フェイエノールトは自ら名付けた『真実の1週間』で100%の成果を得た。FC ユトレヒト(先週日曜)とAZ(木曜のKNVBベーカー ハルフェ・フィナーレ)に勝利したのに続き、監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは日曜のデ・カイプでSC カンブールに3-1で勝利。イェンス・トールンストラがフェイエノールトの先制ゴールを決めた、マルタイン・バルトーが同点にしたのち、ディルク・カイトとエルジェロ・エリアのゴールでフェイエノールトはエールディヴィジの3位に留まっている。
カイトとエリアのゴールによって解放感が生まれたのはようやく終盤になってから。フェイエノールトは大部分の時間で自分たちがボールを持ってプレーしていたものの、カンブールを不安にさせることはほとんどでききず。リードを広げるのに失敗しただけでなく、残り20分でCKからマルタイン・バルトーに同点ゴールを決められ、フリーゼンに良い結果を出せると信じ始めさせてしまった。
この失点を許した原因の一部、カイトがこれを標準にしなければいけないと試合後に言っていたAZ戦の前半のような説得力がこの日のフェイエノールトには無かったためだ。それでもフェイエノールトは素晴らしいプレーでは無いものの1-0のリードでロッカールームに戻る。36分にリック・カルスドルプのクロスをミヒル・クラーメルが今後ロール紙、横パスを受けたトールンストラのシュートがフリーゼンのGKを破った。
これは木曜のAZ戦同様にスタメン出場を果たしたトールンストラにとって素晴らしい個人の成功だろう。彼は再び偽の右バイテンとしてプレーし、度々中盤を埋めて奥行きを作るMFのためのスペースを作る役割を果たしていた。その一人、カリム・エル・アマーディが15分過ぎにチャンスポジションに飛び出すも、シュートはカンブールのDFによってゴールライン上でクリアされてしまい、これが前半の数少ないハイライトの一つに。
後半もトールンストラはフェイエノールトで最も危険な選手の一人だった。60分過ぎには彼の放った強烈なシュートがGK ニーンハイスの手に弾かれてバーを直撃。残り11分にはトールンストラがペナルティエリア際から再びGKをためし、ニーンハイスも再び手に当てたが、そのボールはカイトのもとへ。冷静に頭に当てて今シーズン16ゴール目。
こうしてキャプテンがフェイエノールトに2-1のリードをもたらしたが、後半のそこまでは低調な時間帯であり、カンブールの同点ゴールに続いて何度も安堵のため息がデ・カイプに起きていた。終盤は二人のバイテンスペーラーの見せ場に。途中出場 ビラル・バサチコグルが見事なアクションで相手を抜き、クロスを受けたエリアがゴール前至近距離から3-1.
Feyenoord - SC Cambuur 3-1
Scoreverloop:
36’ Jens Toornstra 1-0
70’ Martijn Barto 1-1
79’ Dirk Kuyt 2-1
85’ Eljero Elia 3-1
Scheidsrechter: de heer D. (Dennis) Higler
Gele kaarten: Tonny Vilhena, Karim El Ahmadi (Feyenoord), Erik Bakker (SC Cambuur)
Opstellingen:
Feyenoord: Kenneth Vermeer, Rick Karsdorp, Sven van Beek, Eric Botteghin, Terence Kongolo, Karim El Ahmadi (89. Jan-Arie van der Heijden), Tonny Vilhena, Jens Toornstra, Dirk Kuyt, Michiel Kramer (67. Bilal Başaçıkoğlu), Eljero Elia
SC Cambuur: Leonard Nienhuis, Vytautas Andriuškevičius, Darryl Lachman, Calvin Mac-Intosch (86. Wessel Dammers), Marvin Peersman, Erik Bakker, Sjoerd Overgoor (65. Rai Vloet), Jack Byrne, Furdjel Narsingh, Martijn Barto, Sander van de Streek (65. Kevin van Veen)
