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序盤のリードを守りきる

日曜午後に行われたエールディヴィジ第17節、フェイエノールトはウィンターストップ前に重要な締めくくりの1週間をFC フローニンゲン戦1-0の勝利でスタート。ロナルド・クーマンのチームはグラツィアーノ・ペッレのヘディングで得た序盤のリードを守りった。

 

フェイエノールトがHTまでに道を見失っていたのは試合開始後最初の1分間だけだったということが、前半の試合展開を如実に物語っていただろう。最初の笛がなった直後にチームはすぐボールを失うと、FC フローニンゲンの攻撃から大チャンスが生まれたが、チャロン・シェリーのシュートはポスト外側を叩いた。

 

フェイエノールトはビジターチームの早々のチャンス逸にプレッシャーを受けることなく、前半の残り時間はホームチームがデ・カイプを牛耳り、その際には序盤のグラツィアーノ・ペッレの先制ゴールが大きな力になった。美しい攻撃のスタートとなったのはジョン・ホーセンスの見事な裏へのパス。臨時の右ウィンガーからトップフォームにあるジャン・パウル・ボエチウスにボールが届くと、左からのクロスをペッレが新距離でヘディングであわせた。

 

この先制によってフェイエノールト守備陣はコンパクトさと組織的プレーを保った事でHTの笛まで問題無く守ることができた。さらにチームはボールカットから何度も素早い攻撃を見せる。特に30分過ぎのトニー・フィレーナはペッレとレクス・インマルスとの立て続けのワンツーでフローニンゲンの守備を破り、シュートも放ったがGK マルコ・ビゾットによって防がれた。

 

フェイエノールトは後半も引き気味で、カウンターアタック頼み。FC フローニンゲンがボールを持っても攻撃面でクリエイティヴィティをほとんど見せられなかった事もあり、チャンスを多く生むには試合テンポが低すぎた。

 

それがようやく変わったのはフローニンゲンが60分過ぎにキルムのプレーから大チャンスを作ってから。このFWは左サイドからフェイエノールトペナルティエリア内に侵入したが、エルヴィン・ムルデルを抜く事はできず。このGKは5分後には再び、さらに際だった活躍を見せ、ジリアーノ・ワィナルドゥムのパスからのキルムのフリーでのシュートを見事にセーブ。

 

この二つのチャンスで、その間にペッレのシュートがバーを叩いていたフェイエノールトにとってもファイトすることなくフローニンゲンに勝ち点3を残してでデ・カイプを後にさせる事はできないということは明らかだった。フェイエノールトは最小リードを熱い終盤を迎えたが、最後まで見事に点差を守りきる事に成功。重要な1週間のスタートを勝利で切るにはペッレの序盤の先制点で十分だった。

 

Feyenoord – FC Groningen 1-0

Scoreverloop:

7’ 1-0 Pellè

 

Scheidsrechter: Blom

 

Geel: Magnasco (FC Groningen)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen, Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena; Goossens (72’ Vormer), Pellè en Boëtius.

FC Groningen: Bizot; Magnasco, Botteghin, Kappelhof, Wijnaldum; Hiariej (77’ Adorjan), Chery, Kieftenbeld; Kirm (84’ Zivkovic), De Leeuw en Kostic.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-fc-groningen-eredivisie-2013-2014/verslag

 

ロナルド・クーマン

「序盤の先制点の後は、無失点に抑えて3ptsをつかむために我々はファイトし、全てを出し尽くした。それが上手くいって非常に満足」

 

「序盤の後はフットボールがしやすくなったが、それでも我々にとってフローニンゲンのプレッシャーのもとで難しい試合だったのは変わらなかった。しかし我々のプレーが悪かったとは思わない。相手も見なければいけないからね。フローニンゲンは我々に対して上手く、アグレッシブにプレッシャーをかけていた」

 

「我々がボールを持った時にフリーマンを作れていれば、DF陣にかなりの解決策を与えられていたはず。だから問題はピッチ上にある。しかし我々はフローニンゲン同様に0-1にした後もチャンスを作っていた。とにかく重要な1週間を3ptsでスタートできて良かった」

 

ボンズコーチの件についてはPEC ズヴォレとの試合の後に話をしよう。言わなければならない事はたくさんあるからね」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-prijst-vechtlust-feyenoord

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/30768_Koeman%3A%20%27na%20PEC%20mijn%20verhaal%20over%20bondscoachschap%27.php

 

グラツィアーノ・ペッレ

「この重要な勝利は最後の2試合へ向けて僕らに力を与えてくれる。素晴らしいプレーでは無かったけれど、見事な攻撃からゴールを決めたし、さらに差を広げるチャンスもあった。結局1-0で勝てて良かったよ。僕らは最後までファイトしたし、サポーターが僕らにやり続ける力を与えてくれた。僕らのプレーはPSV戦やヘーレンフェーン戦ほど良くなかったけど、毎週そうはいかないからね。何よりも重要なのは勝った事。僕らはもう勝ち点は落とせない。この3ptsは良い気分にさせてくれるし、残り2試合へ自信をくれる」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/pell%C3%A8-goed-begin-van-belangrijke-week

 

エルヴィン・ムルデル

「僕らは今日はチームとして上手くやった。僕がまた重要な存在だったなら誇りに思うけど、僕はそのためにいるんだからね」

「振り返ってみればホッとしてるよ。最後の数分間はお尻が締まる思いだったけど、それを消せて良かった」

 

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/30774__.php

 

 

予想とは大きく違う展開になりました。フローニンゲンもそれほど前にプレッシャーはかけてこなかったんですが、中盤でフリーな選手を見つけられずに全くテンポが上がらず。今日はステファンが良い状態だったので再三持ち上がって何とかしようとしてましたが、上がってもマークの付いた味方しかいないという悲しい状況の繰り返し・・・。

 

まぁ結局エクストラMFのホーセンスから好調のボエチウスのクロスにいつものペッレというお約束的な形で決勝点。あとは絶好調エルヴィンが頑張ってgdgdなりにまぁ何とかなったかな、と。ボールを持ってない時になぜかコンパクトさを保てずにクラーシの利きがほとんど無く、チームとしてプレッシャーを全くかけられなかったのが原因不明ですが。

 

次は水曜にベーカー戦。2013年もあと2試合。