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トールンストラの2得点でFC フローニゲンに勝利(第22節:フローニゲン-thuis結果)

フェイエノールトは今シーズンの神聖な目標にまた一歩近づいた。イェンス・トールンストラの2得点によえい、土曜夜にFC フローニゲンに2-0で勝利。これでフェイエノールトは日曜は良い気分でエールディヴィジのライバルたちの行方を追うことができる。FC フローニゲンはジュニーニョ・バクーナへのレッドカードにより10人で試合を終えた。

 

今シーズン デ・カイプを訪れた全てのチームの中でも、FC フローニゲンはフェイエノールトがボールを持った際に最も自陣深くに下がったチームだった。スピッツだけとセンターサークル付近に残し、残るフィールドプレイヤーは全員自陣ペナルティエリア付近に密集していた。

 

しかしフェイエノールトはビジターチームの5-4-1システムに上手く対応し、FC フローニゲンの守備体系を揺さぶるだけのテンポでボールを動かそうとしていた。ようやくそれが実現したのはHT直前。ルーベン・イェンセンがフローニガースの決定機を逃した直後、トールンストラがピッチの反対側で先制点を決める。右サイドの見事なアクションで相手を抜いたスティーヴン・ベルフハイスのクロスをダイレクトで蹴り込んでみせた。

 

そのベルフハイスは前半のこり数分間で2回連続チームにリードを広げるチャンスを得たが、トニー・フィレーナのパスからのシュートはバーを超え、その1分後の右サイドからのシュートはGK セルヒオ・パトに防がれた。

 

フローニゲンは後半もほとんどゴールを狙おうとしてこなかったが、60分過ぎのトールンストラの2-0のゴールはフェイエノールトに勢いを与えるのに大歓迎の得点だった。これでチームはリーグ戦8連勝が事実上決まり、残り時間はプレッシャーを感じずに得失点差を観客を楽しませることを狙える状況に。

 

その意味ではトールンストラの2点目をアシストしたヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンは良いお手本だっただろう。ペナルティエリア内で高いクロスをコントロールすると、そこから綺麗なハックボールでチームメイトへ決定的パス。突然GKの前でフリーになったトールンストラがゴール逆隅に突き刺した。

 

ジュニーニョ・バクーナがテレンス・コンゴロへの激しいファールでレッドカードを受けピッチを去ったことで、フローニゲンは傷を広げない他はほとんど何もできず。その姿勢のためにフェイエノールトにとっては点差をさらに広げるのは容易ではなくなり、残り15分でカリム・エル・アマーディに替えてディルク・カイトを、残り5分でコンゴロに替えてミケル・ネロムを投入。

 

デ・カイプにもうゴールは生まれなかったが、ヘット・レヒューンはそれでも勝利に大満足だったはずだ。フェイエノールトはこれでウィンターストップ明けからリーグ戦一つの失点も無く5連勝を飾った。

 

Feyenoord - FC Groningen 2-0

Scorverloop:

38’ Jens Toornstra 1-0

66’ Jens Toornstra 2-0

 

Scheidsrechter: Serdar Gözübüyük

Gele kaarten: Tonny Vilhena (Feyenoord), Desevio Payne (FC Groningen)

Rode kaarten: 75’ Juninho Bacuna (FC Groningen)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Brad Jones; Rick Karsdorp, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo (82’ Miquel Nelom); Karim El Ahmadi (76’ Dirk Kuyt), Jens Toornstra, Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Eljero Elia.

FC Groningen: Sergio Padt; Desevio Payne, Kasper Larsen, Etiënne Reijnen, Yoëll van Nieff; Juninho Bacuna, Samir Memišević, Ruben Yttergård Jenssen (81’ Tom Hiariej), Simon Tibbling (64’ Alexander Sørloth); Mimoun Mahi, Bryan Linssen (57’ Oussama Idrissi)

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-fc-groningen-netherlands-eredivisie-2016-2017/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「事前にフローニゲンがどうくるか予測が難しかった。4-4-2を予想していたが、彼らは1スピッツだった。我々はピッチ上で彼らのシステムに合わせて上手くスイッチ、特に中盤のタスクを切り替えられた。規律あるプレーで、ボールテンポは高く、上手くゲームを作れていた。1回だけカウンターで大チャンスを与えたが、我々は何度も大チャンスを作ったし全体的には相応しい勝利」

 

