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KNVBベーカーベスト16:トゥエンテがPK戦でアヤックスを下してベスト8へ

KNVB Beker: Achtste finale

 

Dinsdag 19 december

18.30 PEC Zwolle - N.E.C. 2-0

20’ Youness Mokhtar 1-0 / 48’ Terrell Ondaan 2-0

 

エールディヴィジ4位のPECは選手温存せずにベストメンバーでスピッツはオンダーン。ジュピラー・リーグ2位のNECは中盤にケヴィン・ヤンセンスピッツNECからレンタル中のアチャバールをサプライズ起用。

 

開始2分でストゥーリングがモクタールを倒した明らかなファールでPK判定もデレがバッケルのキックをストップ。10分過ぎからNECも攻撃の時間ができてアチャバールが惜しいシュートを放つなど試合になっていたが、モクタールが多少運良くNEC DF陣を突破して先制。しかしその後はPECがコントロールしきれず、NECもカディオグルを中心に数回危険なシーンを作る展開。

 

HT明け直後にナムリのクロスからファーポストでフリーのオンダーンが決めて2-0とすると、後半はPECが試合をコントロールしてクオリティの差を見せながらほぼ問題無く勝利。

 

19.45 SC Cambuur - GVVV 3-0

59’ Nigel Robertha 1-0 / 71’ Matthew Steenvoorden 2-0 / 83’ Ricardo Kip (str.) 3-0

 

20.45 Willem II - RKC Waalwijk 3-0

14’ Fran Sol 1-0 / 38’ Fran Sol 2-0 / 40’ Ismail Azzaoui 3-0

Rood: 90’ Irvingly van Eijma (2xGeel)

 

ヴィレムIIは怪我のチリヴェラに代えてヘールケンスをコントローラーに起用。ベンとダーンのリーンストラ兄弟は当然共に中盤でスタメンとマッチアップの形に。

 

ヴィレムIIが雑なスタートながら優勢に立ち、ハイエのクロスをソルが決めて先制。RKCは20分を前にクラブトップスコアラーのサイスが怪我によりフォスカンプと交代。次第にテンポが上がっていったヴィレムIIも30分直前にオフベチェが負傷してエル・ハンクーリと交代になるも、FKから再びソルが頭で決めて2-0. さらにエル・ハンクーリのパスからアザウィも決めて前半の内に勝負あり。

 

ヴィレムIIは楽々勝利で11年ぶりのベスト8.

 

エルヴィン・ファン・デ・ローイ

「次のラウンドに進むという目標は達成したが、説得力のある内容では無かった。多くのエネルギーを注いでスタートしたかったが、我々はそれをしなかった。ハイクオリティの試合では無く、雑でもあった。観客に申し訳ない」

 

ダーン・リーンストラ

「負けるのはいつだって楽しくないけど、兄に負けるのは本当に楽しくない。僕らは最初の20分間はそれほど悪くなかったのに、そこから3失点で試合が終わってしまった」

 

Woensdag 20 december

18.30 PSV - VVV-Venlo 4-1

41’ Moreno Rutten 0-1 / 45+2’ Luuk de Jon 1-1 / 66’ Marco van Ginkel 2-1 / 80’ Hirving Lozano 3-1 / 90+3’ Nicolas Isimat-Mirin 4-1

 

PSVは週末のエールディヴィジに続いてペレイロではなくラムセラールを起用。VVVはウネスタールとフンテをベンチに置いてベーカーGK デラーノ・ファン・クローイとオポクを起用。

 

出だしからPSVが一方的に攻めるも、VVVのブロックを崩せない展開。20分過ぎにロザーノのクロスにファン・ヒンケルが飛び込んで最初のチャンスもファン・クローイがセーブ。カウンターでチャンスを作れず防戦一方の時間が続くVVVは30分を前にティが負傷でティソダリと交代となったが、HT直前にカウンターから駆け上がったモレーノ・ルテンがティソダリのパスからベルフワインをかわしてワンチャンスで先制。そのままHTかと思われた前半ロスタイムにVVVのCKからPSVのクリアボールを最後尾でコントロールしようとしたラルフ・スーンチェンスが下手なトラップから正当なハンドを取られ、PSVがFKからあっさり同点に。スタインは前半終了後も審判団に詰め寄って抗議し、第4審判への「この臆病者!」との暴言でベンチから退席処分に。

