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ペッレとインマルスの活躍でN.E.C.に大勝!

土曜夜に行われたエールディヴィジ第7節で4日間で2回目のN.E.C.との対戦となったフェイエノールト。水曜のベーカー戦第2ラウンドで延長の末の2-3での勝利に続き、土曜のリーグ戦ではデ・カイプで5-1と文句なしの大勝を収めた。前半にはグラツィアーノ・ペッレがフェイエノールトでの初ゴールを含む2得点を決めて安心のリードを得ると、後半はレクス・インマルスハットトリックを達成して最終スコアに。

 

両チームともデ・ホッフェルトでのベーカー戦で120分戦った後の中二日の試合からどれだけ快復しているかが最初の疑問だった。ロナルド・クーマン、アレックス・パストール共にチームを替える理由は十分あったが、結局水曜の試合からほとんど選手が続いて出場。

 

土曜夜のデ・カイプでの前半が見ていてパッとしないものになる可能性は高かった。両チームともスローテンポで、N.E.C.に至ってはほとんど攻撃への姿勢を見せることができず。そのおかげでフェイエノールトはHTまでに労せずして2-0のリードを得る。

 

前半多くのチャンスを作っていたわけではないロナルド・クーマンのチームだったが、高い効率性を見せる。それは完全にどちらのゴールも決めたスピッツ グラツィアーノ・ペッレのおかげだろう。フェイエノールトに加入以来、周囲に印象づける数字を残せていなかったスピッツだったが、N.E.C.相手に2チャンスで2点を決め、自分が真のゴールハンターであることを知らしめた。

 

2得点ともアシストはダリル・ヤンマート。15分にこのDFが上げた素晴らしいクロスをペッレがヘディングであわせ、バーの下を叩いてそのままゴール。HT直前にもヤンマートのスルーパスを受けてバボシュと1対1になったペッレが冷静に流し込んだ。

 

その前には現在N.E.C.でプレーする元フェイエノールダー エファンデル・スノが倒れたことでデ・カイプが不穏な空気に。かつてヨング・アヤックスでの試合中に心臓発作を起こしたことがあるMFは、30分過ぎに突然ピッチにうずくまり、手で胸を押さえて苦しみだした。そのしばらく後に拍手に送られながらピッチを後にし、検査を受けるために病院へ。

 

2-0のリードで心配する事無く後半を始められたフェイエノールトだったが、HT後もチームは落ち着きに欠ける印象で、それはレクス・インマルスの2ゴール後も変わる事はなかった。このMFはHT直後に自ら獲得したPKで試合を決定づけると、15分後には途中出場 ルーベン・スハーケンのハイクロスを頭であわせてゴール。

 

N.E.C.もセーレン・リエクスがコンボイのクロスに滑り込んで1点返す。残り30分で3点の大きなリードを得ていたフェイエノールトだったが、それにも関わらずN.E.C.にデ・カイプで何かしら得られるかもしれないという気持ちを残させてしまった。フェイエノールトはボール回しにケアレスミスが多く、何度も相手にボールをすぐ奪われてしまっていた。

 

フェイエノールトが本当に安堵できたのは、インマルスがこの夜自身3点目を決めた終了5分前。ヨルディ・クラーシのFKを頭であわせた。その前にはコスタス・ランプルーがメルフィン・プラッチェとケヴィン・コンボイの立て続けのシュートに対して2回のファインセーブを見せ、90分を終えてフェイエノールトは5-1で今シーズン最大の勝利を収めた。

 

Feyenoord – N.E.C. 5-1

Scoreverloop:

16’ 1-0 Pellè

44’ 2-0 Pellè

47’ 3-0 Immers (strafschop)

49’ 3-1 Rieks

63’ 4-1 Immers

85’ 5-1 Immers

 

Scheidsrechter: Nijhuis

 

Geel: Roorda, George (N.E.C.)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Lamprou; Janmaat, Kongolo, Martins Indi, Nelom; Leerdam, Immers, Clasie; Verhoek (46’ Schaken), Pellè (81’ Vilhena) en Cissé (69’ Fernandez).

