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ADOに内容のある勝利(第5節:ADO-thuis結果)

ELでのManchester United戦を4日後に控え、フェイエノールトはADOデン・ハーグを破ってさらに自信を手にした。ディルク・カイトとニコライ・ヨルゲンセンが前半にゴールを決めると、最後の1分でカリム・エル・アマーディが勝負を決めて3-1.

 

フェイエノールトが前半に決めた2点の間にかかった時間はちょうど71秒。このゴールを決めたのはカイトとヨルゲンセンだが、どちらでも重要な役割を果たしていたのはイェンス・トールンストラだった。

 

自身の古巣相手にこのMFが30分過ぎに左サイドからボールを送ると、カイトが一旦GKに弾かれるも、リバウンドにも反応してゴールネット上部を揺らした。フェイエノールトはビジターチームに息つく暇をほとんど与えず、試合再開から間もなくして再びGK エルネスタス・セトクスを破った。

 

イェンス・トールンストラが今回はピッチ中央で対面の相手を騙してかわした後、ヨルゲンセンに巧みなスルーパスを送り、このデンマークスピッツはGKとの1対1から狙いを外さずにゴール。

 

フェイエノールトは前半75%のボールを持ち、11回の枠内シュートと説得力のある数字を残し、こうして2得点で自分たちの素晴らしいプレーに報いた。

 

それに対してADOデン・ハーグのシュート数はわずか2本だったが、それでもビジターチームは前半に1回 レヒューン全体から拍手を受けた。12分目に一緒に旅してきたADOサポーターがスタンドのソフィア自動病院の子供たちを励ますためにウエーボックスから縫いぐるみの動物たちを投げ込み、このシーンがこの試合のハイライトとなった。

 

一方でフェイエノールトは前半の内に試合を決められなかった点だけが自分たちを責められるところだろう。点差をさらに広げるチャンスは間違いなくあった。トールンストラとヨルゲンセンは試合序盤にスティーヴン・ベルフハイスのクロスを押し込むことに失敗し、その直後にもトニー・フィレーナのクロスにカイトのヘディングが枠を外した。

 

後半もフェイエノールトはガスを入れ直していたものの、それでもADOの途中出場 ルシアーノ・マレンゴに終盤ホームチームの守備のミスを突かれて試合に緊張感を取り戻させてしまう。

 

これによって最後の数分は勝利を引き寄せるためにフェイエノールトにとって手に汗を握る展開になったが、ビジターチームも同点ゴールを狙って人とパワーを前に欠け、守備に大きな穴を開けていたことでこの仕事はかなり楽なものに。ロスタイムにエル・アマーディがそれを突き、リック・カルスドルプのパスから最後に試合を決めた。

 

Feyenoord - ADO Den Haag 3-1

Scoreverloop:

33’ Dirk Kuyt 1-0

35’ Nicolai Jørgensen 2-0

86’ Ludcinio Marengo 2-1

94’ Karim El Ahmadi 3-1

 

Scheidsrechter: Serdar Gözübüyük

Gele kaarten: Tonny Vilhena (Feyenoord), Aaron Meijers, Tom Beugelsdijk, Gervane Kastaneer (ADO)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Brad Jones; Rick Karsdorp, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Lucas Woudenberg (88’ Terence Kongolo); Karim El Ahmadi, Dirk Kuyt (83’ Simon Gustafson), Tonny Vilhena; Steven Berghuis (76’ Bilal Basaçikoglu), Nicolai Jørgensen, Jens Toornstra.

ADO Den Haag: Ernestas Setkus; José Ignacio San Román, Thomas Meißner, Tom Beugelsdijk, Wilfried Kanon;

Tom Trybull, Kevin Jansen (57’ Mike Havenaar), Aaron Meijers, Édouard Duplan; Gervane Kastaneer (67’ Ludcinio Marengo), Sheraldo Becker.