 

後半もPSVが圧倒的にボールを持ちながらほとんどチャンスを作れずに時間が経過。PSVのFKに大外で完全フリーになっていたファン・ヒンケルが蹴り込んで2-1. その後もPSVが一方的に攻め続け、左サイドから切り込んだロザーノがそのままフィニッシュを決めて勝負あり。

 

モーリス・スタイン

「主審が自分であのハンドの判定をしたのは驚き。第4審判も線審も介入しなかったし、主審は審判団の中で最も酷いポジションにいた。『臆病者』と言ったのは謝罪したが、私は臆病だと思う。満員のスタディオンのプレッシャーに押し潰されていたかのようだ。第4審判の目と鼻の先での出来事。彼がシンプルにハンドでは無いと言うべきだったと思う。彼らはビデオ映像の話ばかりしているが、まずはしっかりした笛を吹くべき」

 

ラルフ・スーンチェンス

「監督は映像を見てハンドでは無いと言っていた。僕もハンドでは無いと思った。線審は旗を揚げなかったし、第4審判も何も見てなかったのに、30m離れたところにいた主審が『私はハンドだと思う』と言うんだ。ルールのハンドリングの部分をしっかり読むべきだと思う。ルールが全く新しくなったかのように感じられるよ」

 

19.45 Fortuna Sittard - AZ 2-4

2’ Wout Weghorst 0-1 / 27’ Dianessy 1-1 / 48’ Stokkers 2-1 / 89’ Wout Weghorst 2-2 / 90+2’ Alireza Jahanbakhsh 2-3 / 90+4’ Levi García 2-4

 

ジュピラー・リーグのコップローパー対エールディヴィジ3位の好カード。最初のCKでヴェフホルストが先制すると、そのままAZが優勢に立ち、楽々勝利と思われたが、ファン・ラインがストッケルスを止められずに与えたワンチャンスで同点に。

 

前半残り時間もAZが勝ち越しのチャンスを作ったが決められず、後半出だしにCKの流れから与えた2つ目のチャンスで失点して2-1. すると勝ち越したフォルトゥナが次第に守備を固めてAZがなかなかチャンスを作れなくなり、そのまま敗退かと思われた90分直前、フテンの3-1で試合を決める決定機をビゾットが防いだ直後にこぼれ球が足元に来たヴェフホルストのシュートが強くhitしないものの、ゴール隅に転がり杯って2-2. するとロスタイムにヤハンバクシュが美しいロブで勝ち越し、ロスタイム深くにリーファイ・ガルシアが抜け出してトドメ。

 

AZは7シーズン連続のベスト8進出。

 

20.45 FC Twente - Ajax 1-1 s.s. 6-5

18’ 0-1 / 90’+1’ Oussama Assaidi 1-1 s.s. 6-5

Rood: 111’ Thomas Lam (2xGeel)

 

先月エールディヴィジで3-3の打ち合いとなったカードはベーカー戦らしい緊迫した試合に。前半防戦一方でほとんどボールを持てなかったトゥエンテだが、後半は次第に優勢に立ち、終盤明らかに圧倒する展開。しかし数回あったチャンスをブーレ、アサイディ、フレデリク・イェンセンが決められず。そのまま終了と思われたロスタイムにアサイディが華麗なアクションでシーム・デ・ヨングに尻餅をつかせ、ミドルシュートが例のごとくフェルトマンの頭を経てゴール隅に決まって劇的に同点。

 

延長は再びトゥエンテが劣勢もドロメルが好セーブを見せ、時にアサイディが相手ゴールを脅かす展開。111分にラムが2枚目退場になり、ツィエクの危険な位置からのFKもドロメルがセーブし、リバウンドを狙ったフンテラールにもドロメルが立ちはだかってPK戦へ。

 

先攻トゥエンテの3人目ティガドゥイニとアヤックスの4人目ツィエクが失敗し、7人目デ・リフトをドロメルが止めて決着。

 

