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オランイェ、完勝で南アフリカに乗り込むもロッベンが負傷のアクシデント

オランイェは5日午後、ハンガリー相手にアムステルダム・アレナで親善試合を行い6-1と大勝したが、終盤にロッベンがハムストリングを痛めて交代するアクシデントが起こった。

両国選手入場後に、オランイェで歴代最多130キャップを持つオランダ史上最高のGK エドウィンファン・デル・サールの代表引退の挨拶と王室からのナイトの称号授与セレモニーが行われ、感動的な雰囲気での国歌斉唱、キックオフに。

この試合ロッベンのスタメンが想定されたが、以外にもベンチスタートでファン・ペルシの背後にファン・デル・ファールト、スナイデル、カイトという布陣。

序盤オランイェは積極的なアタックを見せていたが、中盤プレスかけたところから左サイドへスルーパス出され、ジュジャクがジオとの1対1からそのままシュートでサイドネットに突き刺し先制。予想通りスピードにジオに勝り、これはエルヴィン・クーマンが願った通りだろう。

しかし次第にペースを上げハンガリーを圧倒するオランイェ。右サイドでファン・デル・ヴィールが本来の積極的な上がりを上がりを見せてカイトとのコンビネーションでサイドを制圧。ファン・デル・ヴィールのクロスにスナイデル、カイト、ペルシが飛び込むが届かず。ファン・デル・ヴィールとカイトで右サイド高い位置でボールを奪い、中央へのマイナスのパスに待ち構えたファン・ペルシが決めて同点。その後もファン・ペルシ、カイトを中心にチャンスを作るがチャンスを決められず。スナイデル、ファン・デル・ファールトのダブル司令塔はこの日決定機を生み出せずに、次第にペースが落ちてHT。

意外にもロッベンとの交代はファン・デル・ファールトではなくカイトでついにフローテ・フィールがテストされる。

ロッベンを中心にハイテンポで攻めるオランイェだが、相変わらず左サイドは機能しないまま。それでもロッベン、ファン・ペルシからスナイデルに決定的なパスもシュートはGKに阻まれる

しかしファン・ペルシが中央にマークを引き寄せてから左サイドに上がったジオのクロスにスナイデルが飛び込んでついに2-1。さらに再びジオのゴール前を横切るクロスに大外ロッベンが届いて3-1。次はCKからファン・ボメルが突き刺して4-1。

続いてスナイデルに替わって投入されたエリアがそのまま自分で持ち込んで相手DFを3人ほどかわして決めて5-1。最後は左サイドのCKから大外ロッベンが逆サイドネットに突き刺して6-1。

完勝ムードで最後はアフェライ、デ・ゼーウも投入し壮行会モードの試合終盤、ロッベンがヒールパス失敗で左太もも裏を痛め、自分で歩いて退場。一気にスタジアムの雰囲気が盛り下がる中、その後は攻めることをせずにボールを回し時間を潰して終了。

試合後オランイェの選手、スタッフ陣は飛行機で南アフリカへ移動。ロッベンは病院へ直行し検査を受ける。ロッベンは代表チームのメディカル・スタッフに「何かが裂ける音がした」と語っており、ハムストリングが裂けたのはほぼ間違いない。

STATISTIEKEN:

Nederland – Hongarije 6-1 (1-1).

Scoreverloop: 5. Dzsudzsak 0-1, 21. Van Persie 1-1, 55. Sneijder 2-1, 64. Robben 3-1, 71. Van Bommel 4-1, 74. Elia 5-1, 77. Robben 6-1.

Opstelling Nederland: Stekelenburg; Van der Wiel, Mathijsen, Heitinga (60. Ooijer), Van Bronckhorst; De Jong, Van Bommel (78. De Zeeuw); Kuyt (45. Robben), Sneijder (73. Elia), Van der Vaart (78. Afellay), Van Persie (66. Huntelaar).

ベルト・ファン・マルワイク

「素晴らしい試合だったことは間違いないが、アリエンが負傷しないで済むのなら負けた方がまだ良かった。我々は彼については非常に慎重に扱っていたが、バトルの最中に不自然なアクションがあった。とても残念だ」

「アリエン・ロッベンは好調なようだったが、それ自体が必ずしも多くのゴールを約束してくれるものではない。それは少し前のラファエル・ファン・デル・ファールトにも言えた事とだが、連携は今日はずっと良かった。これ以上は望まない」

「代替選手については考えていないが、もしかしたらそうせざるを得ないかもしれない」

「ラファエル・ファン・デル・ファールトは2ヶ月前に同じような状況にあったが、数週間で戻って来れた。私はまだチャンスがあると思いたい。ロッベンがいればWKで何かを成し遂げるチャンスは十分にあるんだ」

「我々はほとんどチャンスを与えなかった。1回だけだ。それがゴールになってしまったが、後半は完全にハンガリーをバラバラにした。エリアのゴールだけは彼のスピードによるものだが、他のゴールはどれもフットボールによるものだ」

ハンガリーはドイツ戦の敗戦の後でプレーしようがなかった。だかrた我々が良いプレーを見せられたのは良かった。前世の動きは良かったが、我々はあの失点から学ぶ必要がある。しかし結局のところ、良い午後ではなかった」

ポロネーズを踊るのはまだ早い。こういう勝利を挙げても、これがWKで何かを保証するものではないと集中を保っていなければならない。誰もが信じてはいるが、我々は現実的でなければならない。我々がポロネーズを踊るのは最後の試合に勝った時だけだ」

ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト

「スタジアムの雰囲気が良かった。それが私たちに味方してくれた。だがロッベンの負傷ですべてが悪くなったように思えたよ。あの事件があらゆるものに影を落としている。ロッベンは痛そうで歩くのが辛そうだったから、悪い具合かもしれない」

ロビン・ファン・ペルシ

「アリエンの怪我は僕らみんなにとって大きな失望だ。彼はすぐ病院へ行ってスキャンを受ける。今日この後に詳しい事が分かるだろう」

「具合が良いようには見えなかった。ロッカールームでみんな押し黙っている。彼が出場できる事を望んでいる。とても重要な選手だからね」

「監督からは自由にやらせてもらっている。フットボールを楽しめているよ。後半は賞賛に値すると思う」

結局残り1週間、基本布陣がどうなるのかよく分からないまま終わりかけましたが、ロッベンはおそらくハムストリングの負傷。ノックアウトラウンドに間に合えば想定外の喜び、という感じでしょうか。よって今日のスタメンがそのままデンマーク戦スタメンになるのではほぼ確定的だと思われます。。

問題はやはりまったく機能していない左サイドですね。押し込む展開になればジオが積極的に上がって好クロスを入れてくれるんですが、五分五分の展開だとスピード、迫力共にかなり物足りないものがあります。

フローテ・フィールは確かに迫力はありましたが、要はロッベンがいるかいないかという問題、というほどロッベンの存在感は絶大でした。

でも前半カイトはほとんどのチャンスに絡んでいたし、ファン・ペルシもさすがの決定力。ファン・ボメルとデ・ヨングのフィルターも失点シーン以外はほぼ完璧に機能し、今日は組み立てでも上手く働いていました。ファン・デル・ヴィール、ジオの両サイドも結果を出して全体としては上々の出来で「いざ、本大会」という流れ。