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ゴールラッシュでヘラクレスを圧倒

日曜午後に行われたエールディヴィジ第32節、フェイエノールトヘラクレスアルメロとのホームゲームで6-0と今シーズン最大の大勝、デ・カイプで大きなフェストを開いた。監督 ロナルド・クーマンのチームは前半だけでグラツィアーノ・ペッレ(2x)、ジョン・ホーセンス、レクス・インマルスのゴールでビジターチームの膝を折り、ややテンポが落ちた後半もルーベン・スハーケンと再びホーセンスが追加点。ヘラクレスのGK レムコ・パスフェールがHT直前にスハーケンを倒してレッドカードを受けている。

 

ヘラクレスアルメロにとってはデ・カイプでプレーする事はほとんどできなかった。監督 ペーター・ボスのチームは1週間前にエールディヴィジ残留を決めたため、ボスはチームがロッテルダムで伸び伸びとフットボールができるだろうと語っていた。その時点ではボスは選手たちが日曜にその言葉通りのプレーを見せてくれると思っていただろう。

 

実際ヘラクレスは試合開始の笛から全力で攻撃に出たが、守備もフットボールの本質の一部である事を完全に忘れているかのようだった。結果としてフェイエノールトがボールを奪うと前線は即1対1の状況に。20分過ぎにジョン・ホーセンスの素晴らしいFKがゴール上隅に直接決まった後でも、ヘラクレスがプレースタイルを変える事はなかった。

 

フェイエノールトは非常に単純な形で得たチャンスから前半だけで15回のシュートを放つ。HT直前にはレクス・インマルスのスルーパスにルーベン・スハーケンが走り、マーカーを完全に振り切ったことで、不運なGK レムコ・パスフェールはスハーケンの足に手を掛けるしかなかった。その結果ペッレが完璧なPKで途中出場 ブライアン・ファン・ローを破る。

 

前半30分過ぎにこの試合のハイライトとなるゴールを決めていたペッレにとってはこの日2ゴール目。クラブトップスコアラーはペナルティエリア外でボールを持つと、10分前にホーセンスがFKを決めた様に、強烈なカーブを描くシュートでネットを揺らして見せた。

 

ヘラクレスはこのゴールの後も自分たちのゴールへの扉を開け続け、フェイエノールトは数分後に再びチャンスを決める。前線へ上がったダリル・ヤンマートからのボールはゴール前で

DF ベン・リーンストラを完全にかわしたレクス・インマルスへ。このMFがフリーでシュートを決めた。

 

ヘラクレスがエクストラDFをピッチに入れて自陣に引きこもった後半もプレーイメージはほとんど変わらず。フェイエノールトが作るチャンスがやや少なくなっただけで、デ・カイプが一方的なワンサイドゲームなのは変わらなかった。

 

レヒューンにとっては後半の間に何度もウェーブを起こして大勝を祝うのに理由はいらなかった。お祭り気分は後半の2ゴールでさらに大きなものに。後半開始10分にホーセンスのスルーパスからスハーケンがドリブルでGKもかわしてゴール。10数分後にはその反対に、スハーケンの正確無比のクロスをホーセンスが頭で突き刺した。

 

Feyenoord – Heracles Almelo 6-0

Scoreverloop:

19’ 1-0 Goossens

30’ 2-0 Pellè

33’ 3-0 Immers

45+1’ 4-0 Pellè (strafschop)

55’ 5-0 Schaken

68’ 6-0 Goossens

 

Scheidsrechter: Van Boekel

 

Geel: Martins Indi (Feyenoord), Vujicevic (Heracles Almelo)

 

Rood: Pasveer (45’, Heracles Almelo)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen (59’ Nelom), Martins Indi; Clasie (77’ Verhoek), Immers, Vilhena (59’ Vormer); Schaken, Pellè en Goossens.

Heracles Almelo: Pasveer; Koenders, Rienstra, Schenkeveld; Quansah, Vejinovic (46’ Veldmate), Vujicevic, Paljic (45+1’ Van Loo); Bruns, Castillion (84’ Gouriye) en Everton.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130428_verslag_her

 

ロナルド・クーマン

フェイエノールトを楽しんだよ。もちろんもっと上手くやれると思ったシーンも何度かあったがね。もっとゴールを決めるべきだった。だがヘラクレスのやり方のおかげでもあった。彼らはとても攻撃的に1対1でプレーしてきた。我々はそれを上手く利用できた。もっと早く点差を広げなければならなかっただろう」

 

「3-0にした後もアグレッシヴさを保って主導権を取ってプレーし続けた。これは賞讃に値する。後半も最大限にリードを広げようとしたし、6ゴールは我々としてはとてもとても多い、ユニークな結果。これは最後の2試合に向けて自信になる」

 

「HTに後半もこのまま続けようと言った。最終的に得失点差を見なければならなくなるかもしれないからね。そうなったら我々にとっては素晴らしいことではないが、あらゆる可能性を考慮しておかなければならない。それに47.000人が集まっていたし、後半も力を抜く事はできない」

 

「欧州戦への直接枠を確保するという我々の目標は今日で正式に達成した。しかし自力では無いとは言え、まだもっと良い結果を得られる可能性は残っているし、ここからはできるだけ高い所を目指す。ADO デン・ハーグに勝てば2位になるチャンスは大きいと思う」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130428_koeman_heracles

 

ステファン・デ・フライ

「これが最高のデ・カイプ。太陽、良いピッチ、多くのゴールと3pts。これ以上ないよ」

 

「僕らは得失点差で5点フィテッセに劣ってたけど、これで彼らを越えた。後半もこのままのペースでやろうと言っていたんだ」

 

PSVはまだ最終日にトゥエンテへいかなければならない。僕らは自分たちの試合に勝つだけ。それができればチャンスは十分ある」

 

ジョン・ホーセンス

「FKを得た時に自分の力を見せなければいけない瞬間が来たと感じたよ。上手く決まってくれた。ファンタスティックだったね」

 

「僕のシュートにはかなりの毒がある。今シーズンはずっと離脱していたし、この数試合でようやく力を見せられるチャンスが来たから、どうしても決めたかった。シーズンを良い形で締めくくりたいね」

 

「試合前に選手たちでなるべく早く点差を広げようと言っていた。それができたのはヘラクレスが果敢にプレーしてきたおかげだけど、僕らがスペースを見つけて素早くボールを動かせたおかげでもある。今日は全てが上手くいったし、6ゴールなんてもちろんとても素晴らしい午後だ」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130428_goossens

 

 

当たるとでかいヘラクレス戦。大胆にも3バックで来てくれたお陰で今日は大当たりでした。いつもこうだと助かります・・・。

序盤こそなかなか果敢なプレッシングで手こずり気味でしたが、落ち着いて相手の組み立てを邪魔してからの速攻で1対1を作ってフィニッシュ、という形ができてからは余裕の展開。今シーズン最初の直接FKでのゴールを期待通りホーセンスが決めてくれ、さらにペッレのスーパーシュート、レクスの2試合連続で勝負あり。2得点2アシストとさすがの実力をようやく見せられたホーセンス以外にも、トニーもとても良かったですね~。

 

終盤は攻め疲れと3枚替えでさすがにペースが落ちましたが、途中出場組ではミケルがさすがのプレー。左バックとしてはブルーノよりも期待できるんですが。