Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

デン・ハーグで不運な敗戦

日曜午後に行われたエールディヴィジ第33節、フェイエノールトはデン・ハーグであまりにも高く付くミスを犯してしまった。監督 ロナルド・クーマンのチームはADO相手に2-0の敗戦、PSVBEC相手にホームで勝利したため、フェイエノールトが2位で終わる事はもう不可能になった。HTまでにマイク・ファン・ダイネンのゴールとデニー・ホラのPKによって最終スコア。ステファン・デ・フライは前半の内に顔部の負傷で退場している。

 

デ・フライは金曜のトレーニングで足首を痛めたためにデン・ハーグでスタメン出場できるか最後まで不透明だった。ウォーミングアップでの最終テストで問題無く試合に最初から出たキャプテンだったが、前半半ばで試合を終える事に。ADOのFWとの競り合いで顔部を負傷し、担架でピッチを後に。ミケル・ネロムが替わりに入り、CBはヨリス・マタイセンとブルーノ・マルティンス・インディの組み合わせに変更。

 

デ・フライの退場は前半のフェイエノールトにとって唯一の誤算ではない。右サイドからのクロスをニアで決めたマイク・ファン・ダイネンの序盤のゴールの後にも、HT10分ほど前にペナルティエリア内でダリル・ヤンマートがチャロン・シェリーを倒して主審 リースフェルトがPK判定。デニー・ホラがPKを決め、クーマンのチームは試合半ばにして二日酔い状態でロッカールームに戻った。

 

その時点でホームチームのリードはほとんどケチの付けようがないモノ。ADOは競り合いにより強く、フェイエノールトは攻撃面でほとんど納得いくものを見せられなかった。それでもHT前にルーベン・スハーケンが2回ゴールに迫る。最大のチャンスは30分過ぎにグラツィアーノ・ペッレからの裏へのボールで完全にフリーになったシーンだったが、同点を狙ったシュートはGK ジノ・コウティーニョの足に防がれる。HT直前にはGKもかわしたが、シュートはゴールラインを前にしてDF ヴィト・ヴォルムホールにクリアされた。

 

2位争いでの可能性を残すためには最低でも2ゴールが必要なフェイエノールトは攻撃的姿勢で後半へ入ったが、前半同様にADOの早めのプレッシャーに苦しみ、ホームチームを自陣に押し込める事ができず。

 

これまでのヘラクレスアルメロフィテッセとの試合のようなピッチプレーには及ばないものの、後半のフェイエノールトのプレーはせめて追い上げのゴールを決めるには相応しかったように見えた。HT空けと終了15分前のペッレのヘディングが僅かにポストの横に逸れたのを、ホームチームは幸運に思うべきだろう。

 

そうやってフェイエノールトはデン・ハーグでの午後で不運なキャラクターを見せ、特にロスタイムにはペッレが自ら受けたファールによって得たPKもミス。リーグ2位を争うフェイエノールトにとって最悪の敗戦となってしまった。

 

ADO Den Haag – Feyenoord 2-0

Scoreverloop:

10’ 1-0 Van Duinen

37’ 2-0 Holla (strafschop)

 

Bijzonderheden: Pellè (Feyenoord) mist strafschop (90+5’)

 

Scheidsrechter: Liesveld

 

Geel: Omeru (ADO Den Haag)

 

Opstellingen:

ADO Den Haag: Coutinho; Malone, Wormgoor, Omeruo, Koppers; Jansen, Holla, Meijers (90' Visser); Chery, Van Duinen (83’ Leeuwin) en Vicento (62’ Kolk).

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij (25’ Nelom), Mathijsen, Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena (64’ Vormer); Schaken, Pellè en Goossens (72’ Verhoek).

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130505_verslag_adofey

 

ロナルド・クーマン

「フィニッシュに運もシャープさも無かった。自分たちで何とかしようとする姿勢も弱すぎたがね」

 

「今日も我々は60分間相手の陣内でプレーしていた。PKも含めて大きなチャンスが何度もあったのに決められなかったのが残念。これがこのチームにとって次のステップ。この教訓を活かしてくれると強く信じている」

 

「ADOがここ7試合勝っていないということは前もって話していた。フェイエノールトとのホームゲームはそういうネガティヴな流れを断ち切る完璧な機会。だから我々はしっかりしたスピリットとアグレッシブさで対抗しなければならないのに、特に序盤はそれが無かった」

 

「これで3位に集中するしかない。それは来週のNAC戦で勝てば決められる。デ・カイプでこのシーズンを良い形で締めくくりたい。もちろん今日の試合の後では失望感に支配されるだろうが、3位でもELのPOに進めるのは大きい。我々はファンタスティックな仕事をした」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130505_reactie_koeman

 

グラツィアーノ・ペッレ

「PKは何が起きたのか分からない。何mも上に飛んでいった」

「ファンの失望は理解できるけど、この敗戦には僕らも悔しいんだ。勝ちたくなかった訳じゃない。それにこの結果でも僕らは今シーズンの自分たちを誇って良い。僕らはエールディヴィジの予算規模で6位というニュースを読んだけど、順位は3位。見事じゃないか?外野がもっと期待しているのは分かるけど、全てネガティブに見るべきじゃない」

 

レクス・インマルス

「しっかり準備ができていた選手が僕らには少なすぎた印象。それでは何も得られない。みんな十分分かっているだろう。ADOの方がはるかに輝きがあってアグレッシブだった」

「僕らがデ・カイプの外でこれだけ多くの勝ち点を落とす理由は分からないけど、これでは決してカンピューンになれないのは分かる。今シーズンはホームとアウエーでの差が大きすぎる。トップクラブでは許されない事であり、フェイエノールトには相応しく無い」

「ドアを塗られた件?ああいうジョークもフットボールの一部。特にADO デン・ハーグのようなクラブではね。試合中も問題は無かったよ。面白い歌は聞こえたけど」

 

ダリル・ヤンマート

「前半は本来の自分たちじゃなかった。ADOの方がシャープで競り合いに勝っていた。後半は良くなったけど、もう2-0になっていたから、これは妥当な敗戦。もちろん途轍もなく大きな失望。この試合にもっと期待していたからね」

 

 

またしてもデ・カイプの外でガッカリ試合。psvを笑えない内弁慶さで2位争いもあっさり終わってしまいました・・・。

相手のプレッシャーを全くかわせず、マークにつくのも遅く競り合いには全く勝てず、では相手になるはずもなく、ADOに良いようにやられた試合。良かった選手がマタイセンくらいしかいません。1点目はステファンがあっさりシュートポジションに入られ、2点目は悲劇的な出来だったダリルが簡単にファールを取られる始末。中盤ではクラーシもトニーもほとんど姿が見えず。ほんと、この程度でサインをしないで移籍志願とか、いい加減にして欲しいと思われてもしょうがない。

 

幸いにもフィテッセも10人のRKCに負けたので最終節勝てば3位でフィニッシュ。本当にアウエーでは悲惨なシーズンでしたが、まぁせめて3位では終わりたいところ。