N.E.C.: Babos; Breuer, Van Eijden, Cmovs, Conboy; Sno (33’ Roorda), Foor (77’ Ten Voorde), Koolwijk; George, Platje en Rieks (67’ Van der Velden).

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120929_verslag_nec

 

ロナルド・クーマン

「最近チャンスにもっとゴールを決めなければいけないと批判があった。だから今日は非常に効率良く決められたことを喜んでいるよ。しかし局面をコントロールすることも望まれている。それはあまりできていなかった」

 

スピッツたちは最終的にゴールによって報われるもの。今日のグラツィアーノはチームにとって非常に重要な存在だった。ペッレにとってゴールを決められたことは素晴らしい。いろいろ言われているが、私は良いスピッツだと思うから彼を獲ったんだ」

 

「レクスの3得点もこれからの彼の力になるだろう。特に水曜日にゴールを決めた直後だしね。レクスは毎シーズン10~15得点を決められる。最近批判はあったが、今日はそれにしっかり答えを出して見せた」

 

「3-0にした後はプロフェッショナルに試合を終わらせるべきだったのに、すぐに3-1にされてしまった。4-1にした後はまずまずのプレーだったが、そこまでは不注意なミスが多すぎた」

 

「ヴェスリーは体調不良だったと言っていた。それが交代の理由」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120929_reactie_koeman

 

ヨルディ・クラーシ

「僕らは雑な時間帯もあったけど、今日は作ったチャンスをいくつも決められた。今日のゴールはこれからの自信になる。チームにとってもペッレとインマルスにとってもファンタスティックなこと」

 

グラツィアーノ・ペッレ

「今日はパーフェクトなチームパフォーマンスだった」

スピッツなら誰だっていつもゴールが欲しいもの。僕もそうだったし、フェイエノールトでの最初のゴールとチームとして力を見せられたのが嬉しい。これを続けていかないと」

「僕はプレシーズンからいた訳じゃないから、時間が必要なのは当然。チームメイトとの連携は良くなってきているし、僕らにはいつだって支えてくれる素晴らしいサポーターがいる。ここでゴールを決められたのは最高の気分」

「何点決めるとか、誰が決めたかとか気にはしてない。僕は毎週このクラブのために200%の力を尽くしている」

「試合後に母親から甥っ子が生まれたと電話があったよ。これはまた励みになる」

 

レクス・インマルス

「グラツィアーノがこれくらいできるのは知っていたよ。彼はファンタスティックなプレーだった。今シーズンの僕らはいつも効率良くやれていなかったけれど、今夜はとても上手く行った。サポーターにとって5ゴールは素晴らしい夜」

「僕は最初は苦労していたし、それは今夜は違った訳じゃない。でも本当にホッとしたよ」

「僕らはまだまだ良くなると思う。3-1にされた失点は不要なものだった。でも数日間で同じチームに2勝できたのはとても良い」

「これは僕のプロ・フットボールでの最初のハットトリック・ボール。プロになる前にはDSOで45分間に4得点したことがある」

「このゴールが確信になるとヨルディが言っていた?もちろんだよ」

「PKだけはバボシュの近くに飛んでしまったけど、僕はまだPKを失敗したことはないんだ」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120929_pelle_immers

 

コスタス・ランプルー

「今日の試合は自信になるよ。ちょっとだけ楽しんで、その後はまた次のFC フローニンゲン戦へ集中する」

「あの連続セーブはあっという間の出来事だった。最初のシュートは足に当てて、リバウンドは弾いてCKにした。僕らは試合をコントロールはしていたけど、後半の僕はちょっと忙しかったかな。でも僕にとってはもっと力を見せられるチャンスだからね」

「これまでの数週間と比べれもずっと落ち着いてプレーできている。どんどん良くなっているし、この調子を続けていきたい」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120930_lamprou_nec

 

 

120分から中二日での連戦で大変だったようですが、決めるべき人がしっかり決めれば楽なもんです。特にデ・カイプのニュー・ヒーローになるべきレクスがハットトリックという結果を残せたのは大きな意味があります。次のトッパーまでこの調子で自信を積んでレヒューンの信頼を得ていけると良いですねぇ。

 

ヤンマートも良かったし、しばらくは楽な相手が続くのでしっかり勝ち点重ねていきたいもの。