーカーを狙うスペイン。

Statistieken:

Italië-Nederland 1-0 (0-0).

Scoreverloop: 78. Borini 1-0.

Scheidsrechter: Hategan (Roe).

Gele kaart: Borini, Verratti, Donati, Sansone (Ita), Martins Indi (Ned).

Opstelling Nederland: Zoet, Van Rhijn, De Vrij (75. Van der Hoorn), Martins Indi, Blind (84. Fer), Strootman, Van Ginkel, Maher, Wijnaldum, De Jong, John (69. Depay).

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/16211/geen-finale-voor-jong-oranje

コル・ポット

「フラストレーションを感じているよ。我々はフィナーレに進むのに相応しかったからね。試合映像を見れば勝利に相応しかったのは1チームだけ、それは我々だった」

「我々は1クラス上だったが、ゴール前でのシャープさが十分では無かった。何度か本当にとても良いプレーをし、イタリアにああいうイタリア流のプレーをさせた」

「彼らの勝利の掴み方は非常にみっともない。舞台役者の集まりだ。とてもウンザリだし、苛々したよ。最後の10分間の内7分はイタリア人たちが地面に倒れていた」

「同点にできる期待はあったんだ。常に前にボールを送っていたから1度は上手く行くはずだった。フェルのヘディングで決まったかと思ったが、もう少し左か右に行っていればね・・・」

「決勝点はファン・デル・ホールンにとって非常に辛いものだが、私は責めるつもりは無い。ピッチに立っていればああいうこともある」

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/16212/pot-wij-verdienden-de-finale

アダム・マヘル

「僕らは負ける必要は無かった。上手くいっていたのに、彼らはワンチャンスを決めた」

「前半倒されたシーンはPKだった。でも主審は第4審判に映像を見直す許可を出さなかった」

「僕らはピッチを支配していたし、とても上手くやっていた。この敗戦は非常に残念」

マイク・ファン・デル・ホールン

「失点は僕の責任。酷い気分だ。悲しい。ピッチに入って自分にできる最高のプレーをしようしたところでああいうゴールの与え方をしてしまった。ユトレヒトであんな素晴らしいシーズンを送って欧州戦も決めたのに、嫌になる」

「背番号の13に関係?いや、僕は背番号13で街も歩いてるけど事故には遭っていない」

マルコ・ファン・ヒンケル

「僕らはより多くのチャンスを作ったし、多少の運があれば決められたはず。彼らはワンチャンスをモノにし、その後はお芝居ばかり。あれがイタリアン・フットボール。でも主審も彼らに有利な笛を吹いた」

スペインにああいう負け方をした後で、ポットが「勝てば賞讃され、負ければ批判の的になる。責任は自分にあるのは自覚している」と語って臨んだイタリア戦でしたが、案の定大して良いプレーもできないまま敗退。明日からしばらくメディアはネタに書きません。まぁ本人はこれで退任なので何の未練もないかもしれませんけど。

前半はそれなりに盛り上がったものの、例のごとく中盤はあまり機能せず、イタリアの積極的なプレッシャーに後方も無理せずに、組み立てって何だっけという感じでロングボール。まぁサイドで優位に立てたので何とかなってましたが。

後半はイタリアが引いてくれたのと、ヨング・オランイェもコンパクトになったことで完全に主導権を得て、あとはちゃんとした組み立てからフットボールをしてゴールを決めれば、という雰囲気でちゃんとしたフットボールにならず・・・。結局このチームのポテンシャルもクオリティも最後まで発揮できないまま大会が終わりました。なんなんでしょうかねぇ。せめてプリメーラ・ディヴィジョンのトップタレント相手にエールディヴィジのトップタレントがどれくらいやれるのか見たかったんですけど、ほんと。

この大会を通して評価を上げたのは・・・ファン・ヒンケルなのかな?今日は酷いもんでしたけど。あとは思ったよりずっと運が良かったワィナルドゥムくらいか。

まぁこれでまた世代交代です。いまの人たちはフロート・オランイェで頑張って貰って、Onder19から花の94年組がどれだけ上がってこれるか。