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ランズカンピューン!(最終節:ヘラクレス-thuis結果)

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームが歴史を記した!日曜午後のリーグ戦最終節でディルク・カイトの3得点によりヘラクレスアルメロを3-1で破り、クラブ史上14回目のランズカンピューンスハップが決定。

 

先週のエクセルシオール戦の失敗により、1月に完売していたヘラクレスアルメロとの試合に向けてプレッシャーが高まっていた。フェイエノールトは18年ぶりのランズティートルを勝ち獲り、第1節から首位に立ち続けたシーズンをタイトルで飾るにはシーズン最終日に勝つしかない状態だった。

 

フェイエノールトヘラクレスは文字通り今シーズンのフィナーレであり、それは早朝からサポーターの姿があったデ・カイプの尋常で無い雰囲気からも感じられただろう。ヘット・レヒューンは選手たちの入場の際にはその最高の姿を示し、スタディオン全体での無数の旗によってとてつもない雰囲気を作り出してくれた。

 

この雰囲気作りが開始40秒足らずで得点に結びつく。ヘラクレスのDF マイク・テ・ヴィーリクが前線へのパスに足を滑らせ、それを計算していたディルク・カイトがボールを奪う。出場停止のトニー・フィレーナの代わりにプレーしたキャプテンは一瞬も迷うこと無く強烈なシュートを決めた。これがカイトにとってフェイエノールトのリーグ戦100得点目でもあり、まさに夢のシナリオが現実に。

 

この先制点は勝利への前振りであり、さらにカイトが15分以内にエリアのクロスからヘディングで2-0のゴールを決めた後はランズカンピューンスハップはフェイエノールトにとってもう一瞬も危うくはなくなった。カイトは101ゴールをピッチサイドで試合を見守っていたトニー・フィレーナと共に祝った。

 

キャプテンはこうしてこの2年間やってきたように再びその姿勢を示した。フェイエノールトでタイトルを獲り、夢を叶えるためにデ・カイプに戻ってきたという希望を語っていたカイトはキャプテンとして2シーズンに渡りフェイエノールトを頂点へ向けて押し上げ続け、昨シーズンは最初の確かな証明としてKNVBベーカーを獲得。この日曜午後に最後のシグナルへ近づき、フェイエノールトがランズティートルももはやその手から逃すことは無いと彼も分かっていた。

 

まだかすかに残っていた疑いも、残り10分にニコライ・ヨルゲンセンが得たPKをまたしてもカイトが非の打ち所がないキックで決めたことで消え去った。彼のゴールはピッチとスタンドだけでなく、フェイエノールトのベンチにもとてつもない安堵感をもたらし、交代選手たちもピッチに走ってキャプテンを祝福し、最後の笛の後の歓びのフェルトの前触れに。

 

スタンドでは3-0になった直後からもう勝利を逃すことはあり得ないと分かったことでフェストが開始。終了直前にペーター・ファン・オーイェンがゴールを決めたが、ビジターチームがそれ以降も危険なシーンを作ることは一瞬も無かった。

 

こうして最後の笛と共にデ・カイプにとてつもない歓喜が起き、サポーターは抱き合い、選手たちは1999年以来のランズティートル決定にピッチに飛び出していった。

 

Feyenoord - Heracles Almelo 3-1

Scorverloop:

1’ Dirk Kuyt 1-0

12’ Dirk Kuyt 2-0

84’ Dirk Kuyt 3-0

89’ Peter van Ooijen 3-1

 

Scheidsrechter: Dennis Higler

Gele kaarten: Jan-Arie van der Heijden, Dirk Kuyt (Feyenoord), Thomas Bruns, Mike te Wierik (Heracles)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Brad Jones; Bart Nieuwkoop (81’ Rick Karsdorp), Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo (53’ Miquel Nelom); Jens Toornstra, Dirk Kuyt, Karim El Ahmadi; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Eljero Elia (76’ Bilal Basaçikoglu).

Heracles Almelo: Bram Castro; Tim Breukers, Mike te Wierik, Justin Hoogma, Mark-Jan Fledderus; Thomas Bruns (82’ Robin Pröpper), Joey Pelupessy, Kristoffer Peterson (80’ Brahim Darri); Brandley Kuwas, Samuel Armenteros, Reuven Niemeijer (74’ Peter van Ooijen).