http://www.fr12.nl/nieuws/36253-kuyt-het-gaat-om-winnen-na-twee-gitzwarte-maa.html
ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「正に決定的な1週間で選手たちはしっかりやってくれた。このチームを誇りに思う」
「残留争いのチーム相手だったし、今日はメンタルの強さが求められていた。それが同点に追いつかれてから最後の15分間に出たんだ。逆境に陥っても我々はしっかり試合をモノにした」
「実際酷い試合だった。我々は木曜日よりもエネルギーを使わず、そのせいで爪先立ちで歩かなければならなかった。ユトレヒト戦やAZ戦のようなコンパクトさが無く、ピッチを広くし過ぎてプレッシャーを掛けられずに自分たちで苦しくしてしまった。ユトレヒト戦やAZ戦のようなコンパクトさを維持できなければどんな相手にでも苦戦することになるということ。カンブール相手でもね。勇敢さが必要。勇敢さがなければフットボールをするのは非常に難しくなる」
「事前に我々はトップウィークにしようと約束した。それに成功したんだ。選手たちには大きな賞賛を贈りたい」
ディルク・カイト
「プレーは低調だったけどそれが重要じゃない時もある。暗黒の2ヶ月の後では勝つことが重要。フットボールをもっと良くしなければいけないのは確かだけど、それは短期的にも長期的にも取り組んでいる」
「確かに今日はカンブールにフットボールをするスペースを与えてしまっていた。そこは僕らが取り組まなければならないことの一つ。最終ラインとの連携が取れればずっとコンパクトにやれるし、プレッシャーを掛け続けられる」
「僕の2-1のゴールはエヒテ・スピッツ・ゴール。絶対に必要な得点だった」
「毎週僕が話をしている?確かにね。僕の話ばかりでウンザリしている人がいるかもしれないのは想像できるよ」
https://www.fr12.nl/nieuws/36253-kuyt-het-gaat-om-winnen-na-twee-gitzwarte-maa.html
イェンス・トールンストラ
「この2試合はスタメンに戻れて嬉しいよ。さらにチームのために重要な存在にもなれているのはとても素晴らしいこと。良い気分だ」
「僕らは1-0にした後にもっと早く試合に鍵をかけなければいけなかった。それをせずにゴールまで与えてしまった。最終的には上手くいったけど、不必要に自分たちを苦しめてしまった。もちろん良いプレーはしたいけど、現時点では結果が何より重要。低調な時期の後で今の僕らには良い結果が必要なんだ。その点ではこの1週間は上手くいったよ」
「アドフォカートが来てからスタメンに戻った?正確に何が起きたのか僕は知らない。いずれにせよまたプレーできて、僕らは勝てている。レクスがいなくなって落ち着いたよ、ハハ。彼もウェールズで活躍しているし、心から喜んでるよ」
https://www.fr12.nl/nieuws/36257-toornstra-het-is-rustig-zonder-immers-haha.html
ベーカーフィナーレが決まってリーグ戦の意味が薄れつつある今日この頃。今シーズン初めてデ・カイプが完売せず、スタンドも抗議活動と、まぁそんな雰囲気でピッチ上も多少の影響はあった印象。今日はまたDFラインが下がってライン間が開いてしまったせいでgdgdでした…
フットボールのクオリティはなかなか上がりませんが、まぁ前半戦もこんな感じでgdgdながら勝ち点を取ってたので後半戦残りも多分こんな感じでつづいてくんでしょう。クラーメルが多少頑張りを見せてこの1週間はアシストもゴールを決めてくれたのはプラス。イェンスも良い試合をしました。
終盤ほとんど時間は無かったもののヤナーリーが6番でプレー。マルコがgdgdのままなら再びコントローラー転向も十分あると思ってたので、どうなるかちょっと注目して見てましたがほとんどプレーには絡まず終わってしまい、また次があるかどうか。