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PECを敗退に追いやる (KNVB-beker2回戦:PEC-thuis結果)

フェイエノールトは木曜夜のPEC ズヴォレとの2連戦初戦であるKNVBベーカー2回戦で素晴らしい印象を与えるプレー。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは誰がデ・カイプのボスなのかをは一転の疑いもなく示し、ズヴォレナーレンを3-0での敗退に追いやった。シモン・グスタフソンが公式デビューを果たし、キャプテン ディルク・カイトが2得点を挙げている。

 

フェイエノールトはデ・カイプで前半から素晴らしい姿を見せる。ピッチ全体で油断することなく、絶えず攻撃を試みた。実際PECがホームチームのプレッシャーを脱することができたのはようやく15分を過ぎてからだが、まさにその時間帯にフェイエノールトが先制。この時間までにすでにミヒル・クラーメルがPECのGK マイキー・ファン・デル・ハルトにヘディングを試みていたが、エル・アマーディのクロスに対してニアサイドに飛び出したスピッツのヘディングがPECのDF ディルク・マルセリスの体に当たり、ファン・デル・ハルトは対応できず。

 

この先制点がフェイエノールトをさらに強くし、クラーメル、マルコ・ヴェイノヴィッチ(FK)、そして特にエルジェロ・エリアから危険なシーンが生まれ続けた。HT直前にカイトがフェイエノールトの2点目に近づいたが、キャプテンのヘディングはクロスバーを直撃。そして主審 ナイハイスが前半最後の笛を吹いた時、ケネト・フェルメールがPECの攻撃の前にセーブを強いられたのは2回だけだった。

 

後半もフェイエノールトがデ・カイプで支配、圧倒していたため、点差がさらに開くのは時間の問題に。そしてフェイエノールトのキャプテンが至近距離からの2回のシュートで圧倒的優勢を実際にゴールに反映させた。1点目は60分過ぎにクラーメルから。エリアに終われたファン・ポーレンのファン・デル・ハルトへの緩いバックパスを奪い、お膳立てをした。さらに10分も経たずに、クラーメルのシュートをファン・デル・ハルトが弾いたリバウンドに、ここまでに2回ヘディングをバーに当てていたカイトが詰めて3-0.

 

この3ゴールでKNVBベーカーの2回戦は決着が付き、エリア、クラーメル、そして素晴らしいデビューだったグスタフソンが大きな拍手の中でピッチを後にしている。

 

Feyenoord – PEC Zwolle 3-0

Scoreverloop:

20’ 1-0 Marcellis (eigen doelpunt)

60’ 2-0 Kuyt

69’ 3-0 Kuyt

 

Scheidsrechter: Nijhuis

Geel: Bouy en Van Polen (PEC Zwolle)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Karsdorp, Van Beek, Van der Heijden; El Ahmadi, Gustafson (82’ Vilhena), Vejinovic; Kuyt, Kramer (74’ Kazim-Richards) en Elia (74’ Basaçcikoglu).

PEC Zwolle: Van der Hart; Van Polen, Marcellis, Lam, Van Hintum; Dekker, Marinus (62’ Nijland), Bouy (74’ Brama); Becker, Veldwijk (74’ El Hasnaoui) en Menig.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-pec-zwolle-knvb-beker-20152016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「今日の我々は自分たちがどういうフットボールを目指しているかを示した。攻撃的で、中盤でPECにプレッシャーを掛けて素早いカウンターを仕掛ける機会を与えなかった。3-0は相応しい結果。しかし同時にいくつものパスミスズヴォレを助けてしまっていた。これは全く余計。だがとにかく我々はなかなか容易にフットボールができなかった今シーズンここまでとは違い、良いプレーをした。ローダJC戦も低調だったが、全てが噛みあう試合がやってくるとかなり前から私は信じていた。そして最も重要なのは次のラウンドに進んだことだ。それは嬉しいよ」

 

「シモンはこの2か月でクラブに慣れ、リザーブで活躍していた。我々はラインの間でプレーできる選手を求めていたが、彼はそれをとても上手くやってくれた。彼は奥行きを選ぶタイミングが分かっており、何度もボールを受け、常に前へプレーしようとする。それを今日もしっかり見せてくれた」

