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ヨング・オランイェ、EKへ!

3大会ぶりにヨング・オランイェのEL最終予選出場が決まった。月曜にスロヴァキアを再び2-0で下し、その結果オランダはユーロペース・カンピューンとなった2006年と2007年に続くタイトルを狙うことになる。

アウエーでの2-0勝利の貯金を持ってロッテルダムでの試合を始めたヨング・オランイェだが、説得力のあるプレーはしばらく見せることがなかった。特に前半のプレーはあまりに落ち着きが無く、それによってボールロストを重ねるという、正にスロヴァキアが狙っていた通りの展開に。彼らは全てのボールに走り込み、オランダの選手よりも競り合いの場面で強く、狡猾だった。

それでもようやく落ち着きを取り戻したヨング・オランイェが決定的シーンを作る。ジョルジニオ・ワィナルドゥムが絶好の位置で足元にボールを受けたが、シュートはゴール上に。コンスタントに攻め続けたスロヴァキアもRobert MakやJakub Holubekが先制のチャンスを得たが、幸運にもこの試合でもイェルーン・ズートが気を抜くことはなかった。

緊張から解放される瞬間は後半10分過ぎに訪れた。ヤニク・ヴィルツフットの投入で右サイドに移ったカブラルのクロスをルーク・デ・ヨングが繋ぎ、後半攻撃的MFとしてプレーしていたジョルジニオ・ワィナルドゥムが即座にそのポジションを活かして頭で逸らし、ボールはスロヴァキアGKの下を抜けてゴールに流れ込んだ。

10分後にはデ・ヨングがPKで決定的なゴール。ヴィルツフットが素晴らしい華燭でペナルティ・エリアに侵入し、シャツを掴まれて得たPKをしっかり決め、2-0となったことでスロヴァキアの抵抗も遂になくなった。

ヨング・オランイェは2013年6月5日から3回目のユーロペース・カンピューンを目指すことに。EKのドローは11月28日にイスラエルで行われる。オランダは出場を決めた最初の国。残り6ヵ国は火曜のPOで決定される。

Statistieken

Nederland - Slowakije 2-0 (0-0).

Scoreverloop: 56. Wijnaldum 1-0, 67. De Jong 2-0 (strafschop).

Gele kaart: Van Haaren.

Opstelling Nederland: Zoet, Leerdam, Bruma, Nuytinck, Blind, Van Haaren (46. Wildschut), Maher, Van Ginkel (84. Bacuna), Wijnaldum, De Jong (84. Zeefuik), Cabral.

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/14028/jong-oranje-naar-het-ek

コル・ポット

「良くはなかった。みんな足に緊張があったようだ。非常に出足が悪かった。錆びた機会のようだった。1-0にしてようやく緊張が取れたが、まだ時々つまらないミスがあった」

「スロヴァキアは勇敢に主導権を取ろうとしていた。我々は後ろに下がってしまい、相手を追わずにスペースを消そうとしすぎてしまった」

「リッキー・ファン・ハーレンの交代は彼が悪かったわけではない。実際その反対だったが、ヤニク・ヴィルツフットのスピードを入れ、ワィナルドゥムを中盤に移し、ジェルソン・カブラルのクリエイティヴィティを右サイドに置いたことで多少良くなった」

「本大会ではなるべく多くの強国と当たりたい。そうなることで我々にとって非常に意味のある大会になる」

「少しずつイスラエルへ向けて気を引き締めていくよ。しかし先ずは予選を突破できたことをビールで喜びたい」

ストロートマンとルーク・デ・ヨングが早々に抜けて予選開始はすっかり谷間の世代かと思われましたが、毎試合なんだかんだで勝ち点を重ね、予選終盤は素晴らしい内容の試合もあってPOも終わってみればまぁ危なげなく突破。これまでの2回はなんだったんだというくらいあっさりな本大会出場です。まぁズートがいなかったらと思うとぞっとしますが・・・ 100回やれば99回負けただろうという内容だったアウエーでのオーストリア戦勝利が大きかったですね~。

今日も思ったとおりプレッシャーを受けるシーンでは全く組み立てができずに酷いもんでしたが、余裕を持ってプレーできるシーンでは良いフットボールをしてました。このチームから何人イスラエルへ行けるかどうか知りませんけど・・・。

ぱっと見てスタメンが保証されるのはズートとマヘルくらい。ルーク・デ・ヨングもちゃんと調子を戻さないと大きな問題になりますね。今後ドロー結果など踏まえて練習試合を組んでチームを作っていくことになりますが、当然WK予選のあるフロート・オランイェとの兼ね合いをどうするのかという問題が。どうするんでしょうね~