ヘルジャン・フェルベーク

「後半徐々にアヤックスがリードを守り切ろうとしているのは分かったし、我々は徐々に力強さを増していった。最後の1分にシュートが相手に当たって入る運は必要だったが、入るべくして入ったゴール。またビハインドを背負ったが、だからこそ意思の力をベースに追いつけたのは一層素晴らしいこと」

「ジョエルは2年前に模索中だったチームの中で犠牲になってしまったが、今は伸び伸びやれている。GKの交代は良い結果をもたらした。ヨルン(・ブロンデール)には残念だがね」

 

ジョエル・ドロメル

「最高の瞬間だ。でも僕らはまだ何かを成し遂げた訳じゃ無い。自分にとっては試合に出るチャンスを待ち続ける苦しい時期だったけど、周りの人々の声に耳を傾けて自分を信じ続けた」

 

Donderdag 21 december

18.30 VVSB - Roda JC 0-1

48’ Dani Schahin 0-1

Rood: 55’ Dani Schahin (2xGeel)

 

出だしからシャープに試合に入ったトゥヴェーデ・ディヴィジョニスト VVSBが主導権を取ってエールディヴィジのヘッケンスライター ローダを圧倒。ポスト直撃やユルユスの指先をかすめて僅かに枠を外れるシュートなどいくつも決定機を作る前半。

 

VVSBの酷いピッチに苦しんでいたローダは後半出だしにロシュヘウフェルのクロスにシャヒンが楽々空中戦に競り勝って先制も、数分後にシャヒンにかなり厳しい判定で2枚目のカードが出て退場のアクシデント。数的不利になったローダが前半以上に防戦一方になったが、ユルユスのセーブで何とか凌ぎ続け、ロスタイム直前にVVSBがペナルティエリア内でユルユスと1対1になった瞬間にエドヤンセンペナルティエリア際でのファールの笛を吹くという最悪の判断にも助けられて何とか逃げ切り。

 

ローダは悲劇的内容もここ5シーズンで4回目のベスト8進出。

 

ロベルト・モレナール

「こういうピッチはコンペティションを歪めるもの。ほとんどコンビネーションにならない。HT明けに素晴らしいゴールを決め、その後無失点に抑えた。我々はやるべき事をやった。次に進んだという結果が重要」

 

20.45 Feyenoord - Heracles Almelo 3-1

6’ Steven Berghuis 1-0 / 16’ Sven van Beek 2-0 / 23’ Tim Breukers 2-1 / 86’ Steven Berghuis (str.) 3-1

 

フェイエノールトは週末のリーグ戦とスタメン変わらず、ヨルゲンセンがベンチに座ってフェンテがスピッツに。ヘラクレスは風邪のフラドンフェルマイがベンチでクヴァス、ペーターソン、ダリの前線。ニーマイヤーも怪我でヤクビアクがスタメン。

 

立ち上がりからフェイエノールトが主導権を取ってチャンスを作ると、カストロのパスを奪ったフィレーナからベルフハイスが決めて先制すると、CKからファン・ベークがヘディングで決めて2-0. ヘラクレスもダリのクロスにブロイケルスが飛び込んで最初のチャンスで2-1として試合に戻るとボールを持ってフットボールができるようになり、逆にフェイエノールトは低調になってプレッシャーをかけられずにピンチの連続に。

 

前半終盤にコントロールを取り戻したフェイエノールトが後半出だしに再び支配するもチャンスを決めることができず、雑なプレーもあって圧倒しきれないまま終盤に。ナイハイスが微妙なシーンを悉くスルーするも、ボエチウスがヤクビアクにペナルティエリア内で倒されたシーンでVAR カイパースの助言を受けてPK判定。ベルフハイスが決めて勝負あり。

 

フェイエノールトもここ5シーズンで4回目のベスト8進出。

 

Loting voor de kwartfinales:

WillemII - Roda KC Kerkrade

AZ - PEC Zwolle

Feyenoord - PSV

FC Twente - SC Cambuur

 

op dinsdag 30 januari, woensdag 31 januari en donderdag 1 februari.