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PK戦を制して準々決勝へ

水曜夜に行われたKNVBベーカー ベスト16、フェイエノールトヘラクレスアルメロPK戦の末に下して準々決勝へ進んだ。規定の90分と延長を追えて両チーム1点ずつ。序盤にグラツィアーノ・ペッレが先制点を決め、HT前にヘラクレスがブライアン・リンセンのゴールを同点に。延長にはステファン・デ・フライがこの試合2枚目のイエローカードでピッチを去っている。フェイエノールトはこの日亡くなったマルティンクーマンのために喪章を付けてのプレー。

 

アルメロでの序盤にはフェイエノールトヘラクレスが同点でHTに入るとは思えなかった。確かにホームチームは開始1分も経たずにマルク・ウートのヘディングがエルヴィン・ムルデルの手に弾かれる大チャンスを得たが、それ以外はフェイエノールトが試合開始からポルマン・スタディオンで圧倒。

 

ロナルド・クーマンの不在によってジャン・パウル・ファン・ハステル、ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト、パトリック・ローデワイクスが率いたチームはこの力強かった時間帯に1点しか取れなかったことについて自分たちを責めるべきだろう。そのゴールは10分過ぎ。クラブトップスコアラー ペッレがそのクラッセを披露し、反転しながらの左足でGK レムコ・パスフェールを破った。

 

フェイエノールトはそれにすぐ続くいくつかの大チャンスでゴールを決める事ができず(デ・フライのヘディングはパスフェールがセーブ、マタイセンのヘディングはゴール前を通過)、チームは30分過ぎにその代価を払うことに。デ・フライの守備の不運をブライアン・リンセンが突いた。この代表選手がボールを奪うも、スリップしてこぼれたボールをヘラクレスの快足ウィンガーが拾い、ペナルティエリア際からのシュートでムルデルを破って1-1。

 

この突然の同点がフェイエノールトには痛手となり、序盤の素晴らしいピッチプレーもホームチームのゴール後はほとんど見られなくなってしまう。リンセンのゴールで自信を得たヘラクレスが中盤で競り勝ち始めたことで、フェイエノールトはますますプレッシャーにさらされ、ロングボールを蹴らざるを得なくなった。

 

それでも守備組織がしっかり機能していたことで、後半に入ってもヘラクレスが危険なシーンを作ることはほとんど亡く、イリアス・ベル・ハサーニとマルク・ウートのミドルシュートこそエルヴィン・ムルデルが見送らざるを得なかったが、どちらもゴールの枠を捉えず。終了直前にスハーケンがピッチの反対側でGK パスフェールに迫ったが、アルメロでの試合は延長に突入。

 

デ・フライがこの試合2枚目のイエローカードを受けたことでフェイエノールトは延長のほとんどを10人で戦わなければならなかったが、それでもチームは大きな問題は無く凌ぎ切り、勝負はPK戦に。

 

長い戦いの末にPK戦で勝利を引き寄せたのはフェイエノールト。エルヴィン・ムルデルがホームチーム6人目 ベン・リーンストラのPKをストップ。ファイティング・スピリットでホームチームを倒したフェイエノールダーに安堵感をもたらした。

 

Heracles Almelo – Feyenoord 1-1 (Feyenoord w.n.s.)

Scoreverloop:

12’ 0-1 Pellè

27’ 1-1 Linssen

 

Scheidsrechter: Nijhuis

 

Geel: Martins Indi (Feyenoord), Uth, Bruns (Heracles Almelo)

 

Rood: De Vrij (2x geel, 94’, Feyenoord)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Janmaat, Mathijsen, De Vrij, Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena (75’ Vormer); Schaken (95’ Van Beek), Pellè en Boëtius (109’ Goossens).

Heracles Almelo: Pasveer; Schenkeveld, Te Wierik, Veldmate (63’ Streutker), Davidson; Cziommer (72’ Bruns), Rienstra, Bel Hassani; Uth, Rosheuvel en Linssen

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/heracles-almelo-feyenoord-knvb-beker-cup-2013-2014/verslag

 

ジャン・パウル・ファン・ハステル

「まぁ、我々は相手チームを気持ちよく一蹴したね。しかし冗談でなく言えば、我々が勝ったといっても私は良い気分でここにいないよ・いまこうして自分が会見に出ているのは複雑な気分。フェイエノールトに何かが起きているという意味だからね。土曜のデ・カイプでのPEC ズヴォレ戦でどうなるか私には分からない。それについてはロナルドと話さなければいけないだろう」

 

「我々には疲労があり、フレッシュでなかったと思う。それにマルティンクーマン氏の死去のニュースに苦しんでいた選手たちもいた」

 

http://www.nusport.nl/voetbal/3657857/van-gastel-dubbel-gevoel-ontbreken-koeman.html

 

エルヴィン・ムルデル

「監督の父親が亡くなったというのは試合直前に聞いた。ロッカールームはとても静かになったよ。一方で試合のためになるべく良い準備をしたい気持ちがあり、もう一方ではどうしても彼のことを考えてしまっていた。父親を亡くすのがどういうことかは僕も知っているし、いまも毎日父のことを考えている。ただ試合の間はそれを取り除かなければいけないのも僕らは分かっている。個人的にはこの試合は監督のために勝つんだと、今日は特別なモチベーションになった」

 

「GKにとってはこういうのが最高の試合。PK戦では少なくとも一つ止めなければいけないのは分かっている。うまくいってとても嬉しいよ。僕はこの数週間好調だったし、こうしてチームのために重要な役割を果たせるのは素晴らしい事」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/mulder-%E2%80%98wilden-voor-de-trainer-winnen%E2%80%99

 

 

酷い試合でしたが重苦しい100分近くをしっかり守り続けて今日もエルヴィンのおかげで勝利。やれやれです。いろんな要素があるでしょうが、失点してからは全くフットボールにならず、前進守備もできずに下がり続ける良くあるパターン。特にトニーが酷い出来でしたねぇ。それでも守備面は完全に崩されたシーンが無かったのでなんとか凌げました。最後は6人ともPK全員成功というあたり、変な所でメンタルが強い。。。