Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ブレダで3ptを得られず

日曜午後に行われたエールディヴィジ第24節、フェイエノールトはこの先に待ち受けるFC トゥエンテとアヤックスとのトップヴェーツトライトに向けて、貴重な勝ち点をNAC ブレダとのアウエーゲームで落としてしまった。ロナルド・クーマンのチームは1-1の引き分けに終わり、直接のライバルたちにプレッシャーを掛けることにも失敗。前半半ば過ぎにダリル・ヤンマートが先制ゴールを決めたが、HT直前にライデル・プポンがPKを決めて同点に追いついた。NACの途中出場 スタイプ・ペリツァが残り15分でレッドカードを受けている。

 

晴天のラト・フェルレーフ・スタディオンで前半のターニングポイントになったのは千鳥足でのハンドだった。フェイエノールトは長時間にわたってピッチ上で優勢なチームだったが、デニー・フェルベークがペナルティエリア内で放った強烈なシュートが体を反らしたミケル・ネロムの腕に命中。それに対して主審 バス・ナイハイスが全く不当にもペナルティ・スポットを指し示し、そこからプポンがシュートを決めた。

 

このNACのスピッツの得点により試合は振り出しに。その前には前半半ばにヤンマートが先制のゴールを決めていた。レクス・インマルスを飛び越えたこのDFは、NACのDF陣の裏を完全に掻いた見事な攻撃の終着点に。グラツィアーノ・ペッレがヤンマートの進行方向にスルーパスを出し、このDFの右足からボールはゴール逆隅に突き刺さった。

 

フェイエノールトのリードはピッチ上の力関係を完全に反映したもの。クーマンのチームは来週以降の日程を見た上で、アヤックスとFC トゥエンテにプレッシャーを掛けるには勝つしかないということは分かっており、この試合でも力強いスタートを見せた。

 

しかしフェイエノールトは多くのチャンスがあったにも関わらず、序盤で点差を広げることに失敗。GK テン・ラウウェラーウがペッレのヘディングを間一髪でセーブし、素早いカウンターからのボエチウスの至近距離からのシュートもセーブ。どちらのチャンスも決めるべきものだった。

 

同じ事は60分過ぎにヤンマートの見事なクロスにあわせたペッレのチャンスにも当てはまる。このスピッツはボールをヘディングでシュートしたが、テン・ラウウェラーウの体に命中。後半開始直後にウロス・マティッチのミドルシュートをエルヴィン・ムルデルのセーブに救われたフェイエノールトにとって、このチャンスは新たな攻撃の始まりに。

 

しかし前半の最初には何度もNACの守備を軽々と突破していたフェイエノールトが、後半はもうほとんど同じ事ができなくなった。チームにパスの正確性が無くなり、個人のアクションで何度も失敗し、さらに運にも見放された。

 

終盤は途中出場 ペリツァに(ヤンマートへの後方からのタックルで)レッドカードが出てフェイエノールトが数的有利に立ったことで、クーマンはミチェル・テ・フレーデをエクストラFWとしてピッチに投入。終盤の攻撃でフェイエノールトには大チャンスがあったが、ジョン・ホーセンスのFKはセーブされ、レクス・インマルスのシュートも枠を逸れ、決勝点を決める事はできなかった。

 

NAC Breda – Feyenoord 1-1

Scoreverloop:

25’ 0-1 Janmaat

37’ 1-1 Poepon (strafschop)

 

Scheidsrechter: Nijhuis

 

Geel: Nelom, Immers, Vilhena, Pellè (Feyenoord), Matic (NAC Breda)

 

Rood: Perica (NAC Breda, 84’)

 

Opstellingen:

NAC Breda: Ten Rouwelaar; De Roover, Drost, Buijs, Van der Weg; Matic, Hadouir (81’ Perica), Gilissen; Verbeek (71’ Tighadouini), Poepon en Sarpong (86’ Kwakman).

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Kongolo, Nelom (85’ Te Vrede); Clasie, Immers, Vilhena; Armenteros (67’ Schaken), Pellè en Boëtius (82’ Goossens).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/nac-breda-feyenoord-netherlands-eredivisie-2013-2014/verslag

 

ロナルド・クーマン

「我々は良いプレーをして多くのチャンスを作ったが、試合を込めることはだけができなかった。我々の効率性は低すぎる」

 

前半のPK判定については

「疑わしい判定だが、あれはあり得る事」

 

同点後はセットプレー以外でチャンスを作れなくなったことに

「もっと早く点差を広げなければいけなかった。その後はNACが10人になった終盤にチャンスがあったが、その時には運にも見放された。かなりリスクを冒したがボールがうまく飛んでくれなかった。チームは何も責められないが、ただチャンスを決めなければいけない」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-%E2%80%98ons-rendement-was-te-laag%E2%80%99

 

ダリル・ヤンマート

「最初の30分間で僕らは試合を決めてしまわなければいけなかった。それだけのチャンスがあったのに、それを決められなかった。僕らが得たチャンスの数を見れば勝たなければいけなかった試合。ちょっと運がなかったかもしれない。NACのGKもしっかり守っていたけどね」

 

「僕らのやることは分かっている。来週はFC トゥエンテが相手だし、そこでも勝ちに行くしかない」

 

www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/janmaat-‘hadden-wedstrijd-eerder-moet-beslissen’

 

グラツィアーノ・ペッレ

「僕らは良い試合をしたけど、たった1pt。これでは少なすぎる。僕自身も決めるべきチャンスを逃してしまった。残念だ」

 

「来週以降の試合の事は僕らはまだ考えていなかったし、この試合の事だけに集中していた」

 

95分のハンド見逃しについて

「あれはハンドだった。前半僕らが与えたPKについても僕はそうではなかったと確信しているし、その後僕らには20回以上PKが与えられるべきシーンがあった。でもいいよ、起こり得ることだ」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/pelle-die-situatie-was-20-keer-meer-een-penalty-10729/

 

ミケル・ネロム

「この結果はとても残念。勝つためのチャンスはたくさんあったからね・・・。ピッチプレーがもしかしたらいつもほど良くなかったかもしれないけど、チャンスは十分にあった」

 

PKシーンについて

「僕は腕を体の横につけていたし、あれは絶対にPKじゃなかった。僕には腕を切り離すことはできないからね」

 

「先週は2アシスト。今日はそれほどじゃなかったけど、自分の攻撃的なプレーは見せようとした」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/25098-nelom-ik-kan-mijn-handen-moeilijk-wegtoveren.html

 

 

いつもの光景。結果的にはほぼナイハイスのせいですが、まぁテン・ラウウェラーウの壁もさすがに高かった・・・

 

雑になった後半から、終盤はコンビネーション・プレーを諦めていつもの放り込み。そこまでチャンスを作れてなかったので、この選択がベターだったかどうかも何とも言えません・・・。ホーセンスのFKは惜しかった・・・

 

アウエーでの戦績を考えると上を見るのがきつくなりますが、来週もトゥエンテ-uit. 2位を目指す上では天王山。とりあえず90分間安定したプレーをしてくれないかなぁ