 

「エリアは前回より楽にプレーしていた。デ・カイプだからというのもあるかもしれない。そしてディルクにとっても2得点し、ミヒルが常に側にいてくれるのは良いこと。これはチームと選手たちに自信を与えてくれる」

 

カジムへのブーイングに

「彼は我々の選手でありグループの一員。それが重要なこと。我々は全員で勝ったんだ。選手全員を支え続けるべきだし、それは今夜も変わらない」

 

「日曜も同じ相手だが、また別の試合。今夜はまだこの勝利を味わおう。明日からはすぐにリーグ戦に集中する」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98voetbal-laten-zien-zoals-we-het-voor-ogen-hebben%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/33599-van-bronckhorst-gustafson-heeft-het-heel-goed.html

 

ディルク・カイト

「今日の僕らはチームとしてとても良いプレーだった。ほぼ90分間コントロールできた。僕らは良いセレクションだし、どんどん良くなっている。今日は一歩前進した。自分たちが上手くフットボールできることは分かっているし、それを見せたい」

 

「終盤は3点目を狙っていたよ。僕がフェイエノールトハットトリックをしたのは結構前のことだからね。もうちょっとだったんだけど…」

 

カジムへのブーイングに

「トレーニングでの彼を見れば… 僕らはみんなで彼を支え続ける。ファンにもチームを支えて欲しい。重要なのは僕らがフェイエノールトとしてお互いを支えっているということ。人々はメディアやジャーナリストが書くことを常に真実べきじゃない。カジムはベストを尽くしているし、サポーターは全ての選手を支えるべきだ」

 

「3回戦もホームでやりたいね。フェイエノールトは毎週スタディオンが完売する唯一のクラブだからね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33596-kuyt-de-supporters-moeten-achter-alle-spelers.html

 

カリム・エル・アマーディ

「満足できる試合。前半はPECにもいくつかチャンスがあったけど、僕らは何度も良いプレーをした。今シーズンのベター・ゲームの一つ。これまで何度も勝ったけど良いプレーはしてなかったからね。今日は良いプレーをして、多くのチャンスを作り、3得点できた」

 

「この試合をしっかり検討し、日曜も落とし穴にかからずにPEC ズヴォレを再び叩かないと。日曜も100%でやらなければいけないし、僕らを支えてくれる観客と共に僕らの力を見せたい。ホームではまだ負けていないしね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33598-el-ahmadi-een-van-de-betere-wedstrijden-van-h.html

 

ヒル・クラーメル

「僕らはお互いに慣れて、僕の動きを分かってもらえるようになった」

 

10番は誰がベストか?

「シモンはよりフットボール能力がある。レクスはよりbox-to-boxで、イェンスは動きのある選手。みんな僕の周りで上手くやれるから、好みはないよ」

 

「これでディルクはまた一面に戻れるね、ハハ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33601-kramer-geeft-cadeautjes-kan-kuyt-weer-op-de-v.html

 

シモン・グスタフソン

「昨日監督から準備できているかと聞かれた。今夜はとても上手くいったと思う。デ・カイプの雰囲気を楽しめたし、ベーカー戦で次に進めたからね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33602-debutant-gustafson-ik-heb-genoten-en-we-zijn.html

 

 

ようやくフェイエノールトに相応しいまずまず良い試合ができて一安心。結局ラストピースがなんだったのか分かりませんが、突然いろいろ噛みあって良くなりました。シモンもなかなか良かったですが、ローダ戦で低調だったカリムとマルコも別人になっての大活躍。このパフォーマンスが安定して出せるとシーズンに希望が持てるので、日曜にまたデ・カイプで同じ相手というのはなかなか好都合じゃないでしょうか。

 

雑なミスが数回あったのと、ボールを失った後の前進守備が間に合わずにスペースを与えることが時にあるのは今後の課題。ヤナーリーはまだベッケルのスピードに苦労しており、若干の不安。リックとディルクにカリムも絡む右サイドはなかなかの破壊力です。後はクロスの精度がもっと上がれば自ずとミヒルのチャンスは増えるはず。

 

ベーカー戦の次の相手はマカーイが気を利かせてデ・カイプでベーカー・クラシケル!今シーズンの大一番になりますね。