「我々相手にシステムを変えてくるチームはこれまで何度も経験している。我々にとってはチームを準備させるのが難しくなるが、それに対してしっかり武装していなければいけない。今日は上手くやれた」

 

「ウィンターストップからリーグ戦5試合連続無失点。これは自信になるし、我々の強みでもある。我々は常にチャンスを作れるチームなのは分かっているし、無失点に抑えていれば勝つチャンスは十分あるということ。今日は多分もっと得点を取れただろうが、最終的には3ptsに喜んでいるよ」

 

「トールンストラの2得点は監督の正しさの証明?我々が勝ったのだから、監督としては嬉しいよ。イェンスがゴールを決めたのは彼にとって良いことだが、それ以上にチームにとって良いこと。選手たちは次第に私を悩ませてくれているし、チーム内に毎試合楽しんでいる様子が見える。今日も勝ち、2得点と無失点。満足だし、自信を持って先を見ることができる」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/41049-gio-de-nul-houden-is-onze-kracht.html

 

イェンス・トールンストラ

「また3pts. 次第に近づいているよ。彼らが5DFで来るとは予想してなかったからちょっと切り替えが必要だった。でも試合全体を通して僕らはソリッドなプレーで上手くコントロールできた。ちょっとやり過ぎなくらいだったかもしれない。後半はみんなあちこちでハックをしていた。変なことはすべきじゃ無い。ヤン・アーリーのアシストは素晴らしかったけどね。でも僕らはもっと得点を決められたはず。得失点差がシーズン最後に利く可能性はあるんだから」

 

「2ゴールを決められたのは最高だけど、先週のリベンジの気持ちはそれほど無かったよ。僕はただチームのために重要な仕事をしたいし、またスタメンで出れれば自分のベストを出したいと思うもの」

 

「常に自分自身に目を向けているけど、これで明日は落ち着いて他のチームの試合を見れるよ」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/toornstra-solide-overwinning

https://www.fr12.nl/nieuws/41047-toornstra-ik-leef-niet-met-revanchegevoelens.html

https://www.fr-fans.nl/nieuws/28867/toornstra-blij-met-basisplaats-je-wil-je-van-je-beste-kant-laten-zien

 

ヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデン

「トラップで最初ボールを上手くコントロールできなかったんだ。そのアクションの時にイェンスがいるのは見えたから、軸足の後を通してパスを出した。彼がシュートを決めてくれて嬉しいよ。そうじゃなければ何にもなっていなかったからね。悪くは無かったでしょ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/41051-van-der-heijden-over-zijn-actie-niet-slecht-nee.html

 

ディルク・カイト

「自分がプレーしないのは驚いたしガッカリした。それは昨日監督とも話をしたよ。休養という意味で時にプレーしないことがあるのは分かっていたし、それは理解している。AZ-uitのようにね。でも今回はそういう意味ではないと思っている」

 

「前線には多くの選択肢があるし、みんな良くやっている。僕はキャプテンとして一線を引かれていると思っていたけど、監督に昨日説明された。ショックだったけど、飲み込むしか無い。僕にはもっと大きな目標がある。それはフェイエノールトで何かを勝ち獲ること」

 

「僕は再び自分を証明しなければいけないし、僕がフェイエノールトのために全力を尽くすことはみんな分かっている。ピッチ外で重要な役割を負ってはいるけど、僕はピッチ内でもそうありたいんだ」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/28871/ik-heb-een-groter-doel-en-dat-is-iets-winnen-met-feyenoord

 

 

ナイラントが愚痴るのもよく分かります。まさかの5-4-1でなかなか苦労しました。実際1回与えた決定機で先制を許していたらちょっと面倒なことになっていた可能性もあります。リックには反省して貰いたいシーン。

 

良かったのは序盤からボールテンポが高くボールを動かせていたことでしょう。ミドルシュートがもう少しあればというのと、ライン間や裏のスペースやに走り込む動きと、そこにピンポイントで出せる選手がいれば言うことは無いですが、まぁそこまで求めるのはいろいろと酷。

 

全体的にはベルフハイスとイェンスがしっかり仕事してくれたのが今後のチームの大きなベースになるはず。さ~すがにこれでジオもスタメンを固定するのでは・・・ 後は低調な両バックの調子がもうちょっと何とかなると良いですが。

 

トニーが4枚目でリーチ。翌々週がPSV-thuisなので来週のADO-uitはお休みさせる可能性も。