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練習試合に勝利でトレーニングキャンプを締めくくり(練習試合:FSV Mainz 05戦結果)

フェイエノールトは土曜午後にFSV Mainz 05との練習試合0-2勝利でMarbellaでのトレーニングキャンプを締めくくった。スティーヴン・ベルフハイスとイェンス・トールンストラが後半にそれぞれゴール。

 

今月モロッコ代表でアフリカ・カップに参加するカリム・エル・アマーディの穴を、リーグ戦再開1週間前にファン・ブロンクホルストはイェンス・トールンストラを1ライン下げることで埋めた。トールンストラは今シーズン 右サイドから自由に動く形でプレーしていたが、ブンデスリーガの現10位相手にディルク・カイトとトニー・フィレーナと共に中盤を形成。

 

おそらくこの組み合わせが冬のトレーニングキャンプの締めくくりにフェイエノールトが多少不慣れなスタートを見せた理由だろう。だがそれでもチームはHTまで、前日にADOデン・ハーグと1-1で引き分けたMainz相手に問題に陥ることはほとんど無かった。

 

ほとんどエキサイティングなシーンの無かった前半に最も目立ったのは主審 Perez. 20分過ぎに判定への抗議を理由にMainzのDF Giulio Donatiをレッドカードで退場に。ドイツのチームはこれで10人で試合を進めなくてはならなくなったが、ピッチサイドの両監督が11人対11人で練習試合を続けることを望んだことで、話し合いの末に間もなくしてLeon Balegunが退場になったDonatiの「代わり」としてピッチの中に入った。

 

そして11人相手にフェイエノールトはHTまでに最も危険なシーンを演出。数回ブロックされたシュートを放つ程度だったMainzに対し、フェイエノールトはニコライ・ヨルゲンセンが2回先制点の決定機。しかしこのスピッツはHT10分前にシュートを枠に剃らし、直後の至近距離からのシュートもバーの上に飛ばしてしまった。

 

デコボコのピッチで後半も両チームともなかなかプレーテンポを上げることができず。結果としてチャンスは依然としてほとんど生まれないままだったが、それでもフェイエノールトは60分過ぎに先制。主審が簡単に与えた間接FKからだったが、ベルフハイスのフィニッシュの見事さを損なうものではない。この右バイテンの蹴ったボールは壁の横を抜けてゴール逆隅に決まった。

 

残り15分でトールンストラが試合を決める。GK Jannik Huthが見た目簡単にボールをこぼしたのを逃さず0-2に。ピッチの反対側ではブラッド・ジョーンスが必要なシーンにしっかり対応したことで、フェイエノールトは収穫の多いトレーニングキャンプの締めくくりに望んでいた勝利を得ることができた。こうしてウィンターカンピューンは来週 ローダJCケルクラーデとのアウエーゲームで始まるリーグ戦再開に向けて第一歩を踏み出した。

 

FSV Mainz 05 – Feyenoord 0-2

Scoreverloop:

56’ 0-1 Berghuis

77’ 0-2 Toornstra

 

Scheidsrechter: Perez

Gele kaart: Karsdorp (Feyenoord), Ramalho (FSV Mainz 05)

Rode kaart: 23’ Donati (FSV Mainz 05)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Jones; Karsdorp (83’ Nieuwkoop), Botteghin, Van der Heijden (63’ Nelom), Kongolo (69’ Dammers); Toornstra, Kuyt (77’ Gustafson), Vilhena; Berghuis, Jørgensen (83’ Vente) en Elia (63’ Basaçikoglu).

FSV Mainz 05: Huth; Donati, Bell, Bussmann, Holtmann; Gbanin, Latza, De Blasis, Frei, Ramalho; Cordoba.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-%E2%80%93-1-fsv-mainz-05/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「素晴らしい環境、宿泊施設で良い1週間を過ごし、勝って締めくくることもできた。それも午前のカトワイク戦とこのMainz戦の2回でだ」

 

「彼らは全力で我々にプレッシャーを掛けに来ていた。難しい環境の中でハイテンポだった。ピッチがハードで我々は出だし普段のリズムをなかなかつかめなかった。相手が10人になるのは両チームにとって望んでいることではない。だから彼らと審判団と話し合い、11人対11人で続けられるようにしたんだ」

 

「今日はこの中盤でどうなるか見たかった。トニーをより守備的なMFにし、その前にイェンスとディルクを置いた。私にとってはそれを見るための練習試合。ターピアはまだ選択肢にあるし、マルコもだ。彼らがこのポジションで何ができるかは分かっている。ただ今日はこのフォーメーションが見たかった」

 

「ユース選手3人とも私は満足している。ディランは良くやっているよ。この1週間をとても有効に使っていたし、フロート・タレントだ。だから今日は彼を途中出場させることを選んだ」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/40526-ik-wilde-vandaag-deze-formatie-zien.html

 

イェンス・トールンストラ

「カリムの代わりに僕がプレーするということならそれは素晴らしいこと。でも今日は監督はどうなるか見たかったんだと思うし、もっと上手くやれるはず。でも今日の僕らは上手く行かなかったとも思わないよ」

 

「この勝利にどれだけの価値があるかを測るのは難しい。違う環境で、ピッチはちょっとハードだった。でも僕らはチームとしてプレーし、2-0での勝利は全く相応しかったと思う。最初の15分間は彼らのプレーに苦しんだけど、その後は良いプレーが無くとも良いチャンスを何度か作った。後半は前半よりいくらか説得力があったと思うし、それはポジティヴなこと」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/40529-toornstra-dat-zou-mooi-zijn-want-dat-betekent-dat-ik-speel.html

 

ディラン・フェンテ

「途中出場で出れるとは予想してなかったよ。カトワイク戦で出れたのもとても嬉しかったけど、この試合(Mainz戦)でプレーできて夢が叶った。とても素晴らしいこと。なかなかフリーになれず、チャンスが来なかったのが残念」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/40527-vente-geniet-af-en-toe-een-praatje-met-de-grote-gasten.html

 

 

やっぱりターピアでは無くイェンスを選択。これで最終選択がされたとは言い切れないものの、試合の内容的に決して悪くなかったことでこれが第1選択肢になるのではという雰囲気が濃厚に。

 

形的にはトニーがカリムに代わって6番になり、イェンスが右、ディルクが左でプント・ナール・アハテレンに。ジオはちょっと目を離すとこの形にしようとするので、やはり根本的に「もっと攻撃的にやりたい」という衝動が隠れてるんでしょうか・・・。今日の試合ではトニーがプレッシャーを受けまくる中で頑張ってキープしていたものの、ほとんど組み立ての中でフリーで前にボールを出せるシーンができず。チーム全体としてもボールを取った時にスピーディに奥行きを作れていなかったので、トレーニング疲れも含めてややエネルギッシュさを欠いたでしょうか。

 

まぁこれでイェンスかターピアからの二者選択はハッキリし、あとは相手も見ながら選ぶことに。主導権を取れる相手なら多分イェンスでも十分やれるはずですが、問題はそれができない時にどうなるか・・・

 

あとはリックがまだちょっと雑なのと、態度と髪型を改めたビラルがやっぱり決定機を逃したのが残念でした。