カリム・エル・アマーディがフェイエノールトに戻って来た。フェイエノールトは29歳のMFをAston Villaから獲得、デ・カイプで3年契約にサインしたとクラブサイトで発表した。エル・アマーディは2008年から2012年までフェイエノールトでプレー、その間2011年には半年間Al Ahliへレンタルされていた。Aston Villaとの契約は残り1シーズンだった。
「カリム・エル・アマーディは是非オランダに戻りたいと願っていたんだ」とテクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘール。「この経験ある選手をセレクションに加える事ができて嬉しいよ。中盤の選択肢はさらに広がった。それにエル・アマーディはフレッド・ルテンと一緒に仕事をして成功した過去があるし、もちろんフェイエノールトとデ・カイプにとっても馴染みの選手」
「僕はもう一度フェイエノールトに戻って来たいとずっと言っていた」とエル・アマーディ。「今こうしてその時が来たんだ。僕のフェイエノールトでの最初の帰還でこのクラブは成長し、近年はさらに伸びてきている。また満員のデ・カイプでプレーするのが本当に楽しみだし、僕の経験をフェイエノールトの他の選手たちに伝えたい。それにフレッド・ルテンとまた一緒にやれるのも素晴らしい事。彼は僕にとってはキャリアの最初においてFC トゥエンテでとても重要な人だった」
エル・アマーディはフェイエノールトでの最後の1年で素晴らしいシーズンを送った後に2012年夏にAston Villaへ去った。プレミア・リーグではこのモロッコ人MFは過去2年で51試合に出場、3得点を挙げている。
イングランドへ去る前にエル・アマーディは2008年にFC トゥエンテから移ったフェイエノールトでの最後で3シーズン プレー。エル・アマーディはフェイエノールトのシャツを決めてリーグ戦65試合に出場、そのハイライトは2011-2012シーズンの2位到達だった。
http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/karim-el-ahmadi-keert-terug-bij-feyenoord
カリム・エル・アマーディ
「戻って来たという感じがするよ。僕はいつかフェイエノールトに戻りたいとずっと言っていたし、今その時が来た」
「Aston Villaとはまだ1年契約が残っていたから、出ていく必要は無かった。監督は大きなセレクションを望んでいたし、僕に残って欲しがっていた。僕もまだAston Villaでやるつもりだったけど、将来も考えて今が選択の時だと感じたんだ。いずれにせよフェイエノールトには戻りたかったしね。フレッド・ルテンともう一度やれるし、欧州戦にも出れるのを楽しみにしている」
「僕はイングランドでメンタルが強くなったし、美しいフットボールだけじゃないのを学んだ。イングランドでは勝つ事だけが重要で、そのためには激しさが必要なんだ。それについていけなければベンチに座る事になる。そこから多くを学んだよ。これからフェイエノールトで僕の経験を伝えていきたい」
「フレッド・ルテンは僕にとってとても重要な人。自分のクオリティをどうすれば最大限に活かせるかを教えてくれたのが彼だったし、ピッチの外でもいろいろ教えてもらった。彼が僕を一人前のフットボール選手にしてくれたんだ。だからまた彼と一緒にやれるのがとても楽しみだよ」
「ルテンのもとでの最初の試合、彼は僕を16分で交代させたんだよ。僕は怒って腕を振りながら出ていった。ボールにも触ってなかったからね。でもあの交代は正しかったよ、ハハ。あの後はピッチ上で不満を言った1回もない。若い時には馬鹿な事も時々するもの」
「いつか戻って来たい」と言いつつ大体の選手はまず戻って来ませんが、カリムは戻って来ました!しかも予想外に安かったという話。
中盤の層とバリエーションはさらに広がりますが、なんといってもクラーシにとっては彼の復帰は非常に大きな意味があるでしょう。さらに上のレベルに成長するために再び良い関係を築いて欲しいもの。