ロン・フラールはそのキャリアをAston Villaで続けることになる。金曜にプレミア・リーグのクラブと3年契約で合意。Aston Villaがフラールの契約で定められていた移籍金を支払う用意ができたことで、月曜にバーミンガムでメディカル・チェックを受けることになった。フラールはフェイエノールトで土曜日曜のトレーニングには参加するが、日曜にキエフへ出発するセレクションには帯同しない。
マルティン・ファン・ヘール
「Aston Villaの移り気な振る舞いで翻弄されたが、ロンの契約に移籍金の上限が決められてあったのは知られていたこと。今になってAston Villaが要求額を払う意志を明らかにしたことで、ロンもAston Villaと合意した。ビジネスとして我々もそれを受け入れた」
「ロンはこのクラブの旗頭。キャプテンであり真のリーダーとして素晴らしいシーズンを送ってきた。彼の経験とリーダーシップを失うことはフェイエノールトにとって大きな損失。しかしロンは7年間に渡って我々のクラブに心と魂を尽くしてくれたし、我々は彼のステップアップを温かく送り出したい。だがこれが残念な事態なのは当然変わらないよ」
「Aston Villaのやり方でこの数週間非常に乱された。さらにすぐに試合を控えている我々にとって望ましくないタイミング。そういう意味では1週間前に決まって欲しかった」
ロン・フラール
「フェイエノールトを去るのは変な気分だけれど、僕にとってプレミア・リーグ行きは夢。今になって交渉が再開されて、Aston Villaもここしばらくのやり方を謝罪してくれた。このタイミングでサポーターが嬉しくないのは想像できるけれど、このプレミア・リーグ行きを彼らが受け入れてくれることを願っているよ」
「僕にとってフェイエノールトを去るのは辛いこと。このクラブは僕の心に根付いているからね。このクラブで山から谷まで多くの経験をした。僕にとって最高の瞬間は2位になってEKにも出れた昨シーズン」
「僕はフェイエノールトでファンタスティックな時間を過ごせたし、その中でレヒューンにはいつも多くのサポートをしてもらった。僕とフェイエノールトとの関係は永遠。デ・カイプにはきっと戻って来る」
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=2012_vlaar_naar_villa