マルティン･ファン･ヘールが月曜からフェイエノールトのテクニカル･ディレクターとして正式に仕事を始めた。クラブの元選手であるファン･ヘールは全ディレクター陣とテクニカル･スタッフ陣によってトレイナールームに迎えられ、ロッカールームで選手たちに紹介された。この数週間ローダJCのジェネラル･ディレクターとして働きながらも、すでにフェイエノールトでの仕事に取り組んでいたファン･ヘールだが、今日からはフェイエノールトに集中できることになる。
「子供頃からサポーターだった、選手としても2年間プレーしていたクラブで働けるのはとても光栄だ。いまデ･カイプに戻って来て、素晴らしい記憶がいくつも思い出される。早く仕事を始めたくて居ても立ってもいられない気分だ。すでに今週のカレンダーは予定で一杯だし、その通りに一生懸命働く」とファン･ヘールは短く挨拶した。
ファン･ヘールは日曜日にナイメヘンで5-0に終わったNECとローダJustの試合を観戦。同じ時間にフェンロで行われたフェイエノールトの経過も気にしていたが、VVVに3-2で敗れてしまった。
「だから確かにちょっと複雑な気分で仕事を始めないと行けない。ローダJCの結果は本当にみっともないものだが、同じ時間にフェイエノールトもPOへの進出をほぼ逃してしまった。このクラブの全員にとってがっかりなこと、当然私にとってもだ」
ファン･ヘールにとってフェイエノールトでの最初の数日間は選手たちとクラブで働く人々を知ることに費やされる。テクニカル･ディレクターにとっては来シーズン良い結果を出すためセレクションのバランスを整えることが今後に向けての優先課題だ。
「その点について、短時間ではあるが最初の話し合いに取りかかっている。最近からもう契約延長の議題についてエリック･フッデからオープンに情報を貰っている。自分自身良い感触を持っている。フェイエノールトの状況について現実をオープンに話していきたい。双方の間に愛情を築くのが重要だ」
シーズン終了まで、ファン･ヘールにはフェイエノールトでの仕事に加えてローダJCでの仕事も残っている。
「いい形であのクラブを去りたい。すでにローダJCで働いている全ての人々と自然な形でのお別れはしたが、シーズンの終わりには公式なお別れをすることになるだろう。これからフェイエノールトでいい気持ちで仕事を始める。とても温かく迎えて貰ったし、これがこの素晴らしいクラブでの成功の時間の始まりだと確信しているよ」
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail/S1/10010000038370-999-10010000000003.aspx
遂にやってきました、ファン･ヘール。課題が山積みであり、出来ることよりも出来ないことの方が遙かに多いですが、クラブの将来は彼にかかっています。いろいろ上手いこと立ち回ってくれることを期待。
