Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ズヴォレで痛い敗戦

日曜午後に行われたエールディヴィジ第23節、フェイエノールトはアイセルデルタ・スタディオンでPEC ズヴォレ相手に3-2で敗れた。試合開始わずか7分でグラツィアーノ・ペッレのオウンゴールとダリル・ラチマンのゴールでホームチームが2-0のリード。フェイエノールトもペッレの2ゴールで前半の内に試合に戻ったが、残り15分でデニ・アフディッチがPECの決勝ゴールを決めた。

 

ズヴォレでの試合に向けて監督 ロナルド・クーマンはチームが全力で挑まなければならないと警告していたにも関わらず、僅か7分で2-0のビハインドを負ってしまった。ホームチームのCKからペッレがアンラッキーな形でオウンゴールを決めた数軍後、アルネ・スロットのスルーパスを受けたダリル・ラチマンが冷静にエルヴィン・ムルデルを破って2点差に。

 

PEC ズヴォレに手痛い二撃を喰らったフェイエノールトはその後も明らかに立ち直るのに苦労し、ホームチームのポジションプレーに付いていけずに個人の競り合いでも負け続けた。

 

それ故にフェイエノールトがHTまでにビハインドを取り戻せたのは見事だったと言えるだろう。前半カバから競り合いに粘りが出てきたフェイエノールト。ヴェスリー・フェルフークが追い上げのゴールを決める絶好機を決められないなどチャンスを逃していたが、僅か2分間でのペッレの2ゴールによってフェイエノールトは30分を待たずして試合に戻り、フェイエノールダーたちの顔にも安堵感が見て取れた。

 

特にイタリア人のスピッツの最初のゴールは非常に美しいもの。PEC ズヴォレが自陣ペナルティエリア内からクリアできなかったボールをペッレは華麗なオムハールで追い上げのゴール。エールディヴィジでのフェイエノールト4000ゴール目が決まった1分後には40001ゴール目。クラーシのCKからこのスピッツがヘディングで決めてフェイエノールトは同点に追いついた。

 

フェイエノールトは後半開始直後からリードを奪いに行き、実際リードを奪えたはずだった。レクス・インマルスのパスでトニー・フィリェナがディーデリク・ブールと1対1になったが、このMFのシュートはGKにセーブされる。60分過ぎにも途中出場 ルーベン・スハーケンのクロスからペッレが大チャンスを得たが、ヘディングシュートはバーの上に。

 

これらのミスが高く付き、後半終盤の時間帯にPEC ズヴォレが再びリード。残り15分にCKからファーポスト前にいたデニ・アフディッチが蹴り込んだ。残り時間でブルーノ・マルティンス・インディとレクス・インマルスに大チャンスを決めることはできず、フェイエノールトズヴォレの地であまりにも痛い敗戦を喫した。

 

PEC Zwolle – Feyenoord 3-2

Scoreverloop:

2’ 1-0 Pellè (eigen doelpunt)

7’ 2-0 Lachman

33’ 2-1 Pellè

34’ 2-2 Pellè

75’ 3-2 Avdic

 

Scheidsrechter: Braamhaar

 

Geel: -

 

Opstellingen:

PEC Zwolle: Boer; Van Polen, Lachman, Broerse, Drost (46’ Narsingh); Klich, Slot (76’ Gravenbeek), Pluim; Achenteh, Avdic en Mokhtar (82’ Valpoort).

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij (84’ Goossens), Mathijsen, Martins Indi; Clasie (46’ Vormer), Immers, Vilhena; Verhoek (59’ Schaken), Pellè en Boëtius.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130217_verslag

 

ロナルド・クーマン

「この敗戦は自分たちを責めなければならない。セットプレーは依然として問題だ。個人のカバーを忘れ、コーチングもまだ不十分。セットプレーでの脆さを示している。非常に辛い」

 

「アフディッチの担当はペッレだった。セットプレーの守備のミスはここまでもう全員が論じられているが、今回はペッレ。だが逆に彼のお陰でこの試合勝てたはずでもあった。」

 

「特に最初の30分間は相手のポジションプレーにかなり苦しめられたが、それは我々の入り方が弱々しかったせいでもある。何度もボールを失い、プレッシャーの掛け方もタイミングが悪かった」

 

「前半の内に試合に戻れたのは良かったが、あの時間帯に作ったチャンスの多さを見れば2得点は少なすぎる。その後起きた事は観ての通りだ。前半開始1分のトニーのGKと1対1のシーンは決めなければいけなかった」

 

「後半はもうほとんどチャンスを与えていなかったし、ベストチャンスは我々の側にあった。効率性が低すぎたし、反対側でゴールが決まったのは我々にとって残念な事。結局またCKからの失点なのは非常にフラストレーションが溜まる。チャンスを決めていれば簡単に勝てたのは明らかだし、それを決められないでいれば、こういう試合に勝つことは決して無い。そういう瞬間にミスをすればこうやって貴重な勝ち点を失うことになる」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130217_koeman_zwolle

 

「私にとってブルーノのCBは選択肢に無い。なぜか?ヨリス・マタイセンに満足しているからだ。ブルーノはまず左バックとして力を見せなければならない。それができなければ彼をベンチに置く可能性もある」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/21324-koeman-waarschuwt-indi----kan-hem-ook-op-de-bank-zetten--.html

 

ステファン・デ・フライ

「またセットプレーから2失点。本当にフラストレーション。良くならない。何もかも不要な負け。僕らは目を覚ますのに10分も必要だった。そこから立ち直ってプレーが良くなり、チャンスは十分作っていた。もっと良い結果を出せたはずだけど、ゴールを決められなければズヴォレが勝ったのも正当な結果」

 

エルヴィン・ムルデル

「とても辛い。僕らは目を覚ますのに10分間必要として、目が覚めた時にはもう2-0。あってはならない事。よく立ち直れたけど、チャンスの数を見れば2-2以上にできたはず」

 

「セットプレーの守備が良くならないことにはとてもフラストレーションを感じる。僕らはおかしくなっている。勝たなければならない試合だったのは明らか。まだティートルのチャンスが欲しい」

 

 

妥当な敗戦としか言いようがない結果・・・。ティートル・レースのプレッシャーとか言う以前の内容です。もう見飽きたセットプレーからの失点については何も言うことは

なし。立ち上がりの2失点で余計にズヴォレに自信を与えてしまったのが痛かったですし、取り返してから普通にやれていた時間帯にその自信を根こそぎ奪うことができなかったのだから、こういう結果はあまりにも当然。

 

こうセットプレーからぼこすかと失点している内は高い所は見てられないので、とにかく3位、できれば4位が現実的な目標。そのためにもまずはデ・カイプに戻ってのpsv戦がさらに重要な試合に・・・。