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-heracles-almelo-netherlands-eredivisie-2016-2017/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「試合前はもうミスは許されないという状況だったが、結局のところ我々は”geen woorden maar daden”のチーム。ピッチで力を見せるしか無いし、モノを言うのはそれだけ。最終的に3-1で勝って我々がカンピューンだ」

「全て上手く行ったと思う。試合の入りがこれほど良かったことはないと思うよ。スタディオン内の全てに、もうミスの起こりようが無いと感じられた。先週の我々にあった緊張感は今日は全く無かった。スハールを手にするために我々は戦っていた。フェイエノールトは感情だ。それを今日誰もが気づいただろう。これは我々みんなのためのフェスト」

「言葉にできないよ。とても誇らしい気分だし、クラブのみんなにとってとれも嬉しい気持ち。これはみんなのためのタイトル。私はフットボールキャリアで多くの経験をしてきたが、これが間違いなく最も素晴らしい瞬間だ」

「ディルクには大きなリスペクトを払っているよ。このチームで彼が担っている役割はファンタスティックなもの。この数週間での役割もだ。このティートルは彼にとって絵本で読んだ物語のようなもの。この数ヶ月控えとして彼にとって決して簡単な状況で無かったことを考えれば私もとても嬉しい」

 

セレモニーでのスピーチ:

「スタディオンにいる全ての人々、街中の人々をとても誇りに思う。我々はこのカンピューンスハップを長く待たなければならなかったし、これは我々みんなが誇るべきカンピューンスハップだ。組織の全員、ディレクター、スタッフ、選手、全ての人々に感謝したい。今日数年ぶりにこの成功をみんなに届けられてとても誇らしい気分だ。この成功は我々がいつかまたティートルを掴み、勝ち取れると信じていた全ての人々のための成功でもある。我々がフェイエノールトらしいやり方でこのカンピューンスハップ手中にできたのはサポーターのおかげ。このスハールはサポーターのものだ」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30534/van-bronckhorst-we-zijn-een-team-van-geen-woorden-maar-daden

http://www.rijnmond.nl/nieuws/154976/Van-Bronckhorst-Het-kon-niet-misgaan

https://www.fr12.nl/nieuws/42497-van-bronckhorst-trots-op-heel-feyenoord.html

 

ディルク・カイト

「こんなのは夢でみるしかできないこと。これが僕が実現したかった夢。僕のためだけじゃ無く、この人々みんなのためにだ。彼らがこの成功の最大の源。ほとんど宗教だよ。この人々はずっと長く待ち続けていたし、とても酷い緊張を感じていた。こうして一緒に成功を味わえるのはとても素晴らしいこと」

「今日はスタートからすぐに上手くやろうと凄く燃えていた。ああいう試合の入り方ができればずっと楽になるからね」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30535/kuyt-zij-zijn-de-grote-bron-geweest-achter-dit-succes

 

トニー・フィレーナ

「2-0になった後はちょっと落ち着いたよ。リラックスして座っていた」

「言葉にできない。僕らはこのために全員でハードワークしてきた。今こうしてカンピューンになった気持ちは言い表しようが無い。言葉が無いよ。これはみんなのためのカンピューンスハップだけど、例外が一人いるとしたら僕の母のためのカンピューンスハップ」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30538/vilhena-dit-is-voor-iedereen-voor-een-persoon-een-uitzondering-dat-is-mijn-moeder

 

カリム・エル・アマーディ

「このチームのために何とかしたかった。みんなが渇望していたし、今週はかなりストレスがあったけど、ピッチに出てきた時に観客がみんなで支えてくれるのが分かったし、失敗のしようがないと分かったよ」

「試合前にここで仕事をする人間がいるとしたら君だよと言っていたんだ。彼が僕らをカンピューンにしてくれた」

「僕が2008年にフェイエノールトに来た時はデ・カイプも空席が多くてスカイボックスはガラガラだった。僕はPSV戦での10-0も経験した。フェイエノールトには多くの危機があったけど、今こうして僕らはカンピューンになったんだ。素晴らしい気分だよ。僕はどん底から最高点に達したんだ」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30540/el-ahmadi-speelden-we-alle-wedstrijden-maar-thuis-dit-is-gewoon-kippenvel

http://www.ad.nl/nederlands-voetbal/el-ahmadi-van-10-0-verlies-naar-kampioen-in-de-kuip~a812a464/

