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最終テストはReal Mallorcaと引き分け

フェイエノールトは水曜日にデ・カイプでReal Mallorcaと練習試合を行い、スコアレスドローで引き分けた。フェイエノールトは試合全体を通して優勢でベスト・チャンスも数回作ったが、スペインチームのゴールをこじ開けることはできず。オマール・エルアプデラウィが途中出場でフェイエノールトでの非公式デビューを果たしている。

 

フェイエノールトにとって最大のメリットになったのは、Real Mallorcaがほとんどフットボールをしようとしなかったことだ。2年前の練習試合では何度も攻撃を仕掛け、素早いコンビネーションで多くのチャンスを作り出したスペインチームだったが、この水曜日の危険なシーンは2本の遠目からのシュートだけで、1本目はエルヴィン・ムルデルが易々とつかみ、2本目は枠を外れた。

 

フェイエノールトの素晴らしい組織に対してReal Mallorcaは多少の抵抗をする程度。FC ドルトレヒト戦前半はAston Villaからの関心のためにまだベンチにいたロン・フラールがスタメンに戻り、ホームチームは訪問者に対してデ・カイプで何かをやれるという考えを一瞬も与えなかった。

 

対照的にフェイエノールトは特にカウンターから最も危険なシーンを作り出していた。開始15分ですでに2回の大チャンス。一つ目はステファン・デ・フライからの素晴らしいパスを受けたセク・シセがDFのマークを外しフリーになったが、シュートはGKの手の中に。数分後にもレクス・インマルスがGKと1対1になったが、ボールタッチが大きすぎてシュートに持って行けなかった。20分過ぎにもフェイエノールトの新たな10番はルーベン・スハーケンのクロスから狙ったが、ボールにしっかりヒットできず。

 

HT後もピッチ上の関係は変わることなく、試合のテンポは多少落ちたものの、フェイエノールトは支配し続けた。しかしReal Mallorcaをムルデルの守るゴールから大きく遠ざけたものの、測ったようなチャンスを創り出すほど優勢にも立てず。

 

残り15分になって、ジェルソン・カブラル、ハルメート・シン、オマール・エルアプデラウィが投入されると、フェイエノールトはスペインチームのゴールに激しいプレッシャーをかけ始める。最もゴールに近かったのはレクス・インマルス。エルアプデラウィのフェイエノールトのユニフォームを着てのファーストアクションでペナルティエリア外際からFKを得ると、ジェルソン・カブラルの蹴ったボールにインマルスが頭で合わせたがバーを叩いた。

 

Feyenoord – Real Mallorca 0-0

 

Scheidsrechter: Van Sichem

 

Geel: Victor, Lluis (Real Mallorca)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Leerdam (46’ Janmaat), De Vrij, Vlaar, Martins Indi; Vormer (64’ Singh), Immers, Clasie; Schaken (72’ Cabral), Fernandez en Cissé (72’ Elabdellaoui).

Real Mallorca: Aouate; Navarro, Nunes, Ramis, Lopez; Pina, Marquez (54’ Lluis), Alfaro (82’ Joao); Pereira (60’ Arizmendi), Gimenez (42’ Tomer) en Victor (72’ Bigas).

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120725_verslag_real_mallorca

 

ロナルド・クーマン

「結果には満足していないが、ためになる試合だった。Real Mallorcaのようなチーム相手に5,6回の大チャンスを作れたのはとても良いことだが、ネットを揺らさなければどうしようもない。少なくとも2回はゴールできたはず」

 

「FC ドルトレヒト戦でシセは前半2回ゴールを決めたが、今日の彼は大チャンスを外した。これも起こり得ること。一方で来週のDinamo Kiev戦では我々はそんなに多くのチャンスは作れないだろうから、効率性は上げなければいけない」

 

「今日は多くの選手が暑い中で90分間プレーできた。フィジカル面では良い状態にある。良い組織でプレーしていたし、間違いなく一つのチームになっている。これはとても嬉しい事」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120725_koeman

 

ダリル・ヤンマート

「今日プレーするのを本当に楽しみにしていたよ。このスタディオンで自分たちの観客を前にプレーするのは最高だ」

 

「監督は右バックのポジションをまだ明らかにしていないけど、個人的にはポジション争いはそんなに気にしていない。僕はトレーニングをしっかりやっていつものようにプレーするだけ。スタメンは監督が決める事」

 

「Real Mallorca相手にほとんどチャンスを与えなかったのは自信になる。でも逆にゴールを決めるのに苦しんでいる。Kievでは10回もチャンスを貰えるとは考えられない。作ったチャンスはしっかり決めないと」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120725_reactie_janmaat_mallorca

 

 

相手がかなりやる気無かったので多少微妙ではあるものの、テストとしては多分合格点。フラールが戻ったDF陣は何の問題もありません。逆にこれまでキャプテンマークを巻いていたことでステファンが精神的に少し成長したか、非常に良いです。

 

中盤のクラーシの相方はフォルメルかシンになるはずで、相手ボールを獲るのならフォルメル、自分たちがボールを持って押し込んでいる状況ならシン、という印象。まぁとりあえずフォルメルがスタメンでしょう。10番のレクスはまだボールロストが多いものの多くのチャンスに絡んでいるのは間違いなく、とにかく結果が出てくれば精神的に乗ってきて影響力を発揮してくれるようになってくれるはず・・・と今は期待する他無し。

 

3トップはまぁこんな感じ。特にセクはスピードとフィジカルでかなり相手を苦しめてました。途中出場のカブラルも良いプレーを連発。

 

初登場オマールは噂通りテクニックとスピードがあり、勇敢なメンタリティも備えているようでデ・カイプを盛り上げられる選手になるという期待感。

 

いよいよ来週はCL予選。このレベルでどうなるかはやってみなくては分かりません。