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「特に前半はとても良かった。選手たちがお互いを簡単に見つけられて、多くのチャンスを作れていた。それをモノにしてもっと早く試合を決めなければいけなかった。後半も3-0にすべきチャンスを決められなかったのがマイナスポイント。自分たちで不必要に難しくしてしまった。後半多少下がってしまったのはADOがシステムを3スピッツにもどしたせいでもある。結局終盤2-1にされ、ボールの転がりが悪ければ同点にされてもおかしくなかった。。しかし結果には満足だし、何度も良いプレーがあった。良いフィーリングで木曜に臨めるよ。ここから短期間に多くのコンペティションでの7試合が続くし、この道を続けていきたい」

 

交代策について

「スティーヴンは万全という訳では無かった。風邪で微熱があったんだ。オランイェにいた時からだ。だからフル出場はさせられなかった。カルスドルプは痛んでいたが、その後まだ続けられると言っていた」

 

ソフィア幼児病院の子供たちへの両クラブサポーターの行為について

「12分のシーンは私も味わった。素晴らしいアクション。あれで子供たちの思い出に戦いこと以外も残る。3ptsと首位は素晴らしいが、フットボールよりも大事なものがある」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98met-goed-gevoel-richting-donderdag%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/38661-van-bronckhorst-met-goed-gevoel-richting-united.html

http://www.fr12.nl/nieuws/38663-heel-mooi-gebaar-kinderen-staan-er-niet-alleen-voor.html

 

ディルク・カイト

「いや、ゴールパフォはPaul Pogbaのコピーじゃ無いよ。息子が明日誕生日で、何かの形でお祝いをしたかったから、あれは息子に向けてのもの。僕の”dabben”(穴掘り)を見たがっていたからね」

「僕らはもっと早く3-0にしなければいけなかった。それができずに2-1にされたけど、そうそうあってはいけないこと。高く付いてしまってもおかしくないからね」

「交代ができるシーンでは僕らは交代することにしようとしている。でも今日はまだかなり難しかったからね。でも自分はトップフィットしていると感じているよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/38660-kuyt-jarige-zoon-wilde-dat-ik-zou-dabben.html

http://www.voetbalprimeur.nl/nieuws/687823/routinier-kuyt-deed-moderne-dab-viering-met-reden-deze-was-voor-hem-.html

 

イェンス・トールンストラ

「もっと早く3点目を決めないといけなかった。特に前半は力の差が凄い大きかったし、こういう試合は緊張感を取り戻させてはいけないんだ」

「スティーヴン・ベルフハイスとは時々サイドのポジションチェンジをするのを話している。しっかりした決まり事は無いけど、試合の流れを見ながら。前半はそれが上手くいった」

「Manchester Unitedは世界最大のクラブの一つ。自分たちの力を測れる素晴らしい機会だ。頭がおかしくなるくらい楽しみだよ」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/reactie-toornstra-na-feyenoord-ado-den-haag

 

ヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデン

「前半の内に3,4点差をつけなければいけなかった。後半もだ。それをやり損なえば反対側で決まってもおかしくないのは誰でも分かる。もっと強い相手ならチャンスも少なくなるし、効率性を上げないといけない」

「僕は試合以外でもハードワークしている。良いトレーニングができるし、調子は良いよ。木曜の試合はみんな楽しみにしている。僕としてはBチームでは無く最強のUnitedと対戦したい」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/38664-van-der-heijden-ik-wil-tegen-het-sterkste-united-spelen.html

 

ニコライ・ヨルゲンセン

「イェンスのとても良いパスから綺麗なゴールだったね。ベルフハイスもトールンストラもとてもインテリジェンスのある選手。相手は彼らのポジションチェンジに苦労しているし、これはストロングポイント」

「後半は大きなチャンスを逃してしまった。ADOも得点を決めるほどじゃなかったし、失点はちょっとフラストレーション」

「Manchester-derby?ああ、夜じゃ無くて午後だったね。選手みんなから突っ込まれたよ、ハハ。でも相手を分析できたのは重要なこと」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/38667-jorgensen-de-spelers-hebben-me-ermee-geplaagd.html

 

 

簡潔なヤナーリーのコメントが一番的を射てます。正直フットボールはそんな良くなかったですが、相手がいろいろあって4-4-2にしてきたのをDF陣がスピードのある2スピッツに苦しまずにしっかり対応できたのが大きな収穫。ボテギンもヤナーリーも成長を感じます。結局点差が開かなかったことで終始攻め続けた結果、両バックが共に激しく消耗しましたが、プレースタイル的にこれはちょっとしょうがないところか… トニーあたりはもう少し走っても良い気がしますが。

 

前半途中までは単調なクロス攻勢になってニコライがベウヘルスダイクに負け続けましたが、両サイドとディルクも合わせていろいろ入れ替えた結果スムーズに。このあたりはディルクを中心に試合中にいろいろ話し合って自由に決めてるようなので、今後とも上手くやって貰いましょう。

 

木曜はいよいよEL. 怪我しない程度に力試しということで…