 

イェンス・トールンストラ

「僕のフットボールキャリア最高の日だ。このために丸一年ハードワークしてきた。オランダのベストになれたのは素晴らしいこと。僕はとても自信があったし、良いスタートを切ったおかげで『もうミスは起こりようが無い』と分かった。今日はディルクが違いを作ったね。それは全員が見て分かっただろう」

「僕が今シーズン デ・カイプでしかゴールを決めなかったのは偶然。僕のキャリアでこんなことは無かったしね。でもホームでゴールを決めるのが最高なのは事実だよ」

https://www.voetbalprimeur.nl/nieuws/740665/-de-mooiste-dag-in-mijn-carri-re-dat-je-de-beste-van-nederland-bent-is-geweldig-.html

 

ニコライ・ヨルゲンセン

「今日全ては報われた。僕らが勝ったんだ。ファンタスティックだよ。今日のデ・カイプの印象は言葉が出ない。フェイエノールダーなのを誇りに思う。これが僕がフェイエノールダーに来た理由。このファンタスティックなクラブが18年ぶりのカンピューンスハップを勝ち獲るために力になれたのは素晴らしいこと。このサポーターは本当に信じられない。話ではたくさん聞いていたけど、この忠誠心は前代未聞。それにカイトについて感じる気持ちをどう言えば言葉で表せる?彼はアイドルであり、僕らのメントル。でも彼も神経質だけどね、ハハ。彼がいてくれるのはとても嬉しいよ。彼はアニマルのようだ」

トップスコアラーについて

「僕がトップスコアラー?まだ知らないけど、気にしてないよ!もうちょっと酔っ払ってるしね」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30541/jorgensen-ik-ben-een-trotse-feyenoorder

https://www.fr12.nl/nieuws/42507-jrgensen-ik-ben-nu-al-een-beetje-dronken.html

 

スティーヴン・ベルフハイス

「僕はフェイエノールトに来るために大金を諦めたけど、全ての小銭が僕にとって価値あるものだった。自分への評価を感じているよ。18年ぶりにカンピューンになり、僕はその一員だ」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30548/berghuis-ik-heb-veel-geld-ingeleverd-om-naar-feyenoord-te-komen

 

ヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデン

「1年目の挫折から僕は自分を信じ続けた。クオリティは常に上に出てくるとね。確かにフェイエノールトでは競り合いの激しさとフットボールの両方が認められるけど、自分のフットボール能力でこなせるはずだと思っている。今こうしてスハールを掴み、僕はフェイエノールトにとって重要な存在になった」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30551/van-der-heijden-kwaliteit-komt-altijd-boven

 

バルト・ニューコープ

「完全に実感はまだ無いけど、ファンタスティックだね。自分たちがデ・カイプでどれだけ強いかは分かっていた。ヘット・レヒューンは今日は12人目だけでなく、13人目や14人目でもあった。ヘラクレスは最初の1分目からヘット・レヒューンに負けていたのが見ていて分かっただろう。まぁとにかくカイトは普通じゃ無い。1点目で『1分目からが重要だったけど、これは普通じゃ無い』と思ったよ。しかも2点目も決め、みんな彼にハットトリックを決めて欲しかった。彼にとってファンタスティックなことだし、チームの一員である僕にとってもだよ」

http://www.feyenoordpings.nl/nieuws/27777/nieuwkoop-glundert-het-is-geweldig-om-onderdeel-te-zijn-van-dit-team-.html

 

 

さすがにいろいろあったことを思うと感情的にならずにはいられない日曜の午後でした。それにしてもまさか最後にこんな試合になるとは、ちょっと出来過ぎなシナリオ。低調だった今シーズン、最後にこれだけ文句無しの活躍を見せたディルクは本当にケチの付けようが無く、クラブのイコンから”レジェンド2の仲間入りでしょうか。いや~、それにしても凄かったです。

 

試合内容については特に言うことは無く、ディルクやジオの涙を見ればもういろいろ堪えられなくて・・・

 

シーズン通していろいろありましたが最後はしっかりフィニッシュで明日はコールシンゲル!